混合不活化ワクチン「ボビバック®B5」新発売:共立製薬(株)

2014 年 12 月 8 日

Filed under: — admin @ 8:00 AM 新商品

s「ボビバックB5」
共立製薬(株)は、12月8日、牛用ワクチンであるボビバック・シリーズとして、「ボビバック®B5」を新発売した。
本品は、牛伝染性鼻気管炎、牛ウイルス性下痢-粘膜病(BVDV)、牛パラインフルエンザ、牛RSウイルス感染症を予防する混合不活化ワクチン。
近年の国内流行BVDV1型の1a型から1b型への推移に注目し、国内のBVDV発症牛より分離した1b型BVDVを使用。より野外の流行に沿うよう開発された。

【特長】
1. ワクチン製造用株はすべて国内分離株
2. 牛RSウイルスは山形分離株を使用
3. 多様性のあるBVDVを広くカバー
4. 国内流行BVDV1型の推移に合せ、1b型ウイルスを使用

【成分・分量】
液状不活化ワクチン 2mL(1頭分)中:
牛伝染性鼻気管炎ウイルス No.758KS株
(不活化前ウイルス量)107.5TCID50以上
牛ウイルス性下痢ウイルス(1型) HK286KS株
(不活化前ウイルス量)106.0TCID50以上
牛ウイルス性下痢ウイルス(2型) HK060KS株
(不活化前ウイルス量)105.9TCID50以上
牛パラインフルエンザ3型ウイルス BN1-1KS株
(不活化前ウイルス量)107.4TCID50以上
牛RSウイルス 山形KS株
(不活化前ウイルス量)106.1TCID50以上

【用法・用量】
・2mLを3~5週間隔で2回、筋肉内注射
・追加免疫用として本ワクチンを使用する場合には、半年~1年毎に2mLを筋肉内注射

【包装】
1セット10頭分 液状ワクチン20mL 1バイアル

【問い合わせ】
共立製薬(株)PA営業本部
TEL:03-3264-7559

第1位はNTP+4118で、キングスランソム B ルーブル

2014 年 12 月 4 日

Filed under: — admin @ 4:43 PM ニュース

上位10位

家畜改良センターは、インターブルが行なった2014-12月国際評価結果に基づいて、乳用牛評価報告2014-12(海外種雄牛)をとりまとめ、公表した。
この評価報告には、総合指数(NTP)の上位40位が記載されている。
詳しくは、家畜改良センターHPをご覧ください。なお、同HPでは、評価結果をダウンロードできる。

1月に札幌で「酪総研シンポジウム」

2014 年 12 月 1 日

Filed under: — djito @ 12:58 PM セミナー開催案内

雪印メグミルク(株)酪農総合研究所は、以下の日程で「酪総研シンポジウム」を開催する。
今回のテーマは「乳牛飼養管理技術の向上-日本型飼養管理の方向性-」。
●日時:平成27年1月28日(水)13:00~17:00
●場所:第二水産ビル8階大会議室(札幌市中央区北3条西7丁目)
●講演プログラム:
1. 「我が国酪農施策の展開方向について-飼養管理及び飼料生産を中心として-」
農林水産省 生産局 畜産部 畜産振興課長 小林 博行氏
2. 「乳牛のモニタリングの活用事例」
雪印種苗(株)北海道統括支店 技術推進室長 松本 啓一氏
3. 「濃厚飼料削減への近道-基礎から飼料給与への応用-」
酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 ルミノロジー研究室 准教授 泉 賢一氏
●参加無料、定員200名(定員になりしだい締め切り)
●参加申し込み方法:酪農総合研究所のホームページ掲載「参加申込書」にてFAXする。
HP=http://rakusouken.net FAX 011-704-2417

初妊牛相場:53.1万円で保ちあい――ホクレン家畜市場

Filed under: — djito @ 11:39 AM 業界情報

11月相場

ホクレン家畜市場の初妊牛相場11月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

11月については、出回り頭数は前月並みとなり、回転需要を中心に一定の需要が確保されたことから、平均価格は53万1000円(前月比5000円安・前年比3万1000円高)と保ちあいでの推移となった。

12月については、一部春産みが出回り、出回り量の増加が見込まれるが、都府県を中心に一定量の需要が予測されることから、保ちあいでの推移が予想される。

米国大豆の今:アメリカ大豆協会

2014 年 11 月 19 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:00 PM セミナー報告,ニュース

11月17~18日都内で、アメリカ大豆協会による「第30回米国大豆バイヤーズ・アウトルック・コンファレンス」が開催された。18日は、油・飼料業界関係者らを対象に、「米国大豆生産者からの約束」デイビット・ポッペンス氏(アメリカ大豆協会ディレクター)、「大豆と健康」マーク・メッシーナ氏(ロマリンダ大学公衆衛生学部栄養学科非常勤准教授、ニュートリションマスターズ社社長)、「大豆ミールの品質における熱処理の影響とその評価方法」橋澤義憲氏(アメリカ大豆輸出協会 AUマーケティングマネージャー)、「世界の油糧種子、油、油かす類のマーケット概要」トーマス・ミルケ氏(Oil World社専務理事)、「2014年度産米国大豆の品質報告(一般大豆)」セス・ネイブ氏(ミネソタ大学作物学植物遺伝学部准教授)の五つの報告があった。

報告によると、2014年の米国産大豆生産量は1億700万tで、2013年より17%増加した。品質としては、2014年産の大豆は蛋白質が低めだが、油分は平均的であるとした。世界での大豆生産量は今後さらに上昇、そのほかの油糧種子については縮小するとのこと。また大豆ミールにおいては中国が最大の消費国となっており、今後も中国での大豆ミールの消費は伸びるであろうとした。

「アグリビジネス創出フェア2014」開催

2014 年 11 月 14 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM イベント,ニュース

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農林水産省は11月12~14日都内で、「アグリビジネス創出フェア2014」を開催した。本フェアは産学各機関が農業分野における最新の技術を持ち寄り、交流することを通じて新しい時代の農業ビジネス発展を目的とした技術交流・展示会となる。今回出展者数は「生産ゾーン」44団体、「食ゾーン」43団体、「環境ゾーン」17団体、「地域ゾーン」19団体、ほか15団体の多数の出展にもなった。酪農関係では生産ゾーンにて、オリオン機械(株)が最新マルチボックス搾乳ロボット「エムアイワン」2ボックスを展示。シングルボックスから最大5ボックスまで経営規模に応じてユニットを増やすことができる画期的な搾乳ロボットは、関係者らの興味を集めていた。このほか、温度管理や養分など作物生育に必要な環境条件を制御することで、一定管理のもとに効率良く生産ができるシステムなど、斬新なシステムが多数展示され、これからの農業技術スタイルの方向性が見受けられた。

 

 

アイスクリーム類及び氷菓の表示検査会

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:00 AM ニュース

 

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関東アイスクリーム協会、アイスクリーム類及び氷菓公正取引協議会は、11月13日都内で、平成26年度のアイスクリーム類及び氷菓表示の検査会を実施した。本協議会は、行政関係、メーカー、消費者モニター3者で、市販のアイスクリーム類及び氷菓約65種類を対象に、表示について意見交換をする場である。表示が法律に基づいて正しく行なわれているかどうか消費者とともに検査を行ない違反がないように努めるとともに、消費者の商品選択が適正に行なわれるよう表示の知識普及と向上を図ることを主旨としている。今回は大学生5人が消費者モニターとなり、市販のアイスクリーム類及び氷菓の表示についてさまざまな質問を各メーカーの担当者に投げかけた。

質疑応答終了後、東京都生活文化局の長谷川幸世氏は「本協議会は独自に消費者モニターを招き、業界として自主的に表示のチェックを行なっており、大変素晴らしいことだと感じている。適正な表示を行なうことは消費者の信頼を得ることにつながる。今後も是非継続してほしい」と講評を述べた。

中之条高校が関東ホル共制す

2014 年 11 月 13 日

Filed under: — admin @ 5:19 PM ニュース

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第17回関東ホルスタイン共進会
11月12~13日 茨城県中央家畜市場
出品頭数100頭
審査員:山口寿典氏(株式会社十勝家畜人工授精所)

●最高位賞・シニアチャンピオン・経産60月以上の部優等賞1席・BU
ナカコー プライド リートン ラストウイン ET(父:ブレイデール ゴールドウイン)
出品 群馬県 県立中之条高等学校

●シニアリザーブチャンピオン・経産60月以上の部優等賞2席
サンノー スター ミント(父:MD―デライト ダーハム ET)
出品 千葉県 県立大網高等学校

●インターミディエイトチャンピオン・経産36月以上48月未満の部優等賞1席・BU
ゴールドリンク R アイオーン ペト(父:ミツドフィールド CCM アイオーン)
出品 群馬県 千本木裕氏

●リザーブインターミディエイトチャンピオン・経産36月未満の部優等賞1席・BU
トキワ ボルトン ローズ マリー(父:サンデイバレー ボルトン ET)
出品 東京都 常盤幸二氏

●ジュニアチャンピオン・18月以上21月未満の部優等賞1席
タクヨウ キヤリー レツドマン クリスタル(父バレーリバー ルーベン レツドマン RED ET)
出品 栃木県 県立那須拓陽高等学校

●リザーブジュニアチャンピオン・15月以上18月未満の部優等賞1席
リツチヒル アチチユード ポポロ RED(父ダマーテイニ アチチユード RED ET)
出品 神奈川県 有限会社荒井牧場

○12月以上15月未満の部優等賞1席
アイミルク テイーウエーブ マグ(父ジレツト テイーウエーブ スパーリング ET)
出品 埼玉県 株式会社i-Milk Factory

○21月以上24月未満の部優等賞1席
アバンダント スパークリング インクスー A ET(父ジレツト テイーウエーブ スパーリング ET)
出品 千葉県 県立大網高等学校

○経産48月以上60月未満の部優等賞1席
フアイン リコ ダツチ(父:ゴツドフレイ ラテイチユード ET)
出品 群馬県 遠坂和仁氏

11月11日は何の日?

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:18 AM イベント,ニュース

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チーズ普及協議会ならびに日本輸入チーズ普及協会は、11月11~12日、都内で「チーズフェスタ2014」を開催した。チーズフェスタとは11月11日の「チーズの日」に開催される日本と世界のチーズを感じられるチーズの祭典である。会場では世界各国のチーズが展示・販売され、さまざまな輸入チーズや国産チーズの試食も行なわれた。会場には多くの来場者が訪れ、それぞれチーズを楽しんでいた。

会場にはチーズの紹介コーナーおよびメインステージが設けられており、国内の各乳業メーカーが自社の製品を使った簡単チーズレシピの紹介や、チーズを使ったレシピのコンテスト「チー1グランプリ」など、さまざまなイベントが開催された。

低脂肪で使いやすくなったDDGS

Filed under: — djito @ 6:55 AM セミナー報告

穀物協会セミナー

アメリカ穀物協会(浜本哲郎代表)は11月12日、北海道帯広市で「米国での酪農の飼養管理とDDGSの利用に関するセミナー」を開催した(十勝農協連共催)。飼料・栄養の技術者、関係機関や企業など約50名が参加した。

最初に、アメリカ穀物協会の米持千里氏が、「トウモロコシDDGSの飼料原料としての利用」と題して、トウモロコシDDGSの利用状況、製造工程、栄養成分などについて講演した。
従来のDDGSは粗脂肪含量が10%以上だったが、最近は約7%が主流になり、ユーザーからは「使いやすくなった」という声が多いことなどを報告した。

次に、米国サウスダコタ州立大学・酪農科学科のアルバロ・ガルシア教授が、「乳牛用飼料としてのDDGS」と題して、DDGSの飼料特性を解説した。
DDGSは、エネルギー、ルーメン内非分解性蛋白質、ミネラルの良い供給源であること、アミノ酸バランスとしてリジン/メチオニン比を3に調整する必要があること、NDFは30~40%であること、リノール酸を主体とする不飽和脂肪酸の割合が高いこと、近年は粗脂肪含量が低くなったことなどを解説した。

続いて、北海道/畜産・飼料調査所、御影庵主宰の阿部亮博士が、「北海道のTMRセンターとDDGS」と題して、DDGSを活用していくうえでのポイントを解説した。
北海道十勝の粗飼料にDDGSを20%添加給与した場合を示し、低脂肪DDGSであれば、乾物中の粗脂肪含量は3%程度で、ルーメン微生物の活性や増殖を阻害することが懸念されるレベルにはならないとした。
ただし、アメリカの試験のほとんどが、アルファルファとトウモロコシサイレージの粗飼料構造を基盤としていることから、北海道十勝の自給飼料構成で実際に飼養試験を行ない、その効果を検証する必要があると提言した。

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