トウフ粕はサイレージ化して使いこなす

トウフ粕サイレージ

写真は静岡県の富士TMRセンターで発酵TMRなどの原料として利用される「トウフ粕」です。あらかじめ豆腐工場で乳酸菌と酵素を添加して発酵させ、サイレージ化して利用します。
トウフ粕などの水分含量の高い副産物は、変敗しやすいのがデメリットですが、こうしてサイレージ化することで、安定した品質で飼料原料として利用できます。
ちなみにこのトウフ粕サイレージ、乳酸発酵しているため、若干の酸味と甘み、そしてほのかな乳味のようなものが感じられ、チーズの元となる「カード」のような風味でした。
今月下旬に読者の皆様のもとにお届けするDairy Japan3月号の特集は、「発酵TMRを使いこなす」です。発酵TMR調製のポイントと、それを使いこなすユーザーの給与ポイント、そして発酵TMRのメリットを取材しました。お楽しみに!