写真は静岡県の富士TMRセンターで発酵TMRなどの原料として利用される「トウフ粕」です。あらかじめ豆腐工場で乳酸菌と酵素を添加して発酵させ、サイレージ化して利用します。
トウフ粕などの水分含量の高い副産物は、変敗しやすいのがデメリットですが、こうしてサイレージ化することで、安定した品質で飼料原料として利用できます。
ちなみにこのトウフ粕サイレージ、乳酸発酵しているため、若干の酸味と甘み、そしてほのかな乳味のようなものが感じられ、チーズの元となる「カード」のような風味でした。
今月下旬に読者の皆様のもとにお届けするDairy Japan3月号の特集は、「発酵TMRを使いこなす」です。発酵TMR調製のポイントと、それを使いこなすユーザーの給与ポイント、そして発酵TMRのメリットを取材しました。お楽しみに!
投稿者: Tomohiro
科学に裏付けされた技術の実践で「儲かる酪農」を
Dairy Japan2月臨時増刊号が校了となりました。タイトルは「やってはいけない!牛への管理」
「やってはいけない」と頭ではわかっていても、ついついやってしまいがちで、かつ生産性を妨げるような項目を列挙し、生産性を改善させるのが狙いです。
最終的には、いずれの項目も「カウ・コンフォートの向上」につながるものです。作業を見直し、生産効率を高め、そして人も快適に作業できる。そんな理想の農場を追求しませんか?
新しい年に、気持ちを新たにチャレンジする、あなたにおすすめの一冊です。
2014年2月5日発行、B5判/114頁
【監修】
堀北 哲也 ちばNOSAI連・中央家畜診療所臨床技術研修センター/獣医師
島田 隆男 ちばNOSAI連・北部家畜診療所生産支援研修センター/獣医師
お昼にちょうど良いサイズ
会社のお昼休みに、近くのコンビニエンスストアで、ミニカマンベールを見つけました。
一つ25gのかわいらしいカマンベールチーズが二つ入っています。一口サイズのカマンベールチーズを食べたのは初めてのことです。
このサイズなら、昼食に一品プラスするのに丁度良い感じです。もちろん、牛乳も飲みました。今日は、あと一品で3-A-Day達成です。
みなさんもおすすめの牛乳乳製品を教えてください。
世界の乳の祭典
10月28日から11月1日まで開催されたワールドデイリーサミット2013を取材してきました。今年のサミットは60カ国から約2100名が参加し、過去最大の規模になりました。
アジアや中東、アフリカの一部といった新興国の旺盛な乳製品需要にグローバル企業が目を向け、新たなマーケットへの投資を行なう姿勢などが紹介されました。こうした新興国の動向や増大する人口問題を考えると、近い将来、乳をはじめとした食料の争奪戦が来ることが安易に想像できます。だからこそ、日本の酪農基盤は将来にわたって守られなければならないのだと改めて考えさせられました。
写真は3日目の夜に開かれた「酪農家が集う会食」の模様です。クルーズ船で横浜港をクルーズしながらの会食で、約450名の酪農乳業関係者が出席しました。
健康な牛から良質な生乳を
日本乳房炎研究会の学術集会、シンポジウムで、北海道帯広市の中むら牧場・中村寿夫さんが「バルク乳体細胞数を3万個/mlに維持する酪農経営技術」を発表しました。
中村さんは昨年12月に、全頭全乳房出荷で体細胞数3万台を達成しました。
その達成に向けて、中村さんは施設改善、トンネル換気の最適化、搾乳衛生の徹底を始め、良質な粗飼料生産にもこだわったと言います。
そして、そのこだわりは、良質な堆肥生産をスタート地点に置きました。
土作り、草作り、牛作りの土台として良質な堆肥作りが欠かせないと言います。
健康な牛から、良質な生乳を搾るーーそれを究極の形で実現した中村さんの酪農への情熱に、思わず聞き入らざるを得ませんでした。