酪農家に嫁いで3年目に、ご主人が他界してしまったEさん。
実家に帰るべきか悩んでいたとき、彼女を救ったのは義父さんのある一言でした。
その後Eさんは、酪農家として25年間歩んできました。
仕事を終えた後も必ず牛舎に顔を出し、なるべく乳牛を観察する機会を増やして事故を防いでるとのこと。
酪農の魅力を聞くと、「手をかけた分だけ牛達が返してくれること」と語ってくれました。
Dairy Japan5月号の「輝く酪農女性のON/OFF」、ぜひご覧ください!
酪農家に嫁いで3年目に、ご主人が他界してしまったEさん。
実家に帰るべきか悩んでいたとき、彼女を救ったのは義父さんのある一言でした。
その後Eさんは、酪農家として25年間歩んできました。
仕事を終えた後も必ず牛舎に顔を出し、なるべく乳牛を観察する機会を増やして事故を防いでるとのこと。
酪農の魅力を聞くと、「手をかけた分だけ牛達が返してくれること」と語ってくれました。
Dairy Japan5月号の「輝く酪農女性のON/OFF」、ぜひご覧ください!
北海道は昨日、冬に逆戻りしましたが、これからは春らしい陽気になります。
そして、旅行客がレンタカーであちこちに。
そこで気になるのが防疫体制です。
農場段階では、飼養衛生管理基準と防備の再確認をお願いします。
農水省のホームページから、同基準の内容はじめ、日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語で書かれた「飼養衛生管理基準の周知のためのポスター」もダウンロードできます。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_shiyou/
写真は岩手県のA牧場の搾乳牛舎の外観です。
大型のファンが並ぶトンネル換気牛舎の姿は壮観ですね。木造フリーストール牛舎をトンネル換気にした同牛舎の内部は、天井へ登ろうとする空気をサイクロンファンで陽圧的に牛体のほうに向かわせる仕組みを組み合わせたハイブリッド式のトンネル換気です。
取材時は時折降雪もある寒い日でしたが、これから迎える暑熱期には抜群の効果を発揮するそう。常時一定の風速を保つトンネル換気には、サシバエなどの吸血昆虫が容易に牛体に寄ることができないといったサシバエ対策効果もあります。
今ある施設をトンネル換気に改造する事例も見聞きします。そんなトンネル換気牛舎への改造プランは、Dairy Japan6月号(5月下旬発売)でも紹介します。本格的な暑熱期を迎える前に、発刊後はぜひ一読ください。
皆さん、おはようございます!
先日、学生時代の恩師に声をかけていただき、国際交流委員会主催の「ニュージーランドの新酪農技術に関するセミナー」に参加しました。
セミナーによると、ニュージーランドでは1日1回搾乳が普及しつつあるといいます。
2016年のデータでは、年中1日1回搾乳で搾られている乳牛は全体の12%、1回搾乳と2回搾乳の組み合わせで搾られている乳牛は全体の半数以上にものぼるそうです。1日1回搾乳は乳牛のストレスが軽減され、受胎率の向上、体細胞数の減少などなど、さまざまなメリットがあり、何より1日1回搾乳を行なっている酪農家はQOL(quality of life)が高いとのこと!
日本とは全く異なり、牧草に合わせた生乳生産システムをとっているニュージーランド――とても興味深い内容のセミナーでした。
私も学生時代、ニュージーランドでファームステイをしたことがあり、話を聞いて、あの頃の楽しかった日々を思い出しました。写真は実習中に撮ったものです。大好きなニュージーランド!また行きたいです!
子牛事故を減らす五つのポイントとして、以下をあげてくれた十勝管内のG牧場。
①飼養スペース(密度)
②蹄病
③観察
④自然分娩
⑤乾乳期間とストレス対策
③については、「分娩が近づいてきたら、とにかく、よく観察すること」と言い、分娩徴候、分娩中など、できるかぎり気にかけて観察しています。
そこで重宝しているのが、牛舎専用の監視カメラです(写真の赤丸印)。
スマホで、誰でも、いつでも、どこからでも、分娩エリア・乾乳エリアの様子を観察できます。
かなり遠くもズームで鮮明に見ることができ、牛舎内の音も聞けます。
「分娩牛のいきみ(鳴き声)を聞くことも重要」とGさんは言います。
※詳報はDairy Japan 4月号で。