お昼にちょうど良いサイズ

cheese

会社のお昼休みに、近くのコンビニエンスストアで、ミニカマンベールを見つけました。

一つ25gのかわいらしいカマンベールチーズが二つ入っています。一口サイズのカマンベールチーズを食べたのは初めてのことです。

このサイズなら、昼食に一品プラスするのに丁度良い感じです。もちろん、牛乳も飲みました。今日は、あと一品で3-A-Day達成です。

みなさんもおすすめの牛乳乳製品を教えてください。

世界の乳の祭典

10月28日から11月1日まで開催されたワールドデイリーサミット2013を取材してきました。今年のサミットは60カ国から約2100名が参加し、過去最大の規模になりました。

アジアや中東、アフリカの一部といった新興国の旺盛な乳製品需要にグローバル企業が目を向け、新たなマーケットへの投資を行なう姿勢などが紹介されました。こうした新興国の動向や増大する人口問題を考えると、近い将来、乳をはじめとした食料の争奪戦が来ることが安易に想像できます。だからこそ、日本の酪農基盤は将来にわたって守られなければならないのだと改めて考えさせられました。

写真は3日目の夜に開かれた「酪農家が集う会食」の模様です。クルーズ船で横浜港をクルーズしながらの会食で、約450名の酪農乳業関係者が出席しました。

健康な牛から良質な生乳を

日本乳房炎研究会の学術集会、シンポジウムで、北海道帯広市の中むら牧場・中村寿夫さんが「バルク乳体細胞数を3万個/mlに維持する酪農経営技術」を発表しました。
中村さんは昨年12月に、全頭全乳房出荷で体細胞数3万台を達成しました。
その達成に向けて、中村さんは施設改善、トンネル換気の最適化、搾乳衛生の徹底を始め、良質な粗飼料生産にもこだわったと言います。
そして、そのこだわりは、良質な堆肥生産をスタート地点に置きました。
土作り、草作り、牛作りの土台として良質な堆肥作りが欠かせないと言います。
健康な牛から、良質な生乳を搾るーーそれを究極の形で実現した中村さんの酪農への情熱に、思わず聞き入らざるを得ませんでした。

台風の爪痕

台風の被害を受けたデントコーン
台風の被害を受けたデントコーン

取材で栃木県那須塩原市に来ている。

昨日は、大型の台風18号が日本列島を縦断し、各地で被害が相次いだ。

取材の前後に那須地域をまわると、台風の影響で折れ、倒伏したデントコーンが目につく。

ある酪農家は、「今年は収量も期待できそうだったのに。収穫を目前に控えて台風にやられてしまった」と肩を落としていた。

取材で協力をいただいた酪農とちぎ農協・那須高原支所によると、現段階で、管内では台風による施設被害は報告されていないが、飼料作の被害は調査・収集中で、被害実態はまだ把握しきれていないとのこと。

飼料高が酪農経営を圧迫している最中の台風被害。今後の生乳生産への影響を考えると、胸が痛む。

自給飼料を活用したTMRセンター

TMR給飼
TMR給飼

写真は栃木県那須塩原市のTMRセンター「那須の農(みのり)」のTMR給飼シーンです。
同センターでは、センターで予め調製したセミコンプリートと乾草をミキサーワゴンに投入し、契約農家の元に向かいます。
農家の庭先で、自給飼料(取材時はデントコーンサイレージとイネWCS)を追加投入して、最終調製し、給飼します。
それぞれの農家で使う自給飼料の質、量が違うため、予備調製の段階で農家ごとの細かなメニューを用意しています。
詳細は、現在編集中のDairy Japan10月号で。