牛に優しい牛舎設計は利益を生む

2013 年 4 月 12 日

Filed under: — admin @ 9:39 PM セミナー報告

GEAオリオンファームテクノロジーズ(株)(旧・オリオンウエストファリアサージ(株))は4月8、9、10、12日の4日間にわたり、北海道の帯広市、別海町、北見市、栃木県那須塩原市の4会場で、酪農文化セミナー「牛に優しい牛舎は利益を生む」を開催した。酪農家をはじめ、学生や関係団体が参加した。

講師は、アンナ・キャトリン・ボーベルグ博士(動物行動学、ドイツ/Kraiburg社・研究開発部)。経済的な牛に優しい牛床管理とその技術の成功事例をテーマに、「カウコンフォート&牛の健康な蹄」と題した講演が行なわれた。

講演で同博士は、ドイツをはじめ、ヨーロッパからの情報を交え、動物行動学からの知見を踏まえた牛舎設計・牛床管理などを解説した。フリーストール牛舎内での牛の行動や、乳房炎・蹄病・繁殖障害の予防になる牛床管理の最新技術などを紹介した。

※詳しくは、Dairy Japan6月号「Hot Topics」をご覧ください。

雪解け、草地がお目見え

Filed under: — maetomo @ 4:52 PM 未分類

今年、例年に比べ降雪・積雪が多かった北海道。
4月中旬になり、やっと雪解けが進み、
道内各地で草地が顔を出してきました。

※冬季の草地の様子は、1月24日の北海道支局だより
ご覧いただければおわかりになると思います。

覆っていた雪もなくなったことで、
酪農家さんに今後の農作業スケジュールを聞くと、
4月下旬から5月上旬にかけて畑に入り始め、
肥料撒きなどを開始するそうです。

「今年も畑仕事が始まりますね」と聞いたら、
「また忙しい時期になるね。今年も天候に恵まれて欲しいよ」
と話してくれました。

牛のご飯になる牧草やデントコーンなど、
良いものが収穫できることを期待しています。
また、忙しく大変な時期になりますが、
くれぐれも農作業事故には気を付けてほしいです。

2022年に生産能力倍増を計画

Filed under: — maetomo @ 10:37 AM ニュース

ダノンジャパン株式会社は4月11日、2022年までに生産能力を2倍に拡大することを発表した。また、生産能力の増強に合わせて、研究開発施設「ヨーグルト・イノベーションセンター」の新設と物流センターの誘致も明らかにした。

ダノンジャパンは2007年にダノンの完全子会社として設立して依頼、平均15%の伸長を続け、5年間で売上を倍増してきた。現在、ヨーグルトの市場シェアは10%で業界第3位に位置している。

今回、同社が発表した生産能力拡大計画では、第1期として2016年までに50%増強、第2期として2022年までに倍増する。第1期の投資額は約140億円。

ビフィズス菌BB536を含むヨーグルトの少量摂取での整腸作用

Filed under: — maetomo @ 9:47 AM セミナー報告,ニュース

森永乳業株式会社は4月11日、都内で「ビフィズス菌BB536」に関する最新研究結果の報告セミナーを開催した。

開会にあたり、・石井友則常務執行役員は挨拶で、「近年、ヨーグルトは機能性食品として支持され、平均で7%伸長している。さらに、2012年度は20%の伸びを見せた。今年に入っても成長は続いており、今後も伸びていくだろう」とヨーグルト市場の展望を話した。

セミナーでは、松生クリニック・松生恒夫院長が「現代人の腸と食生活」を講演した。講演で松生院長は、「現代人は大腸がんの罹患率が増えている。その背景には、“食生活の変化”“精神蹄ストレス”“運動不足”などによって腸内環境が悪化していることなどがある。ビフィズス菌や乳酸菌には、整腸作用があり、腸内環境を改善するため、ヨーグルトを毎日の食生活に取り入れることが、(腸内環境の改善に)重要である」と話した。

また、森永乳業・食品基盤研究所の小田巻俊孝主任研究員は、ビフィズス菌BB536を含むヨーグルトを4週間、30gもしくは、100g摂取した試験結果を発表した。両グループとも、1週間目から、便秘で悩む群では排便回数が増え、下痢で悩む群でも排便回数が低下し、両群ともに便性スコア(便の性状をはかる基準=1:硬い、4:適正、7:ゆるい)は理想スコア4に近づく改善例が見られた。さらに小田巻主因研究員は、1日に100g摂取したグループは、4週間目も効果が持続する結果を報告した。

最後に、管理栄養士・浅野まみこ氏が、ヨーグルトと合わせて栄養価をより高くして、かつおいしく食べられるレシピを紹介した。浅野氏は、「豚肉の味噌漬け わさびヨーグルトソースがけ」「サバ缶とビーンズヨーグルトサラダ・乳清入りドレッシング」「ヨーグルトと豆腐のミニドルチェ」などを紹介した。

アメリカ穀物協会が「台頭するアジアの食料市場への日本の貢献」シンポジウムを5月20日と6月17日に開催

2013 年 4 月 10 日

Filed under: — djito @ 7:53 AM セミナー開催案内

米国産穀物の海外利用促進を行なっているアメリカ穀物協会(代表・浜本哲郎氏)は、5月20日にシンポジウム「台頭するアジアの食料市場への日本の貢献」をホテルインターコンチネンタルホテル東京ベイ(東京都港区)で開催する。

本シンポジウムでは、2012年に同協会が行なった2040年の東アジアの食と農の未来に関する調査である「Food 2040」の報告に基づき、今後の日本の畜産業の貢献についての、日本をリードする専門家による検討内容を発表する。中国をはじめとする東アジアの国々で増加する中流階級人口の食料需要を満たすため、高い食の安全性を誇る日本の食品産業、とくに畜産業・畜産物加工業の貢献の可能性を探る。さらにシンポジウムでは、専門家による提言をまとめる予定。

また、地理的に東アジア市場に近く、畜産業の盛んな九州地方の関連者との情報交換の場として、6月17日に同シンポジウムをホテル日航福岡(福岡県福岡市)で開催する。

いずれのシンポジウムも参加費は無料だが、事前に申し込みが必要。
シンポジウムに関する問い合わせは、アメリカ穀物協会日本事務所へ
TEL 03-3505-0601
E-mail:grainsjp@gol.com

プログラム(予定)
13:00 会場受付開始
13:30 開会のあいさつと「Food 2040」調査の概要
 浜本哲郎氏(アメリカ穀物協会日本代表)
13:45:基調講演「台頭するアジアの食料市場への日本の貢献」
 本間正義氏(東京大学農学生命科学研究科教授)
14:30 コーヒーブレーク
14:45 パネルディスカッション
 パネリスト=堀田和彦氏(東京農業大学国際食糧情報学部教授)、三石誠司氏(宮城大学食産業学部教授)、美甘哲秀氏(丸紅経済研究所所長)、高橋寛氏(ブリッジインターナショナル代表取締役)
 モデレーター=本間正義氏(東京大学農学生命科学研究科教授)
16:25 閉会のあいさつ
 浜本哲郎氏(アメリカ穀物協会日本代表)
16:30 終了

便利! 移動可能な「給飼関連道具掛け」

2013 年 4 月 5 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

根室管内のH牧場は、移動可能な「道具掛け」を手作りして、重宝しています。
バラバラに置かれがちな「給飼関連道具一式」を、まとめて掛けることができます。
しかも、これは一度に、ラクラク移動できます!

JミルクがFacebookページを開設

2013 年 4 月 3 日

Filed under: — maetomo @ 11:35 AM ニュース

Jミルクは新年度からFacebookページを開設した。これは、ソーシャルネットワーキングサービスの活用により、情報発信力の強化を企画したもの。

Jミルクでは「牛乳のこと、これ、知ってる?」を目指して、ユーザーに親しみやすく、信頼性のある、そして意外性を持つページにしていきたいとしている。

 

HP:http://www.facebook.com/jmilkjp

ホクレン家畜市場:3月初妊牛平均価格は54万円で保ちあい

2013 年 4 月 2 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場3月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

3月について、春産み中心の出回りとなっており需要が継続していることから、平均価格は54万円(前月比2000円高・前年比1万2000円安)と保ちあいでの推移となった。

4月については、一部夏産みが出回り始める時期となることから、平均相場としては軟調傾向が予測される。

「学校における食物アレルギー対応最前線」リーフレットを公開

2013 年 4 月 1 日

Filed under: — maetomo @ 4:20 PM ニュース

Jミルクは4月1日、「学校における食物アレルギー対応最前線」リーフレットを制作し、公開した。同リーフレットは学校における食物アレルギー対応について、アレルギー疾患研究の最前線に立ち、学校関係者向けに作られたもの。

 

監修:国立病院機構相模原病院・海老澤元宏氏、昭和大学小児科学講座・今井孝成氏。

A4版 両面カラー・4頁

 

同リーフレットは以下からダウンロードできる。

Jミルクホームページ→便利ツール→資料・刊行物

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