DairyPROFESSIONAl Vol.5発売!

DP5Dairy Japan2016年6月臨時増刊号「DairyPROFESSIONAL Vol.5」が、本日納品となりました。

今回の特集は
“牛”と“かね”を探り酪農の近未来像を提言
です。

近年、酪農を巡る情勢には劇的な構造変化が見られます。TPP大筋合意や農協改革、各種制度の見直し、畜産クラスター事業の拡大などがその主たるものです。こうした変化のなか、それを受け入れる酪農家には牛群管理や経営能力の向上が不可欠になってきました。

本特集では、酪農の飼養・経営面において第一線で活躍する研究者・普及技術者が、これまでの研究行政のフィードバックとそれらの考察を踏まえながら、今後劇的に変化するであろう酪農経営構造の近未来像を探っていきます。

また大好評の「行ってみました!」は、カナダ・アルバータ大学の研究農場に編集部が行き、現地での研究の様子や最新の子牛管理などを紹介します!

ご注文はこちらから。

6月号の読みどころ

6G表紙

皆さん、おはようございます!

早速ですが、6月号の読みどころを紹介します。

6月号の特集は「廃棄乳ロスを最小にする」です。
良質乳生産は酪農の収益につながるだけでなく、消費者の期待に応えることでもあります。良質乳生産によって、潜在的な生乳生産ロスと廃棄乳による直接的なロスを最小限にするためのポイントを取材しました。

6月号から新しいシリーズ2本がスタートします!
一つは「実践! 植生改善だよりfrom JAオホーツク」です。今回は、雪の中での牧草地の調査の様子がよくわかる内容となっています。
もう一つは「ファームレポート」です。今回のテーマは「自給飼料給与量を増やす」です。皆さん気になるテーマではないでしょうか?お見逃しなく!

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!
ご購読はこちらから!

ナンボ? うちの「廃棄乳」損失額

20160520ブログ用

出荷できない乳房炎乳、出荷を控えたい体細胞数の廃棄乳――どの牧場でもあるのが普通です。
ただし、その廃棄乳量(発生量)は牧場によって、けっこう違いがあるようです。

十勝管内のW牧場はあるとき、「うちは1日、どれだけの乳を廃棄して、その損失はいくらなのだろう?」と計算して、愕然としたそうです。
以来、廃棄乳を少なくするために勉強し、情報を集め、良いと思ったことは積極的に取り組んできましたた。
今やそれらが奏功し、搾乳牛156頭の1日当たり生産乳量は6240kgで(1頭平均40kg)、平均体細胞数は6.5万/ml。
乳房炎による廃棄乳は、多いときでバケツ2杯(36L)程度です。
【詳しくは Dairy Japan 6月号で】

ちなみに平成24年度十勝NOSAIデータによると、乳房炎1事故当たりの平均治療費は1万1924円。
また、治療による生乳出荷停止による損失は、平均治療日数が約6日間で休薬期間が4日間と計算すると、約10日分の乳量損失となるそうです。
MASTITIS CONTROL 2(十勝乳房炎協議会)より】

夏にもってこいの牛乳カレーうどん!

皆さんおはようございます!
最近だんだんと日差しが強くなってきましたね。夏ももうすぐそこでしょうか。

DairyJapan臨時増刊号「Dairy PROFESSIONAL」では、毎回Jミルクのホームページ「おいしく減塩乳和食」を参考に、実際に乳和食を作ってみて、レシピや感想を紹介しています。
FullSizeRender (7)
今月末発売のVol.5では、「牛乳カレーうどん」を紹介します。
驚くほど少量のカレールーで、コクのある美味しいカレーうどんに仕上がります。
暑い夏におすすめの、一度は試してほしい乳和食です!

「Dairy PROFESSIONAL Vol.5」ぜひご覧ください!

バケツツリー

baketu

兵庫県のH牧場で見つけた知恵と工夫です。
子牛にスターターなどを給与するバケツ、きちんと洗っていますか? 写真はそのようなバケツを洗浄後、乾燥させるためにH牧場さんが自作した「バケツツリー」です。
主な材料は、古いパイプライン。そのパイプラインを適当な長さで切断し、フックとなるステンレス棒を溶接して作ったもの。洗浄を終えたバケツは、写真のようにフックにかけておくだけで、しっかりと乾燥できます。
バケツは子牛にとって大切な食器。衛生的な食器を使って、健康な子牛を育てたいものですね。