成分調整牛乳が前年同期比で約88%の伸び:農水省調べ
2009 年 9 月 9 日
このほど公表された農水省牛乳乳製品課の
「最近の牛乳乳製品をめぐる情勢について(9月)」によると、
平成21年4月から7月までの飲用牛乳類の消費は前年同期比3.6%減
となった。牛乳は同10.2%減、加工乳は5.5%減だった。
一方で、成分調整牛乳は同87.8%と大幅に伸びている。
乳飲料は同3.8%減、はっ酵乳は3.2%の増加。
またバター生産量は同11.1%増、脱脂粉乳も同5.0%増となった。
こうした消費構造の変化を受け、酪農生産現場では
バター買い入れ割当や、生産調整などの懸念が強まり
主産地の一部では、それらに備えて今のうちに増産し、
生産実績をつくっておこうという動きが強まっている。
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