近日発刊『ここはハズせない乳牛栄養学③~飼料設計の科学~』ご予約承り中

大場真人教授(カナダ・アルバータ大学)の『ここハズ』シリーズ第3弾が9月末に発刊されます。
今回の内容は「飼料設計の科学」です。
飼料設計といっても、そのやり方を説明しているわけではありません。
飼料設計の際に欠かせない基本知識から専門知識までを、酪農現場に関わるすべての人を対象として書かれたものです。
第1部では、飼料設計に直接携さわらない酪農家の方々に伝えたいことを。
第2部では、これから飼料設計を始めたい人を対象に、飼料設計の基本を。
第3部と第4部は、飼料設計の経験があるものの栄養学をもっと勉強したい人を対象に、昨年米国で出版された乳牛飼養標準『NASEM 2021』の内容を、解説を交えながら紹介しています。
■B5判/214頁 定価3,520円
ご予約・ご注文は以下から。
https://dairyjapan.com/shop/products/detail/136

自助努力では対応の限界 十勝管内TMRセンターにて

「TMR製造コストが上がり続けている。もはや何を削ればいいのか……」と十勝管内のTMRセンターの代表は言葉を詰まらせます。「このままでは構成員の経営はもとよりTMRセンターの存続も危ぶまれる。そうなってしまえば地域の酪農も……」と同代表は再び言葉を詰まらせます。
さらに、「国で掲げた酪肉近の目標、食料自給率の目標に向かって国内生産を上げきた。それを抑えろと言われても、生き物を扱う酪農は、そんな簡単に生産量を上げ下げできるものではない。エサを減らせば乳量は抑えられるだろうが、そんなことをしたら牛は不健康に陥り、二度と立ち直れなくなる。そのことを理解してほしい」とリスク計画を加味した政策を切望しています。

乳牛1頭を受胎させる重要性

暑中お見舞い申し上げます。
この時期、日本全国の家畜人工授精(AI)師さん・受精卵移植(ET)師さんは、少しでも受胎率を上げようと奮闘されていることと思います。
根室管内にある繁殖プロ会社は、そうした取り組みの一環として、業務車内を改造していました(写真)。
これは、受精卵を融解する際、直射日光や風が当たらないように、車内で作業できるようにしたものです。
「酪農を取り巻く環境が日々変化していて、乳牛1頭を受胎させる重要性がより増してきている」と同社は言い、さまざまなことに挑戦しています。
詳しくはDairy Japan 8月号をご覧ください。

牛乳減少者を減らす:「牛乳、飲もうよ!」の声かけを

あらゆる生産資材価格の高騰+増産抑制+猛暑+天候不順……まさに令和の酪農危機です。
もはや生産現場レベルでは対処不可能ゆえ、国家支援、しかも一時的ではない対応が必至です。

そんな中、ショッキングな調査結果がJミルクから今週発表されました。
それは、「牛乳を飲む機会・回数が減ってきている」と回答した消費者(=牛乳減少者)が10.1%で、昨年10月より4.4ポイント上昇したというもの。
6月に行なわれた「牛乳の購買・飲用の状況に関する緊急調査」の結果です(https://www.j-milk.jp/)。

牛乳減少者を減らす、少しでも牛乳の消費を回復させる—-そのために酪農乳業に関わる人すべてが今できることの一つは、「牛乳、飲もうよ!」と周囲の知人(一般消費者)に声かけすることではないでしょうか。
酪農乳業に関わっているがゆえのネタ(酪農話し、牛乳話し、等々)と併せて、ぜひ声かけを。

イラストは中央酪農会議のホームページ「酪農イラスト素材集」より(https://www.dairy.co.jp/)。

金曜日は「大掃除の日」

釧路管内C牧場です。
毎週金曜日は「大掃除の日」。牛舎掃除やベッド消毒などを丁寧に行ないます。
写真はフレッシュ牛群。この日は金曜日で、掃除と消毒が丁寧に行なわれました。
こうした取り組みが奏功して、「乳房炎治療牛ゼロ」の月がたくさんあります。
※詳しくはDairy Japan 7月号で。