要注目の「プリン体チェッカー」:明治が開発

明治プロビオヨーグルトPA-3
明治プロビオヨーグルトPA-3

株式会社 明治が4月7日に新発売した「明治プロビオヨーグルト PA-3」。「プリン体と戦うPA-3乳酸菌」は、プリン体を体内で吸収しにくい形に分解し、さらにプリン体を菌体内に取り込んで自らの増殖の栄養にするという(詳細はこちら)。

プリン体といえば、過剰摂取が「痛風」の原因になることから、気にする方も多いはず。これから気温も上がって、ビールがおいしくなる時期だけに、プリン体を減らしてくれるヨーグルトは、要チェックです。

そして、筆者が最も注目したのは、同社が開発した「プリン体チェッカー」。iPhoneやAndroid搭載のスマートフォンで料理の写真を撮ると、このアプリが料理中のプリン体含量を教えてくれるというもの。これは手放せないアプリになるかも(App Storeでの配信は準備中)。

人気のTVシリーズ「ヤング酪農家」 スウェーデンより

スウェーデンでは毎週火曜日の夜9時、TV4で8人の若い酪農家のシリーズが見られるそうです。
そのうちのいくつかはYouTubeで見ることができます。

・リカルド(34歳)、家族:トラクター競争が趣味で数台の大型トラクターを保有している。
http://youtu.be/M09ShMOMD58

・ミカエル(22歳)とマティアス(26歳)の兄弟:お母さんが2年前に癌で急に亡くなった後、酪農家になった。子供連れの家族を牧場に招き入れている。
http://youtu.be/62DRm2a8kY4

・リーブ(22歳)、独身:両親の牧場を後継し、酪農の仕事に勤しんでいる。リーブの妹も、ときどき牧場の仕事を手伝っている。
http://youtu.be/SBN9AO0Wle4

※Dairy Japan 5月号「海外だより/レポーター=山﨑一大(スウェーデン在住)」より

5月号の読みどころ

2015年5月号

早速ですが5月号の読みどころを紹介します。

今月号の特集は「TMRセンター最前線」です。

酪農生産を語るうえで、欠くことのできないワードとなった「TMRセンター」。各地のTMRセンターのさまざまな取り組み、また利用効果や課題などを取材しました。

今月号の私のおススメ記事はカラーページの「オン・ファーム」と「酪農女性のON/OFF」です。
「オン・ファーム」はパッと開いたときに、なんだか今までの記事とは少し違うように感じます。そう、今回は牛舎についての記事です。木造牛舎なんてなんだか温かみがありますよね。
以前もスタッフブログでご紹介しましたのでそちらも参考にしてみてください。

「酪農女性のON/OFF」についても以前少しご紹介しました
今回の女性は300kg近いハーレーを乗りこなします! 写真も載っているのでぜひご覧ください。

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!

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木造牛舎と鉄骨牛舎のコスト比較

木造牛舎

北海道根釧地域の一般民有林におけるカラマツ人工林の面積は約3万5000ha。
林齢30年を超えて利用段階に入ったカラマツ林が今、豊富な資源として蓄えられているそうです。

酪農専業地帯としては、それを牛舎に利用しない手はありません。
そこで根釧の両振興局は平成22年度からプロジェクトを立ち上げ、木造牛舎の利点や設計・建築方法などを解説した「木造牛舎設計提案書」を作成して配布したり、カラマツ材を使った牛舎の見学会を開催するなど、地材地消による木造牛舎の普及活動を行なっています。

そこで気になるのがコストです。
「建築費のみを聞いて、木造は値段が高いと思われがちだが、建築物のコストを考える際には、不動産取得税や固定資産税、火災保険料などを含めたライフサイクルコスト(生涯費用)を考えるべき」と根室振興局森林室は一例を示してくれました。

約2000平米の育成舎(十勝管内の公営牧場、260頭規模)を築後40年間で試算すると、木造のほうが鉄骨造より約400万円安価です。
そのなかで、とくに大きな違いは固定資産税で、約1300万円も木造のほうが安価となっています。

※詳報はDairy Japan 5月号で。