震災の影響を受け減収減益 森永乳業

2012 年 5 月 14 日

Filed under: — maetomo @ 5:31 PM ニュース

 森永乳業は5月14日、平成24年3月期決算短信を発表した。同期の連結売上高は5782億円で前期比47億円の減収だった。営業利益は131億円で同57億円の減益だった。
 減収要因について三浦幸男・専務取締役は「震災の影響による減収は約40億円。このうちサプライチェーンの寸断や電力需給問題によってヨーグルト部門で10億円、牛乳類で10億円、その他で約10億円の減収となった。またアイスクリームは前期が猛暑だったこともあって13億円の減収、飲料も12億円の減収だった。12月以降に回復したが、トータルで47億円の減収となった」と説明した。
 森永乳業単体の販売実績では、牛乳類は739億9700万円で前期に比べ28億5200万円の減収だった。PB商品が減少したことなどが主な原因で、主力の「森永のおいしい牛乳」は106%、「まきばの空」(成分調整牛乳)はほぼ前年並みだった。セグメント別で好調だったのがチーズ。448億3900万円で前期比11億1800万円伸びた。
 25年4月期は売上高5900億円、営業利益130億円を予想している。

「希望の牧場 ふくしま」プロジェクトが、東京都内で写真展を開催

2012 年 5 月 11 日

Filed under: — admin @ 8:44 PM ニュース

5月11日(金)、東京都内のギャラリーで「希望の牧場 ふくしま」プロジェクトが、写真展を開いた。これは、福島原発事故の警戒区域内に、いまも生存している家畜の命を知って欲しいという願いによるもので、約70枚の写真が展示されている。

福島原発から半径20キロ以内の警戒区域内で飼養されていた牛は約3000頭、うち半数が餓死や安楽死させられ、現在は主に1000頭以上の肉牛が半野生化し、生存していると推計されている。同プロジェクトは、これらを被爆の研究・調査のために活して欲しい、としている。

福島県浪江町のエム牧場には現在、約300頭の牛が生きている。吉沢場長は「経済価値がなくなったからといって、生きている牛を殺すことはできない。放射性物質の許容値で使えなくなった牧草ロールがあれば、それを有効活用することで、牛の生命が保たれる。千葉県の酪農家さんからロールが提供されたことで、安楽死への同意を撤回した農家もいる」と言う。

酪農では、スタンチョンに繋がれたまま餓死しミイラ化した牛と、事故後に誕生したホルスタイン子牛の2枚が展示されていた。農水省は4月5日、継続飼養を一部認めたが、「子孫も含めた出荷、移動、繁殖の制限」があり、乳牛は飼養できないのが現実。写真展は14日まで開かれる。

「希望の牧場」プロジェクトでは、サポーター基金を募集している。(文責:関東支局)
詳細は http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/

*関連ニュース(4月22日)
「警戒区域内のウシの活用を探る」シンポジウム:応用動物行動学会が現地で開く

ようこその気持ちを一口の牛乳に込めて

Filed under: — maetomo @ 6:10 AM 未分類

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先日訪れた中標津町で泊まった某旅館にて、
食事の際に、一口サイズの小さなコップ一杯の牛乳が添えられていました。
このコップには「Welcome MILK ようこその気持ちを一口の牛乳に込めて」と書かれています。
使われていた牛乳は、中標津町の「なかしべつ牛乳」です。
食事に添えられた一口の牛乳に、おもてなしの心を感じました。

この一口の牛乳は、根室地区酪農対策協議会が牛乳の消費拡大を目的に、
水やお茶の代わりに牛乳を提供する「根室Welcome MILK」というもので、
中標津町だけではなく、根室管内のさまざまな飲食店が参加しているそうです。

同協議会が、参加する飲食店に週2本の牛乳を、
25週(約半年)に渡り配布しているとのことです。
今回訪れた中標津町内では、50を超える店舗が参加しており、
最近では、配布される本数に限らず、
通年で牛乳を出す店舗が増えてきたとのことです。

日本アイスクリーム協会が「アイスクリームの歌プロジェクト」を発表

2012 年 5 月 10 日

Filed under: — admin @ 9:07 PM ニュース

一般社団法人日本アイスクリーム協会は、2012年「アイスクリームの日」記念として、全国各地でアイスクリームの無料サンプリングを行なったが、
アイスクリームににまつわる思い出やエピソード、物語(創作も可)などを一般から募集し、歌を作る「アイスクリームの歌プロジェクト」を発表した。

応募作品の中から1作品を選び、そのエピソードなどをもとに、歌手の川嶋あいさんが「アイスクリームの歌」を制作する。
賞金50万円。応募期間は7月9日(月)まで。

詳細は、同協会まで。 http://www.icecream.or.jp/

雪印メグミルク 中期経営計画を変更

Filed under: — maetomo @ 11:43 AM ニュース

雪印メグミルクは5月10日、平成21年10月に発表した中期経営計画の変更を発表した。変更内容は、計画対象期間を1年延長し平成27年3月末までとすること、売上高の目標値を300億円下方修正した5500億円にするなど。

同社は中期経営計画の変更について「東日本大震災や乳製品の需給ひっ迫など、経営環境が激しく変化したことから、計画のコンセプトや骨子は維持しつつ、個別の諸施策の再点検と必要な組み換えを実施し、最終も区報連結営業利益200億円の達成年度を25年度から26年度とすることとした」と発表した。

雪印メグミルク 協同乳業グループと業務提携

Filed under: — maetomo @ 11:38 AM ニュース

雪印メグミルク株式会社と協同乳業株式会社は5月10日、両社グループ間で業務提携を検討していくと発表した。

業務提携の内容は、両社グループ間での生産受委託による施設の効率活用や、物流の相互利用による効率化、資材の共同購入などとしている。

平成24年度 帯広畜産大学「生産獣医療技術研修」募集

2012 年 5 月 9 日

Filed under: — djito @ 8:35 AM セミナー開催案内

帯広畜産大学は「生産獣医療技術研修」の受講者を募集している。同研修は受講者の経験年数に応じて「基礎コース」と「発展コース」に分け、さらに希望者には「フォローアップ研修」を行なう。
■期間:
基礎コース=9月24-28日、発展コース=8月27-31日
■場所:
帯広畜産大学畜産フィールド科学センター
■募集人数:
基礎コース=牛群検診未経験の産業動物臨床獣医師(20名程度)
発展コース=同経験を有する産業動物臨床獣医師(20名程度)
■研修内容:
基礎コース(牛群検診の基本技術)=生産獣医療の概念、乳検データの読み方、乳牛の飼料・栄養に関する用語解説、飼料給与診断・設計のガイドライン、飼料品質鑑定法、カウコンフォートの評価、BCS判定法、牛群検診の進め方、NRC2001を基にした飼料計算の基本、農家とのコミュニケーション法、代謝プロファイルテストの方法、検査項目の診断意義、代謝プロファイルテスト結果の診断、総合診断と結果の説明演習、総合質疑
発展コース(牛群検診の実践技術)=乳検データの活用方法、飼料の栄養特性と品質鑑定法、乳牛の飼料設計ガイドライン、飼料の品質鑑定実習、家畜診療と酪農経営、牛群検診の進め方、牛群検診の実習(一般農家)、NRC2001による飼料給与診断と飼料設計(CNCPSの考え方を含む)、代謝プロファイルテスト結果の診断、飼料給与診断と飼料設計の実際、わかりやすい報告書の記述方法、総合診断、農家への結果説明と指導の実際、事例発表会、総合質疑
■受講料:
3万円(集合研修の教材費)または6万3000円(希望者のみ、集合研修の教材費+フォローアップ研修の血液検査料)
■問い合わせ:
《研修内容に関すること》
帯広畜産大学畜産フィールド科学センター・教授・木田克弥
TEL 0155-49-5652 FAX 0155-49-5654
E-mail:kidak @ obihiro.ac.jp
HP:http://www.obihiro.ac.jp/~fcasa/extension.html
《受付に関すること》
帯広畜産大学地域連携推進センター・高橋
TEL 0155-49-5776 FAX 0155-49-5775
E-mail:syogai@obihiro.ac.jp
■申込期限:8月3日
■申し込み方法:所定の「受講申込書」に記入のうえFAXまたは郵送。

大規模でも細かなところに目が行き届く

2012 年 5 月 4 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

十勝管内のN牧場は、経産牛609頭、未経産牛426頭、年間出荷乳量約6000tと大規模です。
搾乳牛舎はフリーストール5棟(うち1棟の半分は乾乳前期)です。
搾乳牛群は、経産の泌乳初期群、初産の前期群、泌乳中期群、泌乳後期群に分けて管理しています。
(初産の前期以降は泌乳中期群で合流する)

N同牧場の発情発見や異常牛の発見はすべて、スタッフ全員の目で行なわれています。
朝の搾乳終了後、スタッフ全員が手分けして(1群に2-3人ずつ入って)、1頭1頭を見て歩きます。
その際、各スタッフは専用手帳を携帯して、気になったことは漏らさず書き込んでおきます。

その専用手帳を見せてもらいました。
1頭ごとに、牛番号、耳標、生年月日、牛名、分娩日、子牛の性別、群移動、子宮回復や黄体の状況、発情発見状況、授精状況、分娩予定日、病歴などが細かく書き込まれています。
この手帳を見れば、「いつ、どのような状態のときに授精したのか?」と聞かれても、その場で即座にわかるそうです。

※詳しくはDairy Japan 6月号で。

牛を曳く喜び感じて「第43回福島県ホルスタイン・ショウ」が開催

2012 年 4 月 28 日

Filed under: — admin @ 6:09 PM ニュース,共進会

4月28日(土)、福島県本吉市の福島県家畜市場を会場に、第43回県ホルスタイン・ショウが開かれた。主催は、同県酪農青年研究連盟、共催は県乳牛改良同志会。出品頭数51頭、出品者27名。審査員は高橋忠司氏(オールジャパンブリーダーズサービス)。

鈴木同連盟会長は「東日本大震災を乗り越え、多数の出品をいただいた。手塩にかけ愛情を注いで育てた牛を、見てもらえることに感謝したい。今回のショウは復興への第一歩となるだろう。これからも多くの試練が待っているかもしれないが、一歩ずつ歩むことが私たちの使命であり、幸せへの第一歩となると信じている」と述べた。

来賓の但野・福島県酪農協組合長は「今、福島産の牛乳は一番安全だと評価されている。自給牧草の使用自粛等の苦労はあるが、将来に向けて希望を持っていただきたい」と挨拶。

審査の結果、次のように決まった。
☆経産グランドチャンピオン(36月以上48月未満の部1位・BU)
ロングリバー ウエデイング メモリー ダーハム(父ダーハム)
出品 飯館村・長谷川義宗氏(ベストショーマン賞)

☆経産リザーブチャンピオン(48月以上の部1位・BU)
ユニオンデール フアーストカツト スージー(父ジレツト フアイナル カツト ET)
出品 本宮市・株式会社T・ユニオンデーリイ

☆未経産グランドチャンピオン(7月以上12月未満の部1位)
コムスター ナデシコ ジヤパン(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品 郡山市・郡山市観光交流振興公社

☆未経産リザーブチャンピオン(12月以上16月未満の部1位)
名号申請中(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品 磐梯町・足利秀忠氏

○16月以上20月未満の部1位
バンダイデール サンチエス エレベーシヨン(父ストーマテイツク サンチエス)
出品 磐梯町・足利秀忠氏

○20月以上の部1位
ロツキンバー サンチエス カレン ET(父ストーマテイツク サンチエス)
出品 矢吹町・円谷真也氏

○経産36月未満の部1位・BU
ウイス ジユネーブ ゴールデン(父ブリギーン ジユネーブ ET)
出品 福島市・安斎洋志氏

なお、長年の乳牛改良の業績に対し、佐藤浩通氏(川俣町)に功労賞が贈られた。

農場HACCP認証基準で、わが国で初めて認証牧場(乳用牛)が誕生

2012 年 4 月 27 日

Filed under: — admin @ 5:12 PM ニュース,業界情報

4月27日、中央畜産会は14農場をHACCP認証農場として公表した。同会は平成23年に農場HACCP 認証協議会から農場HACCP 認証機関として認定されている。

平成24年1月までに審査申請のあった農場を、第一次の受付分として書類審査及び現地審査を行なってきたが、慎重な審査の結果、14農場を、農水省が平成21年に公表した「畜産農場における飼養衛生管理向上の基準(農場HACCP 認証基準)」に基づく認証農場として認証した。

今回この中で牛(乳用)として、わが国で初めて「有限会社藤井牧場(北海道)」と、「佐野牧場(静岡県)」が認証された。

HACCPの認証期間は3年間。その間にも基準を満たしているかどうか随時チェックされ、逸脱した場合は改善措置を講じなければならない。

*HACCP:
Hazard analysis critical contorol point(危害分析重要管理点方式)。7つの原則と12の手順が示され、原材料入荷から最終生産・出荷までの一連の衛生管理を、必ず記録に残す。

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