27年度乳価決着――ホクレン

2015 年 1 月 10 日

Filed under: — djito @ 8:16 AM ニュース

ホクレンは1月9日、平成27年度用途別原料乳価について、大手・中堅乳業者16社と以下の内容で決着した。

●飲用向け:+3円(2.6%)
●はっ酵乳等向け:+3円(3.5%)
●脱脂粉乳・バター等向け:+2円(2.8%)
●チーズ向け
 ゴーダ・チェダー向け:+5円(7.9%)
 その他向け:+5円(8.2%)
●生クリーム等向け
 生クリーム:+3円(3.8%)
 脱脂濃縮乳:+3円(4.1%)
●その他向け:+3円(3.2%)
※単位はkg当たり、カッコ内は現行価格からの引き上げ率。

平均乳価(プール乳価)は3円60銭/kg引き上げとなる。
この改定は平成27年4月1日取引分から行なわれる。

「第47回 宇都宮賞」表彰者決定

2015 年 1 月 9 日

Filed under: — djito @ 5:16 PM ニュース

宇都宮仙太郎翁顕彰会は1月9日、本年度「第47回 宇都宮賞」の表彰者を、以下のとおりに決定した。
表彰式は翁の命日にあたる3月1日に札幌市で開催される。

【酪農経営の部】上士幌町・小椋幸男氏(63歳)
有限会社ドリームヒル・代表取締役。平成15年に同世代の仲間と、今後は後継者対策や労働力不足、さらには地域の過疎化が進むなかでの将来の生産減少が必至であることを予測。規模拡大による生産性の向上による地域の核となる生産法人の設立が必要との考え方が一致し、有限会社ドリームヒルを設立した。

【酪農経営の部】小清水町・藤原正博氏(64歳)
有限会社 藤原牧場・代表取締役。優れた土作りに取り組むなかで、土壌内の放線菌の重要性に着目し、試行錯誤した結果、糞尿や牛舎内の臭気抑制、堆肥の発酵促進およびサイレージの良質発酵などの特徴を持つ、放線菌を主体とする微生物資材の独自開発に成功した。

【酪農指導の部】大樹町・伏見悦夫氏(74歳)
大樹町長。農業の担い手の育成確保を図ったほか、農協と協力し、生乳増産対策として搾乳牛の増頭や畜舎の改善などに対する独自の補助を実施し、平成11年には7万2000tであった生乳生産を平成21年には9万tを超えるまでに引き上げるなど、生乳増産とともに一貫して地域の基幹産業である酪農生産基盤の強化に取り組んだ。

酪農乳業の課題解決に三つの取り組みを

2015 年 1 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 5:02 PM ニュース

乳業13団体合同賀詞交歓会

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日本乳業協会など乳業13団体は1月6日、都内で合同賀詞交歓会を開催した。酪農乳業関係者ら多数が参加した。
開会に際し、日本乳業協会の川村和夫会長は挨拶で、「昨年はアベノミクスで株高や輸出産業の好決算が伝えられて世間一般は好況に沸いたが、酪農乳業界は世間とはかけ離れた一年だったように感じる」と昨年の酪農乳業界の景気状況について述べた。 (more…)

CAGがDFトラクター販売開始

Filed under: — admin @ 10:00 AM ニュース

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(株)コーンズ・エージーは1月5日、SAME DEUTZ-FAHR(サーメドイツファール)社と、DEUTZ-FAHR(ドイツファール)トラクター販売における総代理店契約を締結し、従来より取り扱っていたランボルギーニトラクターに加え、ドイツファールトラクターの販売を開始した。これにより、コーンズ・エージーは、ドイツファール製品の販売およびサポートなど、すべての業務を引き継ぐことになった。
今後は、両社の緊密な協力をもとに、製品の提供ならびに、より一層のサービス充実を図っていくとしている。

家畜改良センター「今年の10大ニュース」

2014 年 12 月 26 日

Filed under: — admin @ 11:43 AM ニュース

家畜改良センターは12月25日、平成26年度の業務において、「家畜改良センター10大ニュース」として発表した。それらは以下のとおり。

1.ホルスタイン種雄牛遺伝的能力評価1位選抜
センター生産のホルスタイン種雄牛「NLBC ペリクレース オーソン ET」が8月の遺伝的能力評価(総合指数)において、第1位で選抜。これは、センター生産の種雄牛では、6年ぶりの第1位となり、初登場での第1位はセンター初。

2.肉質や肉量に優れた「勝忠福」など黒毛和種の種雄牛が上位選抜
センター生産の黒毛和種種雄牛3頭が(「勝忠福」「北晴茂」「幸忠栄」)、産子の肥育成績を調べる現場後代検定において選抜。

3.体外受精卵により作出された褐毛和種の種雄牛が初めて選抜
体外受精卵を活用して作出した褐毛和種の種雄牛「菊鶴ETI」が、現場後代検定において選抜。体外受精卵活用で生産された種雄牛が基幹種雄牛として選抜されるのは初。

4.龍軍鶏ごろうの試験販売に向けた生産を開始
「龍軍鶏(たつしゃも)ごろう」の試験販売に向けた生産を開始。「龍軍鶏ごろう」は、新しい日本の鶏を目指して開発した新品種。

5.ホルスタイン種の繁殖形質の遺伝的能力評価を開始
近年のホルスタイン種の繁殖性低下(受胎率等)を、遺伝的に改良するため、雌牛の受胎率と、分娩してから受胎するまでの日数(空胎日数)をもとに種雄牛の繁殖形質の遺伝的能力評価を開始。 (more…)

初妊牛相場:53.8万円とやや値上がり――ホクレン家畜市場

2014 年 12 月 24 日

Filed under: — djito @ 9:41 AM 業界情報

初妊牛相場12月

ホクレン家畜市場の初妊牛相場12月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

12月については、出回り頭数が増加するなか、一部で春産みが出回り始めたことに加え、通常の更新需要が重なり、平均価格は53万8000円(前月比7000円高・前年比2万1000円高)とやや値上がりした。

年明け1月については、春産みが出回りの中心となり、都府県を中心とした需要が活発化する時期となることから、強含みでの推移が予想される。

1月に「米国コーン・アウトルック・カンファレンス」 アメリカ穀物協会

2014 年 12 月 18 日

Filed under: — djito @ 11:59 AM セミナー開催案内

アメリカ穀物協会は、1月20日、東京で「米国コーン・アウトルック・カンファレンス」を開催する。
今回は、1)2014年米国産トウモロコシ収穫時品質レポートの内容報告、2)世界と米国のトウモロコシの需給の現状と将来展望、3)米国農業政策の現状と将来展望、4)主に穀物貿易を中心として米国と日本の農業政策のあるべき接点についての講演を行なう。
参加費無料、同時通訳付、昼食付。

●日時:2015年1月20日(火曜日)10時(9時半開場)から16時(予定)
●場所:ホテルオークラ東京 本館1階 曙の間(東京都港区虎ノ門2-10-4)
●内容:
演題1「米国農業政策の現状と将来展望(仮)」
 プロエクスポーター主席 アナリストマーティ・ルーカ氏
演題2「日本と米国の農業政策の接点?穀物政策を中心にして(仮)」
 コンチネンタルライス有限会社 代表取締役・茅野信行氏
演題3「米国トウモロコシ生産農家から(仮)」
 アイオワ州トウモロコシ生産者 グレッグ・アルバー氏、ジム・グライフ氏
演題4「2013年米国産トウモロコシ収穫時品質レポート」
 アメリカ穀物協会グローバルトレード・マネジャー アルバロ・コルデロ氏
演題5「世界と米国のトウモロコシ生産・需給と作付予想(仮)」
 ボッコーニーグループ P.・スコット・シーラー氏
●申し込み/問い合わせ:アメリカ穀物協会・浜本氏または小野澤氏
TEL 03-6206-1041、Email: grainsjp@gol.com

「オルテック アジアパシフィック レクチャーツアー」開催案内

Filed under: — admin @ 11:10 AM イベント開催案内,セミナー開催案内

オルテック・ジャパンは来年も恒例である「オルテック アジアパシフィック レクチャーツアー」を開催する。
今回は「炎症と健康:オメガ3脂肪酸の抗炎症性作用」と題した基調講演、有機ミネラルに関する基礎講演及び畜種別セッションを実施する。

●プログラム
「ミネラルの栄養 ―基本的知識」
 講師 堀米永一、倉内亜弥子(オルテック・ジャパン 営業マネージャー)
「ミネラルを活用する ―畜種別のミネラルの重要性」
 講師(養鶏) アズィズ・サクラニー(オルテック社養鶏技術マネージャー)
 講師(養豚) アート・フリオ(オルテック社養豚技術マネージャー)
「炎症と健康:オメガ3脂肪酸の抗炎症性作用」
 講師 有田 誠博士(理化学研究所 統合生命医科学研究センター チームリーダー)
「有機ミネラル源の識別」
 講師 リチャード・マーフィー(オルテック社 ダンボイン研究所長、有機ミネラル研究開発責任者)
懇親会「ケンタッキー・ナイト」

●参加費:無料

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全共に向けて「電動運動機」 デーリィ商事

2014 年 12 月 17 日

Filed under: — djito @ 9:54 AM 新商品

電動運動機S

株式会社デーリィ商事は、全国の酪農家からの要望・問い合わせに応え、「電動運動機(安全装置付・左右回転無段変速)」の販売を開始した。
本機で、規則正しく歩行訓練を行なうことで、育成、共進会などでの好結果や、運動不足からくる繁殖障害の予防が期待される。また、自然に健康管理ができ、美しい体型を整える。
本機は、危険防止クラッチ付き(牛が転んだときにクラッチが切れる)、左右回転スイッチ付き、1回に4頭繋ぎで場所をとらない、備え付けが簡単で移動が自由、などの特長がある。
【問い合わせ】
株式会社デーリィ商事
札幌市南区澄川3条4丁目
TEL 011-823-6350 FAX 011-811-1618
http://www.dairy-shoji.com

酪農学園の学生が育てた短角牛を使ったハンバーグ

2014 年 12 月 12 日

Filed under: — djito @ 2:29 PM ニュース

酪農学園大学(北海道江別市)の肉牛農場では、約60頭の黒毛和種や日本短角牛種などを飼育している。
ビール粕やふすま、小麦など、地域にある飼料を有効活用しながら、肉質の良い牛の飼育について研究している。

このたび産学連携の取り組みとして、札幌市のハンバーグレストラン「竈(かまど)円山」(http://kamado.info)の協力により、同農場の短角牛2頭分のひき肉を使った炭火焼ハンバーグが、同店の本店と千歳空港店で提供されることになった。
販売開始は12月15日からで数量限定。

「学生達にとっては、自分達が育てた牛の肉が、どこでどのように消費者に提供されるのか、肉の評価はどうなのか、などを把握し、それらを研究にフィードバックする良い機会となる」としている。

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