北海道TMRセンター連絡協議会が「粗飼料斡旋コーナー」開設

2013 年 10 月 21 日

Filed under: — djito @ 4:52 PM ニュース

今年度の北海道の粗飼料生産は、春先の旱ばつに始まり、2番草収穫時期には長雨が続き刈り遅れによる品質低下、さらに2番草の収穫遅れによる3番草が伸長不足となって収穫が不能となる状況に至っている。
地域によって違いはあるが、道内TMRセンターにおいては確保量が不足し、手当を余儀なくされており、個別農家においても状況は同じである。
そこで、北海道TMRセンター連絡協議会は、粗飼料の売買が可能な会員TMRセンターと個別農家との仲を取り持ち、国産粗飼料の流通、確保に協力していきたいとの思いで、同協議会のホームページに「粗飼料斡旋コーナー」を開設した。
●北海道TMRセンター連絡協議会HP=http://hokkaido-tmr.jp/
●粗飼料斡旋コーナー=http://hokkaido-tmr.jp/assen.php

第16回護蹄研究会開催

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:34 AM セミナー開催案内,ニュース

護蹄研究会は、11月16日、大阪市内で、第16回護蹄研究会を開催する。動物臨床医学会産業動物フォーラム中のプログラムとなり、詳細は以下のとおりである。

日時:平成25年11月16日 10:45~18:00
10:45~11:45(産業動物フォーラム一般講演のなかで護蹄研一般演題の発表が行なわれます)
14:00~18:00(護蹄研基調講演:吉谷一紀(千葉県農業共済組合連合会)、眞鍋弘行(削蹄塾わたりがらす))
場所:グランキューブ大阪(大阪市北区中之島5−3−51 TEL:06−4803−5555)
参加費:産業動物獣医師:事前登録 1万円(当日1万2000円)、削蹄師:事前登録5000円(当日6000円)

事前登録は、動物臨床医学会のホームページ(http://www.dourinken.com/taikai.htm)から、もしくは下記事務局に直接お問い合わせください。
動物臨床医学会年次大会事務局
〒682-0025 鳥取県倉吉市八屋214-10 (公財)動物臨床医学研究所内
TEL:0858-26-0851 FAX:0858-26-2158
E-mail:dorinken@apionet.or.jp

その他の問い合わせ先:護蹄研究会事務局 大下克史(NOSAI広島山県家畜診療所廿日市支所)
E-mail:oochan@krf.biglobe.ne.jp 携帯電話:090-7999-1734

アメリカ穀物協会 事務所移転

2013 年 10 月 12 日

Filed under: — djito @ 7:32 AM ニュース

アメリカ穀物協会は9月30日に、事務所を下記に移転した。
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1丁目2番20号
第3虎の門電気ビル11階
TEL 03-6206-1041
FAX 03-6205-4960

第一次産業なくして日本は成り立たない:TPP首脳会議(バリ)報告会

2013 年 10 月 11 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:59 PM ニュース

 

全国肉牛事業協同組合 山氏徹理事長

全国肉牛事業協同組合山氏徹理事長

日本の畜産ネットワークは、10月11日、都内で、TPP首脳会議(バリ)の報告会を行なった。

APEC閣僚会議・首脳会議が10月4日からバリ島で開催されているなか、TPPの閣僚会議・首脳会合が、10月6・8日に開催された。日本の畜産ネットワークでは、5~10の日程で、代表団12名を現地へ派遣し、情報収集と重要5品目などを守り抜くよう要請を行なった。

報告会には日本酪農政治連盟、全国肉牛事業協同組合、(一社)日本養豚協会、(一社)日本食鳥協会、(社)日本養鶏協会および(公社)中央畜産会から計8名が集まり、おのおの報告および感想を述べた。

報告会で中央畜産会の伊佐地誠氏は、「6日には経団連米倉会長と意見交換をし、今後早い段階で畜産団体と経団連とで話し合うことを合意した。また、7日に行なわれた自民党TPP交渉派遣議員団、政府交渉団、民間団体との意見交換・レセプションに参加した際には、普段なかなか得られないような情報交換ができた。市場アクセス分野については、年内妥結を目的としているが、実際に具体的な交渉は進んでいないという印象を受けた」と報告および感想を述べた。

また、全国肉牛事業協同組合の山氏徹理事長は、「なぜこんなに急ぐ必要があるのか、というのが率直な感想。そしてTPPで生活が良くなるのは、一部の企業の人だけだと確信を持てるようになってきた。規模拡大をし、強い農業を作ろう、そうすればバラ色の生活が待っているというようなことを耳にするが、私は決してそうはならないと思う。宮崎の口蹄疫で30万頭もの動物を殺処分したとき、あの地域はどうなったか。まず、商店街が閉まってしまった。第一次産業がその地域にかなりの活力を与えているということだ。これは日本全体でも言えることであり、第一次産業なくして日本は成り立たないと強く思っている」と、自身の意見を述べた。

農業経営の可能性を提案する場

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:14 PM イベント,ニュース

 

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リードエグジビジョンジャパン(株)は、10月9~11日、千葉県・幕張メッセにおいて「第3回国際農業資材EXPO」を開催した。出展企業の業種としては、6次産業、土壌改良、環境資材、包装・物流、施設園芸、鳥獣害対策など、多くの分野にわたる企業、約350社が参加した。来場する農業生産者、関係者らへのさらなる農業経営の可能性を提案する場として活気にあふれており、連日多くの来場者で、大盛況であった。なお、今回、ガーデンやフラワーなどのEXPOも同時に開催され、東京ドーム2.6倍の広さの会場が埋め尽くされるほどの出展があった。

簡易体細胞数測定装置「ADAM SCC」

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:13 AM ニュース,新商品

ADAM SCC

富士平工業(株)は、NanoEnTek社(韓国)製、ADAM SCC(アダム・エスシーシー)・簡易体細胞数測定装置の輸入販売を開始した。

本機は、蛍光発色を光学識別する正確な顕微鏡と画像測定を行うためのソフトウェアーで構成されている。

生乳サンプルを染色液(PI)によりDNAの核を染色されたのち蛍光発色されている体細胞を自動的に読み取り測定される。

この原理は、生乳検査機関等に導入されている大型検査機器と同様で、測定は約2分後に結果が表示される。精度は、生乳検査機関で検証されている。

【問い合わせ】

富士平工業(株)

東京都文京区本郷6-11-6

TEL 03-3812-2278

FAX 03-3812-3663

HP : http://www.fujihira.co.jp

「NDS通信・第4号」配信

Filed under: — djito @ 8:15 AM ニュース

株式会社ワイピーテックは、乳牛の飼料給与設計システムCPM Dairyの後継版であり、CNCPS ver. 6.1に準拠したNDS(Nutrition Dynamic System)のユーザー向けのニュースレター「NDS通信・第4号」を配信した。

本号には、NDS Tutorialsから、
・File Structure(ファイルの構造)
・Importing your analysis into NDS using xml from CVAS
(CVASからxmlを使って飼料分析結果をNDSへのインポート)

NDS Dynamics(ニュースレター)から、
油脂サブモデル、NDSの改善点、NDS耳より情報
などの記事が掲載されている。

配信希望者は、以下へE-mailで申し込める。
tadashi_suzuki@yptech.co.jp

雪印北海道100クリームチーズ 新商品を期間限定発売:雪印メグミルク

2013 年 10 月 10 日

Filed under: — AsanoHiroko @ 4:17 PM ニュース

雪印北海道100クリームチーズ レアチーズケーキ味

雪印メグミルク(株)は、11月1日に「雪印北海道100 クリームチーズ レアチーズケーキ味」を全国にて期間限定発売する。
同品は、北海道産100%の生乳と生クリームを使用し、ほんのりレモンが香る上品な甘さのクリームチーズとなっている。

稲ワラ収集に最適:(株)タカキタ

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:36 AM ニュース,新商品

SR1020

(株)タカキタは、自走ロールベーラの新製品SR1020を発売した。軟弱地での稲ワラ収穫に威力を発揮する。

【特長】

・最大出力40.5PSのディーゼルエンジンを搭載し、従来型式SR1010の最大出力38PSに比べパワーアップ

・稲ワラのベールサイズは直径100cm、幅100cmと稲ワラ流通に最適なサイズ

・作業幅145cmのピックアップ部には、ワラを効率的に後部の成形室へ送り込むローラ機構を装備し、長ワラ、切りワラ、立ちワラを収集できる

・ベールの結束はネット式でスピーディに梱包ができる

・自走式で走行部はクローラを装着し、低接地圧で機体バランスが良く、軟弱地でも作業性が良く、コンバイン感覚で操作できる

・キャビン仕様により夏の炎天下、冬の寒冷時でも快適に作業が行なえる

・バックモニター装備により後方確認も容易に行なえる

 

〈自走ロールベーラの仕様〉

型式=SR1020

▽機体寸法=全長3600×全幅2380×全高2520mm

▽機体質量=2820kg

▽ベールサイズ=φ100×100cm

▽作業幅=145cm

▽クローラサイズ=幅400mm、接地長1460mm

▽平均接地圧=23.8kPa

▽搭載エンジン=ディーゼルエンジン

▽最大出力=29.8kW(40.5PS)

▽HST走行ミッション搭載

▽作業速度=前進 低速0~0.8 km/h、高速0~2.34 km/h

後進 低速0~0.71km/h、高速0~2.03km/h

▽結束方式=ネット方式

▽作業能率=6~23分/10a

 

【問い合わせ】

(株)タカキタ

三重県名張市夏見2828番地

TEL.0595-63-3111 FAX.0595-64-0857

www.takakita-net.co.jp

認知症とミルクの効用:メディアミルクセミナー開催

2013 年 10 月 9 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:45 AM セミナー報告,ニュース

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一般社団法人Jミルクは、10月8日、都内で、第34回メディアミルクセミナーを開催した。

今回は「急増する認知症の予防:食事の重要性とミルクの効用」と題して、九州大学大学院医学研究院の清原 裕教授が講師として招かれ、追跡調査による認知症の発生状況報告と牛乳・乳製品の摂取による改善効果に関する講演された。

追跡調査のモデル地区である福岡県久山町では、1961年から50年にもわたり生活習慣病の追跡調査が行なわれており、生活レベルが日本の典型的平均レベルで、偏りがほとんどない。この町での65歳以上の高齢者を対象に調査してきた結果、認知症、なかでも頻度が高くなっているアルツハイマー病(AD)の有病率は時代と共に年々増加傾向にあり、血管性認知症(VaD)は1998年まで減少傾向であったが、2005年に増加傾向に転じていることがわかった。

また60歳以上の高齢者対象の75g経口糖負荷試験によって判定した結果、糖尿病はADおよびVaDの共通した危険因子であり、とくにADとの関連が強い傾向にあり、その要因として国民レベル(2人に1人の割合)で糖尿病が増加していることが挙げられる。現在、日本全国の認知症高齢者は500万人を超えており、今後高齢社が増え続ける30年間で倍の1000万人以上の認知症高齢者が出現することになるだろうといわれている。一方栄養調査を60~79歳の高齢者の食事パターンが認知症に与える影響について検討したところ、牛乳・乳製品、大図製品や豆腐、緑黄色野菜、淡色野菜、藻類の高摂取と、米の低摂取などの食事パターンが、ADおよびVaDを優位に低下させる結果となった。牛乳・乳製品はとくに有意で、摂取すればするほど発症率のリスクを低下させる傾向にあることがわかった。これには乳中のカルシウム、マグネシウムが大きく関係しているのではないかということであった。

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