優秀な牛乳販売店の表彰 農乳協:平成21年度 販売コンクール表彰式

2009 年 10 月 31 日

Filed under: — @ 12:05 PM 未分類

()全国農協乳業協会は毎年、牛乳や乳製品の販売や消費、また「牛乳の日(61日)」「牛乳月間(6月)」の普及に貢献した牛乳宅配販売業店および販売部署を対象に、販売コンクールを実施している。そのコンクールの表彰式典が1030日に東京都内で開催され、以下の販売店が最優秀賞を受賞した。

                                                

<販売店の部>:宅配販売業店対象

浜岡販売店・浜岡悟氏(香川県小豆郡土庄町)

()ゆきや乳業・足立之男氏(東京都豊島区)

篠原博文販売店・篠原博文氏(鹿児島県姶良郡姶良町)

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<販売部署の部>:牛乳の日(61日)牛乳月間(6月)のイベント対象

四国乳業株式会社・愛媛支店

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 受賞者の一人「篠原博文販売店」の後継者である裕一さんは、「この業界も高齢化が進んでいるが、若い世代にもこの商売の魅力を伝えていく義務がある」と熱く語った。

雪印メグミルクが平成22年3月期第四半期 決算短信を発表

2009 年 10 月 30 日

Filed under: — admin @ 9:02 PM 業界情報

雪印メグミルク株式会社は10月30日、平成22年3月期第2四半期の
決算を発表した。

それによると、消費低迷の影響を受け、家庭用商品は低価格志向にあり、
業務用商品は需要減退、国産から輸入品への置換えなどにより、

雪印乳業連結業績(4月から9月)は、売上高1405億円(前期比93.2%)、
営業利益58億円(同122%)、経常利益71億円(同118.6%)、
純利益53億円(同119.8%)だった。

また、日本ミルクコミュニティ個別業績(同)は、売上高1113億円(同96.5%)、
営業利益16億円(同122.7%)、経常利益18億円(同127%)、
純利益10億円(同67.1%)となり、

平成22年3月期業績予想として、
雪印メグミルクの年度見込みを、売上高3850億円、営業利益120億円、
経常利益130億円、純利益95億円と予想した。

同社グループの取り組みとしては「需要拡大」が急務であり、
収益性の高いチーズなどの商品戦略と、
経営統合に合わせた販売戦略の強化を行なう、などとした。

「高繊維/低エネルギー」プログラムは乾乳前後期のDMIの差を少なくするか

Filed under: — maetomo @ 10:00 AM 未分類

江別酪農研究会の例会に今週、参加しました。
今回のテーマは「乾乳期の管理について」、講師は(株)丹波屋・技術部・副部長の内田勇二氏です。

内田氏は「乾乳の栄養管理はいろいろある」と前置きしたうえで、乾乳前期に高繊維/低エネルギー(ハイ・ファイバー/ロー・エナジー)プログラムを行なって成果をあげている北海道の農場の事例を紹介しました。
その農場は、麦稈(輸入)、コーンサイレージ、ミックスヘイなどを使って同ブログラムを行い、乾乳前期の乾物摂取量(DMI)が12kg、乾乳後期のDMIは13kgでした。
同プログラムは、乾乳前期と後期のDMIの差を少なくすると言われていますが、そのとおりになった事例です。

内田氏は、併せて同プログラムを実施するうえでの注意点、ルーメンサイズやボディコンディション・スコア、DMIの動きをモニターすることの重要性、適切な乾乳期間などについても解説しました。

さらなる酪農教育ファームの発展のために 「第1回酪農教育ファーム推進委員会」開催

2009 年 10 月 27 日

Filed under: — @ 4:14 PM 未分類

 ()中央酪農会議は1026日に東京都内で、酪農家をはじめ、小学校教諭などの教育関係者や関係団体で構成される「酪農教育ファーム推進委員会」を開催した。

 「酪農教育ファーム」は設立10年目を迎え、酪農体験、バターやチーズ作り体験を通して“食やいのちの大切さを支援する”ことを目的に教育活動を続けている。その活動は着実に普及し、酪農教育にふさわしいとされた酪農教育ファームの認証牧場数、そして子供たちなど来場者の受け入れ人数も増加している。

 「酪農教育ファーム推進委員会」はこの日、酪農教育ファーム持続的実施のための指導や支援、受け入れがむずかしいとされる冬期間におけるイベントやニーズを掘り起こしていく取り組みや、さらなる発展を目指すための意見交換を行なった。また安全や衛生面にも厳重に配慮し、より良い環境のもとで子供たちの教育活動の充実を図っていくとした。

 酪農教育ファームについて問い合わせは()中央酪農会議・酪農理解促進室(TEL 03-3219-2624

成分無調整牛乳は二桁の減少 今年度第3四半期までの需給見通し

Filed under: — @ 3:54 PM 未分類

                             

 ()日本酪農乳業協会(j-milk)は1026日、平成21年度第3四半期までの生乳および牛乳乳製品の需給見通しについて公表した。

                                  

 それによると、生乳生産量の動向については、北海道は平成198月以降、日均量ベースでは前年を上回って推移。9月以降も前年を超える水準の生産が続くと見込まれ、第1-3四半期合計で2973000t(前年比1.1%増)が見込まれる。都府県においては依然、前年を下回って推移している。しかし、平成217月以降、減少率が若干小さくなっており、9月以降も同様に推移すると見込まれ、第1-3四半期合計で2953000t(前年比2.2%減)と見通される。全国トータルでは、第1-3四半期合計で5925000t(前年比0.6%減)と見通される。

                      

 今年4-12月の需給見通しによると、成分無調整牛乳は値上げした3月から依然、需要の減少傾向が続いており、前年比11.0%減と二桁の減少となる。一方、加工乳、成分調整牛乳、乳飲料は前年比13.9%増、はっ酵乳は前年比3.0%増見込まれている。なお成分無調整牛乳の需要は、今後も大幅減少が続くと見込んでいる。

                  

 また、バターや脱脂粉乳などの特定乳製品においては需要が大きく減少していることにより、在庫水準が増加しつつある。さらに、チーズおよび生クリーム等の需要も大きく減少している。

 現時点の需給状況を考えると、不需要期にあたる年末・年始の学乳休止においての余乳は昨年を超える水準にある。

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 今後、生産者団体や乳業者は実態把握に努め、余乳発生状況等の情報を共有し、不需要期に向けた対策を検討していくとした。

今年の牧草は単純な刈り遅れではないかも

2009 年 10 月 23 日

Filed under: — maetomo @ 7:04 AM 未分類

昨日の「DJニュース」にあるように、今年は牧草もサイレージ用トウモロコシも収穫作業は例年に比べ、大幅に遅れました。
しかし牧草については、「今年は単純な刈り遅れではない」とホクレン・生産振興課は注意喚起しています。

というのは、「日照不足で光合成が正常に行われずに生長し、吸収した窒素を蛋白質に変換(同化)できず、非蛋白態窒素が多いことも考えられる」とのこと。
また、根釧農試・作物科も、「糖含量が低く推移して、サイレージの発酵品質が良くなく、SIP(溶解性蛋白質)が多いことも考えられる」とのことです。

なお、非蛋白態窒素のうち揮発性塩基態窒素は、粗飼料分析の際に熱がかかる(乾燥する)と揮散してしまいます。
ということは、「出穂初期で収穫し、早く刈ったわりには分析上のCP(粗蛋白質)が低い、という結果が出れば、非蛋白態窒素が多いかもしれないと疑ったほうがいい」(ホクレン)とのことです。

さらに詳しくは、来月号の本誌をご覧ください。

収穫が大幅に遅れた牧草・トウモロコシ:北海道

2009 年 10 月 22 日

Filed under: — djito @ 10:39 AM 未分類

北海道農政部は19日、今年度最後の農作物の生育状況を発表した。
それによると10月1―15日の道内の、サイレージ用トウモロコシの収穫作業は平年より大幅に遅れて「遅7日」だった。
主要産地別では、渡島が「遅8日」、網走が「遅10日」、十勝が「遅5日」だった。

今年のサイレージ用トウモロコシは、夏場の天候不順、また地域によっては「すす紋病」の発生も見られ、品質低下および収量不足が懸念されている。

また今年は牧草も、生育・収穫時期の天候不順により、1番草は「遅4日」、2番草は「遅7日」であったことから、品質低下および収量不足が懸念されている。

経産牛名誉賞は南房総市の池田牧場出品牛:第58回千葉県乳牛共進会で

2009 年 10 月 20 日

Filed under: — admin @ 6:07 PM 共進会

10月20日(火)、平成21年度(第58回)千葉県乳牛共進会が開かれ、
72頭が出品し、未経産牛4クラス、経産牛4クラスで覇を競った。
審査員は栗田純氏(日本ホルスタイン登録協会)。

☆経産名誉賞・3才級の部1位=写真
スリーフィールド アスペン ジェミニ ローズ(父イーケーオシーナ アスペン ET)
南房総市 池田美香氏

☆未経産名誉・15月以上18月未満の部1位
テリーデール セプテンバー チャンピオン(父パーシュート セプテンバー ストーム ET)
館山市 和泉澤宏義氏

栗田審査員は、
「経産名誉賞牛は、全体のバランスの良さ、肢蹄の強さがあり、
とくに乳器の高さ、幅があり、3才級らしい素晴らしい牛。
未経産名誉賞牛は、背腰が強く雄大で、歩様がしっかりしている」
と評した。

森永乳業が「CSR(企業の社会的責任)報告書2009」を発行

Filed under: — admin @ 6:19 AM 業界情報

森永乳業株式会社(古川紘一社長)は、このほど「CSR報告書2009」を発行した。

同社は1991年に環境対策室を設置し、環境保全の基本方針と目標を定め、全工場でISO14001認証取得に取り組み、2000年から「環境報告書」として発行してきた。さらに同社グループの環境保全活動だけでなく、経済的側面と、次世代育成への貢献、地域社会貢献などを加え、内容を充実させ、昨年からは「SCR報告書」を発行。

今回の報告書は2008年4月から2009年3月までの成果をまとめたもので、
「工場見学」「料理教室・エムズキッチン」「工場での美化運動」「紙パックリサイクル」
「廃棄物処理状況」「省資源タイプの包装材料」・・・などの現況を解説。

環境保全活動では、再資源率が96.7%(前年比0.3ポイントアップ)。
最終処分量は320トン(前年比47%)、11年連続して削減している。
その他、安全・安心を提供するために同社でできることなどをテーマに
日常の業務と社会とのつながりなどを見つめた内容になっている。

報告書は、同社ホームページからもダウンロードできる。
http://www.morinagamilk.co.jp/company/ecology.html

【平成21年度宮城県総合畜産共進会】開催結果

2009 年 10 月 19 日

Filed under: — admin @ 1:57 PM 共進会

平成21年9月19日(土)、みやぎ総合家畜市場にて宮城県総合畜産共進会が開催された。(主催:社団法人宮城県畜産協会)
乳牛出品頭数:62頭
審査員:栗田 篤氏(社団法人家畜改良事業団盛岡種雄牛センター 業務課長代理)
      沼邊 孝氏(宮城県畜産試験場総括研究員)

☆経産名誉賞
ウツデイランド プロスペクト エンペラー(第6区 4歳未満)
父:メインストリーム プロスペクト ET
角田市 渡辺 孝一氏

☆未経産名誉賞
ナガイフアーム セプテンバー ミツク(第2区 生後12ヶ月以上16ヶ月未満)
父:パーシユート セプテンバー ストーム ET
丸森町 長井 勝氏

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