もしも電気が止まってしまったら

先日取材のために群馬県のNさんの牧場に行って参りました。

その牧場さんのTMRミキサーは、自家発電設備(ジェネレータ)で稼働しています。

日本では東日本大震災以降、自家発電機を導入された酪農家さんは多いと思います。

実は私は4年ほど前にオーストラリアの酪農家で働いていたことがあります。
オーストラリアは天候によっては停電することがあり、搾乳できないこともありました。

その時に活躍するのは、トラクターのPTOを使った発電機でした。
まだ日本で見かけたことは私はありませんが、良いアイディアだなと感心してました。

導入コストなど詳細はわからないですが、このような発電設備が日本にもあっても良いのではと思います。

シカ対策

北海道は以前からエゾシカによる農林業被害や交通事故などが深刻で、さまざまな対策が行なわれています。
エゾシカによる作物別の被害金額は、牧草が22億5000万円で全体の約5割を占め、次いでビート、水稲、馬鈴薯、デントコーン、根菜類の順となっているそうです。

日高管内K牧場は、以前からエゾシカによる冬期のコーンサイレージ食害に悩まされ、「ひと冬に約500万円の損害を受けた」と言います。
今はバンカーサイロの周囲にシカ柵(ネット柵)を張って防いでいます。

エゾシカは札幌市街近辺にも出没します。
札幌ドームすぐそばにある動物衛生研究部門(動物衛生研究所)北海道研究拠点は、衛生管理区域内にエゾシカなどが侵入しないように電牧を張って防いでいます。

酪農生産基盤の強化には、エゾシカはじめ鳥獣害対策も欠かせません。

はじめまして

みなさま、はじめまして。

4月にDairy Japanに入社した磯といいます。

入社して約5ヶ月経ち、Dairy Japan 10月号のルポ取材に1人で行ってきました。後々「アレをもっと聞いておけばよかった」と思うことがあり、知識不足を痛感しました。

酪農の知識がない上、記者としての経験もないので、わからないことばかりで色々聞いてしまいますが、色々と皆様に教えて頂けたら幸いです。

やがて取材にお伺いした際に、「他の酪農家さんはどうなの?」と聞かれ、答えられる人間になりたいな。と思ってます。

これから指導よろしくお願いします!

 

牛乳の容器

おはようございます!

先日、牛乳の容器について、日本乳業協会にお話を聞きに行ってきました。

牛乳の容器と聞いて思い浮かべるものは、瓶、紙パック、などですよね。
その容器にも古い歴史があり、ブリキの容器やコルクの栓などが使われていました。最新のものだとペットボトルの容器も出てきました。

詳しくは10月増刊号でご紹介します!
お楽しみに!!

日本人研修生が頑張るスイスの農場

6月は牛乳月間

皆さん、牛乳月間はまだ始まったばかり。盛り上げていきましょう。

さて、写真はスイスのボーデン湖近くにあるFam.Schärという農場です。私の知人が農場の様子を写真と動画で撮影してくれました。

農場では10年以上前から日本人研修生を受け入れていて、作業全般は研修生一人でほぼ行なっているといいます。

送られてきた動画では、今年3月まで同農場で研修をしていた日本人女性の働く姿、そして農場の様子が収録されていました。

この動画は7月号の付録DVDで紹介します。明るく、そしてとても楽しそうに乳牛の管理をする様子をぜひお楽しみに。