十勝の自給飼料が大集合!

2013 年 11 月 8 日

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十勝農業協同組合連合会は8日、帯広市で「飼料アップとかち展示会 2013」を開催し、酪農家をはじめJA、研究者など参加者は300名を超えた。
5回目となる今回のテーマは「自給飼料増産に向けたチャレンジ―実践者に聞く―」。

第一部では自給飼料優良事例の紹介として、花田正明氏(帯広畜産大学畜産生命科学研究部門准教授)をアドバイザーに、
沓澤賢也氏(音更町・酪農家)が「トウモロコシサイレージ多給により自給飼料割合向上を目指す」、
相澤博美氏(豊頃町・酪農家)が「牧草・トウモロコシ増収により飼料自給率向上を目指す」、
山本喜久男氏(広尾町・酪農家)が「トウモロコシ栽培を取り入れ直性改善を目指す」、
以上3名の酪農家が発表した。

第二部では情勢報告として、岩波道生氏(農水省畜産振興課草地整備推進室長)が「今後の自給飼料関連対策の方向性」と題し、飼料作物の作付面積や価格動向、飼料給与の実態、自給飼料増産による収益性などを解説した。

第三部では「サイレージ・ミーティング」として、十勝管内各地のグラスサイレージ27点、コーンサイレージ25点が展示され、参加者が実物を手に取り確かめ、「使ってみたいサイレージ」に投票し、人気投票結果が発表された。昨年はサイレージの分析データも同時に掲示されたが、今回は実物のみを見て判断する方式に。
投票結果をもとに、参加者は上位のサイレージについて発表し合った。

第四部では、トウモロコシ最新マルチ栽培技術、エアーシーダー搭載簡易更新機、最新ロールベーラー、自給飼料生産に関する作業機械、ネズミの習性と屋内施設におけるネズミ対策などの展示コーナーが紹介された。

詳しくはDairyJapan2014年新年号をご覧ください。

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