雪印メグミルクが平成22年3月期第四半期 決算短信を発表

2009 年 10 月 30 日

Filed under: — admin @ 9:02 PM 業界情報

雪印メグミルク株式会社は10月30日、平成22年3月期第2四半期の
決算を発表した。

それによると、消費低迷の影響を受け、家庭用商品は低価格志向にあり、
業務用商品は需要減退、国産から輸入品への置換えなどにより、

雪印乳業連結業績(4月から9月)は、売上高1405億円(前期比93.2%)、
営業利益58億円(同122%)、経常利益71億円(同118.6%)、
純利益53億円(同119.8%)だった。

また、日本ミルクコミュニティ個別業績(同)は、売上高1113億円(同96.5%)、
営業利益16億円(同122.7%)、経常利益18億円(同127%)、
純利益10億円(同67.1%)となり、

平成22年3月期業績予想として、
雪印メグミルクの年度見込みを、売上高3850億円、営業利益120億円、
経常利益130億円、純利益95億円と予想した。

同社グループの取り組みとしては「需要拡大」が急務であり、
収益性の高いチーズなどの商品戦略と、
経営統合に合わせた販売戦略の強化を行なう、などとした。

「高繊維/低エネルギー」プログラムは乾乳前後期のDMIの差を少なくするか

Filed under: — maetomo @ 10:00 AM 未分類

江別酪農研究会の例会に今週、参加しました。
今回のテーマは「乾乳期の管理について」、講師は(株)丹波屋・技術部・副部長の内田勇二氏です。

内田氏は「乾乳の栄養管理はいろいろある」と前置きしたうえで、乾乳前期に高繊維/低エネルギー(ハイ・ファイバー/ロー・エナジー)プログラムを行なって成果をあげている北海道の農場の事例を紹介しました。
その農場は、麦稈(輸入)、コーンサイレージ、ミックスヘイなどを使って同ブログラムを行い、乾乳前期の乾物摂取量(DMI)が12kg、乾乳後期のDMIは13kgでした。
同プログラムは、乾乳前期と後期のDMIの差を少なくすると言われていますが、そのとおりになった事例です。

内田氏は、併せて同プログラムを実施するうえでの注意点、ルーメンサイズやボディコンディション・スコア、DMIの動きをモニターすることの重要性、適切な乾乳期間などについても解説しました。

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.