がらがら

ガラガラ

宗谷管内S牧場は、フリーストール牛舎(130ベッド)とミルキングパーラー(8頭アブレスト式)を自力施工(いわゆる手作り)で建てました。
試行錯誤しながら、使い勝手を良くしてきたので、各所にアイデアが盛りだくさんです。

写真はその一つで、搾乳が終わってパーラーから出た牛が、戻り通路の最後の部分で立ち止まって、なかなか進まないときのためのものです。
オイルの空き缶を、パーラー内から伸ばしたヒモでぶら下げて、ヒモを動かせばオイル缶がパイプに当たってガラガラ鳴るという仕組みです。
これで牛はスムーズに出ていきます。

酪農を好きになろう!

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皆さんおはようございます!

先日、都内にある日本獣医生命科学大学で「酪農を好きになろう! プロジェクト」というイベントが開催され、取材に行ってきました!

酪農家と学生の交流会
酪農家と学生の交流会

同イベントは、日獣大に入学した新入生を対象に、酪農への興味や関心を高めることを目的としたもので、酪農や牛が大好きな学生さん達が中心となって準備・企画したイベントです。
当日はドキュメンタリー映画「夢は牛のお医者さん」の上映会をはじめ、牛の写真コンテストや酪農家と学生の交流会などが行なわれ、合計約120人もの人々が参加されたとのこと!
主催者代表の碇谷のぞみさん
主催者代表の碇谷のぞみさん

主催者代表の同大学動物科学科4年の碇谷のぞみさんは「参加してくれた皆さんには今回のイベントをきっかけに、少しでも酪農に対して興味を持ってくれたら嬉しいです。また交流会に参加された酪農家さんと学生さんには、これを機に両者のつながりを持って、皆が今後もつながっていければ良いなと期待しています」と話してくれました。

Dairy Japan 7月号でも掲載されますので、皆さんぜひご覧ください♪

6月号の読みどころ

2015年6月号

さっそくですが6月号の読みどころを紹介します。

今月号の特集は「受胎率アップへの挑戦」です。

酪農の収益アップと安定のためには繁殖成績の向上が重要です。高受胎率、好妊娠率を得るための管理、繁殖プログラムなどを取材しました。

今月号は、技術情報が盛りだくさんです!
技術インタビューでは、受胎率向上を目指すために考えておきたいポイントや、繁殖成績の良い農場の特徴など、皆さんが気になることを渥美牛群管理サービスの渥美孝雄獣医師に聞きました。
ほかには「繁殖技術とその経済性」「繁殖検診時にBCS測定を!」「凍結初乳による牛白血病対策」「石灰粉末の踏み込み消毒槽の効果は?」「蛋白とアミノ酸の利用を考える三つのポイント」「子牛のワクチネーション」など、さまざまな技術記事が掲載されています。
気になるものはありますか? ぜひご一読ください!

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!

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最新酪農システム

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今週発売のDairy Japan6月号では、栃木県のISM Farmを取材しました。同牧場は開業獣医師・磯日出夫氏が代表を務め、約65頭の経産牛を飼養しています。今年2月にGEA社製の搾乳ロボットを導入し、省力化と高位生産を目指しているところです。
そして、来月発売のDairy Japan7月号は「最新酪農システム」として、搾乳機械・施設メーカーイチオシの牧場を3軒紹介します。
畜産クラスター事業などで、最新の設備や機械が脚光を浴びています。ぜひ、最新酪農システムのユーザーの声をこれからの経営のヒントにしてください。

飲水のチェック

飲水

「季節外れの暑さ」というニュースが各地で聞かれます。
そのとき気になるのが「飲水」です。

乳牛はほかの動物よりも、たくさんの水を必要とします。
ところが、牛が水を飲めない状況が、さまざまな理由で発生します。
(DJ1月号「乳牛の栄養学」より)

飲水量が不足すると、生乳生産量低下の負の連鎖が始まります。
ありがちな飲水行動の制限要因は、以下の三つです。
1 水が汚れていること
2 水量が不足すること
3 牛の口が届かないこと
(DJ6月号:次号「もうかる酪農」より)

いま一度、飲水のチェックを。