牛乳・乳製品は最も国内自給が求められる商品―雪メグ・小原会長

2011 年 2 月 4 日

Filed under: — djito @ 6:58 PM ニュース

雪印メグミルク(株)・酪農総合研究所は4日、札幌市内で酪総研シンポジウムを開催した。
今年のテーマは「酪農現場におけるバイオセキュリティ―予防とリスク低減のために!―」で、全国から約200名が参加した。

主催者挨拶で同社・会長の小原實氏は、日本ミルクコミュニティ(株)および雪印乳業(株)の吸収合併に触れ、「変化の激しい時代に即応できる体制を整備した。4月1日から総合乳業メーカーとして新スタートする」と話し、乳へのこだわり、消費者重視、酪農生産への貢献という三つの使命を掲げていることを語った。

また、「牛乳・乳製品は国内外ともに需給はひっ迫傾向にある」とし、乳製品の国際貿易量は非常に少ないことから、「牛乳・乳製品は最も国内自給が求められる商品である。何としても国内自給を果たしていかなければならない」と語った。

さらに、2011年度の国内は需要が供給を上回ることが予測され、乳製品の過剰在庫は減少することが見込まれていることから、「需給動向を注視しながら、安定供給を果たしていくことが最大の課題である」と述べた。

その後、以下の話題提供および意見交換が行われた。
「家畜伝染病の現状と課題、その対応について」
佐藤洋平氏(根室地区NOSAI・西春別支所)
「北海道における取り組みと課題」
立花智氏(北海道農政部食の安全推進局畜産振興課)
「リスク低減のための提言」
林正信氏(酪農学園大学・獣医学部・学部長)

話題提供の詳報はDairy Japan 3月号で。

雪中での取材

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

晩のTMR調製――厳寒の十勝での取材です。
日は暮れて、雪がサラサラと降ってきました。

そうしたなかで写真を撮る場合、フラッシュを使うと、降っている雪が反射してうまくいきません。
だからフラッシュ無しで、カメラがぶれないように、脇を締めてカメラを構えて…。
しかも、レンズが濡れないように迅速に…。

というのが、この写真です。
27立米・ツインオーガー式、どデカいミキサーです。

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