第2四半期は減収減益――森永乳業

2018 年 11 月 2 日

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森永乳業は11月2日、2019年3月期第2四半期決算短信を発表した。第2四半期の連結売上高は3114億1100万円で前年比1.7%減、営業利益は148億2600万円で同12.1%減の減収減益だった。通期の連結業績予測は売上高5820億円で同1.7%減、営業利益は203億円で同6.4%減の減収減益を見込む。

営業利益の増減を見ると、売上単価差がプラス12億円、プロダクトミックス改善がプラス12億円に対し、売上数量減がマイナス12億円、原料乳価格上昇がマイナス2億円、原材料価格上昇がマイナス18億円などが響き、約20億円の減益となった。

セグメント別では市乳売上が1009億7400万円で前年比30億72万円の減(3.0%減)、うち牛乳類は349億4900万円で20億5200万円の減(5.5%減)、乳飲料等が306億300万円で15億8900万円減(4.9%減)、ヨーグルトが300億2800万円で11億6400万円増(4.0%増)だった。
乳製品の合計売上は473億4800万円で7500万円増(0.2%)だった。

同社はこれらの売上増減について、「牛乳類は不採算品の整理などによる売上数量の減少によるもの。乳飲料等では、マウントレーニアの苦戦が大きかった。今年の夏は酷暑で、濃厚・濃密なマウントレーニアのコンセプトと合わなかったことがマイナス要因だったのではないか。ヨーグルトは従来品が好調だったことに加え、新商品のトリプルアタックヨーグルトが好調に推移したことが増収に寄与した」などと説明した。

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