都府県の飲用向け乳価5円値上げ:中央酪農会議
2013 年 7 月 2 日
中央酪農会議は7月2日、平成25年度の乳価交渉の状況について説明した。会見で内橋政敏事務局長は、都府県の各指定団体と主要大手乳業との間で飲用向け乳価についての方向性がまとまり、飲用向けについては10月分から5円の値上げとなると説明した。今回の値上げは、20年度の期中改定以来の上げ幅。
内橋政敏事務局長は「今回の乳価値上げにより、乳業メーカーは製品の価格改定を進めることになるが、中酪として側面的に支援していきたい。また、生産者に対しても、酪農経営に関わる情報を正確に発信するなど、支援を拡大する。消費者に対しても、飲用牛乳についての理解促進を続けていきたい」と価格改定に向けた中酪の姿勢を示した。なお、価格改定への側面的な支援の第一弾として、牛乳市場をめぐる状況を流通業者に理解してもらうため、流通業者向けの新聞に広告を掲載した。
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