農業経営の可能性を提案する場

2013 年 10 月 11 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:14 PM イベント,ニュース

 

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リードエグジビジョンジャパン(株)は、10月9~11日、千葉県・幕張メッセにおいて「第3回国際農業資材EXPO」を開催した。出展企業の業種としては、6次産業、土壌改良、環境資材、包装・物流、施設園芸、鳥獣害対策など、多くの分野にわたる企業、約350社が参加した。来場する農業生産者、関係者らへのさらなる農業経営の可能性を提案する場として活気にあふれており、連日多くの来場者で、大盛況であった。なお、今回、ガーデンやフラワーなどのEXPOも同時に開催され、東京ドーム2.6倍の広さの会場が埋め尽くされるほどの出展があった。

簡易体細胞数測定装置「ADAM SCC」

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:13 AM ニュース,新商品

ADAM SCC

富士平工業(株)は、NanoEnTek社(韓国)製、ADAM SCC(アダム・エスシーシー)・簡易体細胞数測定装置の輸入販売を開始した。

本機は、蛍光発色を光学識別する正確な顕微鏡と画像測定を行うためのソフトウェアーで構成されている。

生乳サンプルを染色液(PI)によりDNAの核を染色されたのち蛍光発色されている体細胞を自動的に読み取り測定される。

この原理は、生乳検査機関等に導入されている大型検査機器と同様で、測定は約2分後に結果が表示される。精度は、生乳検査機関で検証されている。

【問い合わせ】

富士平工業(株)

東京都文京区本郷6-11-6

TEL 03-3812-2278

FAX 03-3812-3663

HP : http://www.fujihira.co.jp

「NDS通信・第4号」配信

Filed under: — djito @ 8:15 AM ニュース

株式会社ワイピーテックは、乳牛の飼料給与設計システムCPM Dairyの後継版であり、CNCPS ver. 6.1に準拠したNDS(Nutrition Dynamic System)のユーザー向けのニュースレター「NDS通信・第4号」を配信した。

本号には、NDS Tutorialsから、
・File Structure(ファイルの構造)
・Importing your analysis into NDS using xml from CVAS
(CVASからxmlを使って飼料分析結果をNDSへのインポート)

NDS Dynamics(ニュースレター)から、
油脂サブモデル、NDSの改善点、NDS耳より情報
などの記事が掲載されている。

配信希望者は、以下へE-mailで申し込める。
tadashi_suzuki@yptech.co.jp

雪印北海道100クリームチーズ 新商品を期間限定発売:雪印メグミルク

2013 年 10 月 10 日

Filed under: — AsanoHiroko @ 4:17 PM ニュース

雪印北海道100クリームチーズ レアチーズケーキ味

雪印メグミルク(株)は、11月1日に「雪印北海道100 クリームチーズ レアチーズケーキ味」を全国にて期間限定発売する。
同品は、北海道産100%の生乳と生クリームを使用し、ほんのりレモンが香る上品な甘さのクリームチーズとなっている。

稲ワラ収集に最適:(株)タカキタ

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:36 AM ニュース,新商品

SR1020

(株)タカキタは、自走ロールベーラの新製品SR1020を発売した。軟弱地での稲ワラ収穫に威力を発揮する。

【特長】

・最大出力40.5PSのディーゼルエンジンを搭載し、従来型式SR1010の最大出力38PSに比べパワーアップ

・稲ワラのベールサイズは直径100cm、幅100cmと稲ワラ流通に最適なサイズ

・作業幅145cmのピックアップ部には、ワラを効率的に後部の成形室へ送り込むローラ機構を装備し、長ワラ、切りワラ、立ちワラを収集できる

・ベールの結束はネット式でスピーディに梱包ができる

・自走式で走行部はクローラを装着し、低接地圧で機体バランスが良く、軟弱地でも作業性が良く、コンバイン感覚で操作できる

・キャビン仕様により夏の炎天下、冬の寒冷時でも快適に作業が行なえる

・バックモニター装備により後方確認も容易に行なえる

 

〈自走ロールベーラの仕様〉

型式=SR1020

▽機体寸法=全長3600×全幅2380×全高2520mm

▽機体質量=2820kg

▽ベールサイズ=φ100×100cm

▽作業幅=145cm

▽クローラサイズ=幅400mm、接地長1460mm

▽平均接地圧=23.8kPa

▽搭載エンジン=ディーゼルエンジン

▽最大出力=29.8kW(40.5PS)

▽HST走行ミッション搭載

▽作業速度=前進 低速0~0.8 km/h、高速0~2.34 km/h

後進 低速0~0.71km/h、高速0~2.03km/h

▽結束方式=ネット方式

▽作業能率=6~23分/10a

 

【問い合わせ】

(株)タカキタ

三重県名張市夏見2828番地

TEL.0595-63-3111 FAX.0595-64-0857

www.takakita-net.co.jp

認知症とミルクの効用:メディアミルクセミナー開催

2013 年 10 月 9 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:45 AM セミナー報告,ニュース

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一般社団法人Jミルクは、10月8日、都内で、第34回メディアミルクセミナーを開催した。

今回は「急増する認知症の予防:食事の重要性とミルクの効用」と題して、九州大学大学院医学研究院の清原 裕教授が講師として招かれ、追跡調査による認知症の発生状況報告と牛乳・乳製品の摂取による改善効果に関する講演された。

追跡調査のモデル地区である福岡県久山町では、1961年から50年にもわたり生活習慣病の追跡調査が行なわれており、生活レベルが日本の典型的平均レベルで、偏りがほとんどない。この町での65歳以上の高齢者を対象に調査してきた結果、認知症、なかでも頻度が高くなっているアルツハイマー病(AD)の有病率は時代と共に年々増加傾向にあり、血管性認知症(VaD)は1998年まで減少傾向であったが、2005年に増加傾向に転じていることがわかった。

また60歳以上の高齢者対象の75g経口糖負荷試験によって判定した結果、糖尿病はADおよびVaDの共通した危険因子であり、とくにADとの関連が強い傾向にあり、その要因として国民レベル(2人に1人の割合)で糖尿病が増加していることが挙げられる。現在、日本全国の認知症高齢者は500万人を超えており、今後高齢社が増え続ける30年間で倍の1000万人以上の認知症高齢者が出現することになるだろうといわれている。一方栄養調査を60~79歳の高齢者の食事パターンが認知症に与える影響について検討したところ、牛乳・乳製品、大図製品や豆腐、緑黄色野菜、淡色野菜、藻類の高摂取と、米の低摂取などの食事パターンが、ADおよびVaDを優位に低下させる結果となった。牛乳・乳製品はとくに有意で、摂取すればするほど発症率のリスクを低下させる傾向にあることがわかった。これには乳中のカルシウム、マグネシウムが大きく関係しているのではないかということであった。

技術リポート発刊:畜産草地研究所

2013 年 10 月 8 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 12:46 PM ニュース,業界情報

畜産草地研究所

 

農研機構 畜産草地研究所は、9月30日、「畜産草地研究所技術リポート 14号 資源循環機能を生かす堆肥化処理技術~大型酪農経営への導入に向けた課題と展開条件~」を発刊した。

本リポートは、今後の都府県での酪農経営の主要なタイプとなるであろう、家族経営による大型酪農経営のほか、企業型の大型酪農経営について、作物―家畜糞尿の循環機能を生かしながら酪農経営を実施する二つの事例調査をもとに、現状の問題点や今後の展開条件を整理したものである。

本リポートは4章で構成されており、内容は、「本リポートの背景と目的」、「資源循環機能を生かした個人型大型酪農経営の調査結果」、「資源循環機能を生かした企業型大型酪農経営の調査結果」、「資源循環機能を生かした大型酪農経営の今後の課題と展開条件」である。

酪農セミナー&ワークショップ:全酪連

2013 年 10 月 4 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:35 PM セミナー開催案内,ニュース

全国酪農業協同組合連合会(以下、全酪連)は、12月にコーネル大学畜産学部教授の、トーマス・オバートン博士を講師に迎え、全国6会場にて、全酪連酪農セミナーを開催する。講師のオバートン博士は、移行期の乳牛における各栄養素の代謝・肝機能の先端研究と、酪農現場への普及活動において世界中で大活躍されている人物である。今回の酪農セミナーでは、とくに移行期の栄養代謝・飼養管理における重要なポイントを中心に、2006年の同博士によるセミナーに続く、正しい情報を総括して紹介する予定。また、セミナーとは別に、研究者・指導者の皆様のために最先端情報を整理するワークショップも開催する。

詳細は以下の通り。

(more…)

北海道100%チーズフェスティバルキャンペーンを実施:雪印メグミルク

2013 年 10 月 3 日

Filed under: — AsanoHiroko @ 4:32 PM キャンペーン,ニュース

北海道100%チーズフェスティバルキャンペーン

雪印メグミルク(株)は、11月1日より「雪印北海道100 北海道100%チーズフェスティバルキャンペーン」を実施する。
本キャンペーンは、「雪印北海道100」シリーズのキャンペーン第6弾となる。

実施期間:平成25年11月1日から平成26年2月20日まで
詳細はキャンペーンサイトをご覧下さい。

【キャンペーンサイト】http://hokkaido100.jp/

10月の営農技術対策 北海道農政部

2013 年 10 月 2 日

Filed under: — djito @ 7:10 AM ニュース

北海道農政部・技術普及課は「10月の営農技術対策」を発表した。

家畜飼養における「今月の重点項目」は、
・貯蔵飼料の確保量を確認し、今後の飼料給与計画を立てる。
・退牧直後の牛は、馴致してから舎飼いへ移行し、急激な環境変化を避ける。
・適切な飼料給与で栄養を充足し、繁殖性の低下を防ぐ。
・冬期間は、畜舎内の換気不足等飼養環境の悪化に十分注意する。
・新たな飼養衛生管理基準を遵守し、病原体の持ち込みを防止する。

乳牛においては、以下の注意を促している。

(1)飼料給与
ア 収穫した粗飼料の確保量と品質を把握し、来年までの飼料給与計画を立てる。粗飼料不足が予想される場合は早めに対処する。また、地元産の農業副産物の飼料化(「生ビートパルプ、スイートコーンパルプ、規格外ニンジンの飼料価値(平成20年指導参考事項)」)等を検討し、量的確保やコスト低減に努める。
イ 給与する貯蔵飼料は粗飼料分析を実施し、栄養成分や発酵品質を把握した上でバランスのとれた飼料給与を行う。
ウ サイロを開封した場合は、サイレージの発酵品質を確認するとともに、飼料の急変を避け、給与量を徐々に増やすなどの対応を行う。
エ 豪雨などで浸水したロールベールサイレージやスタックサイロ、バンカーサイロは、サイレージの品質判定を行い、利用可能と判断できる場合でもなるべく早目に給与する。

(2)放牧管理
ア 10月以降は放牧地の草量が急激に低下するため、草勢を見極めながら牧区面積の拡大や放牧時間の調整を行う。また、放牧地での採食量を(採食行動やバルク乳の変動、ルーメンの充満度等で)予測し、不足する乾物量はサイレージや乾草を併給して充足させる。
イ 舎飼い管理へ移行する際は、牛舎換気、牛床の安楽性、新鮮な水の供給等、カウコンフォートの向上に努める。また、栄養バランスの急激な変化を避けるため、高品質な粗飼料を給与する。
ウ 公共牧場から退牧した牛は、一時、放牧地やパドックで飼養して急激な環境変化を回避し、十分な観察を行いながら徐々に舎飼いに移行する。また、伝染性の皮膚病などが認められる個体は、完治するまで別飼いを行う。

(3)繁殖管理
ア 暑熱の影響で未受胎牛が多い場合は獣医師と相談する。また、繁殖台帳の活用と乳牛観察を徹底し、発情の早期発見に努める。
イ 夏に分娩した牛はこれから泌乳の最盛期を迎える。この時期のボディコンディションの激しい低下は受胎率の低下につながるため、適正な給与管理で栄養充足を図る。

(4)搾乳衛生
ア 暑熱時に乳房炎を発症した牛は治療を徹底する。
イ 牛床の衛生管理や正しい搾乳手順を励行し、乳房炎の新規感染を予防する。

(5)農場衛生対策
ア パドックや畜舎周辺が泥濘化しやすい時期である。また、サルモネラ症など伝染性疾病の発生も多くなる時期であることから、環境整備に努めるとともに、「飼養衛生管理基準」に基づいた衛生管理対策を徹底する。(「酪農場における牛サルモネラ症の実態解明と発生防止対策(平成20年指導参考事項)」)
イ 乳牛の観察を徹底し、異常が見られたら直ちに獣医師に相談する。

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