ゴクゴク

牛もヒトも水分補給が話題になる時期ですね。
十勝管内A牧場の育成牛舎です。
「どの牛も十分に飲水できるように」ということから、プラ容器を利用した自作の水飲みが設置されています。

ちなみに乳牛の飲水要求量は以下とされています(『乳牛管理の基礎と応用』Dairy Japanより)。

コロナ緊急事態宣言は解除されましたが、今月いっぱいは農場訪問取材を取りやめているので、取材後記の蔵出しでした。

蹄の大切さに気づいた日~オススメ書籍Vol.5~

皆さんこんにちは。新年度が始まる春から不定期で書籍をご紹介してきましたが、もう春が終わりそうです。2020年上半期は新たなウイルスとの壮絶な闘いで終わってしまいそうですね。それも少し一時的な収束が見えてきてよかったです。引き続き気を付けて過ごしましょう。

新入社員の方々は、もしかしたら最近から働き始めますという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は是非ブログを遡り、私の書籍オススメをご一読ください。

さて、だんだん暑くなってくるこれからに備えて、今回おススメする書籍はこちら。

乳牛の護蹄管理:共著(鳥羽 雄一、佐藤 麻耶、橋本 勝、丸山 純)

乳牛の蹄を守り、健康を守り良い結果(乳量)を出すことを目指して、4名の護蹄スペシャリストによる解説が記されています。面白い点は、この4名のなかでも、獣医師、削蹄師、酪農家など、著者によって目線が異なっていることです。私はこの書籍を読んで、蹄のデリケートさや負担の大きさ、牛の健康への影響の大きさを知りました。

例えば600㎏の牛がいたとしたら、脚1本、蹄一つにおける体重のかかり方は単純に計算しておおよそ150㎏前後、前足の方が体重がかかるでしょうからもっとですね。かなりの負担がかかります。

しかしその重みに対する蹄の大きさは人間の靴の底のせいぜい半分程度でしょうか?  子供の靴のようなものです。

そのアンバランスさで歩いて行動するとは恐れ入ります。考えただけで相当な負担ですよね。しかも、牛は靴をはいていません。衛生的でない床を歩くことも多々あります。人間なんて、比べたら甘いものです。私は体重が75㎏あります(最近太りました)。対する靴は27㎝。牛の倍近い設置面積を有しながら負担はわずか37㎏前後です。足が疲れて歩けないなど言ってられません。

この書籍には、牛達にストレスなく行動してもらうために、どんなことをすべきか。その答えにつながるヒントがたくさん詰まっています。

是非今一度参考にしてみてください。

ちなみに、DVD解説付きです。

 

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オンラインで座談会

 

全国に発出された緊急事態宣言も、1都1道3県を除いて解除となりました。これも外出自粛をはじめとした個々の努力の結果だと思います。引き続き、感染拡大の防止に最大限の努力を続けたいと思います。
弊社編集部では現在、外出を伴う取材活動は自粛中です。早く取材で皆様の農場にお邪魔したいと切に願っているところです。
さて、そんな取材活動の自粛のさなか、編集部は各地の酪農家さんとオンラインで座談会を開催いたしました。5名の若手酪農家に参加していただき、新型コロナウイルス感染症による影響や、今後農場で取り組みたいことなどを話し合っていただいたものです。
このなかで、参加した皆さんが口を揃えとくに印象に残ったのは、「牛乳消費を支えてくれる消費者(応援団)に感謝」という言葉です。
新型コロナウイルス感染症に関しては、ストレスのたまる情報が圧倒的に多いなか、こうした感謝の言葉を聞くことができたことで心が暖かくなりました。
まもなく「牛乳の日・牛乳月間」がスタートします。これを機に、私も今一度、牛乳の応援団にありがとうを伝えたいと思います。
オンライン座談会の様子は、Dairy Japan7月号で。

※画像は加工しています。

牧場従業員さんが描く「ほっこりマンガ」

今週発売のDairy Japan 6月号には、新連載「ほっこりマンガ/ぼくはうしくん」が載っています(3つの四コマ漫画)。
作者は北海道十勝管内新得町にある(有)北広牧場の従業員さんです。
搾乳・哺育・繁殖(人工授精も)などを担当されており、同牧場が認証取得しているISO22000(食品安全管理の国際規格)ではHACCPチームメンバーで文書・記録を担当されています。
「ひょんなことからマンガを描くことになりました。仕事の合間に描いています」とのこと。
コロナ不安が続いていますが、「ほっこり」してください。

コクを出すには牛乳を!

皆さん、おはようございます!
最近急に暑くなってきました!
牛はもちろん、私達人間の体調管理にも気をつけなければいけませんね。

さて、新型コロナウイルス感染症による影響で、自宅で過ごすことが増えました。
そんななか、私の唯一の楽しみといえば料理!
いかに手際良くヘルシーかつ美味しく作るかがポイントです。
写真はほうれん草とチキンのスパイスカレー!実は牛乳がたっぷり入っています。
どんな料理でも、味付けが物足りないときに牛乳を入れるとぐっとコクが出ますね。

ネットで検索すると牛乳乳製品を使った多種多様なレシピがあるので、これを機に牛乳レシピのレパートリーを増やそうと思います!
おすすめレシピがありましたら教えてください♪