高品質サイレージ調製についてTMRセンター同士が情報交換
2011 年 7 月 27 日
北海道TMRセンター連絡協議会は27日、札幌市で「夏期研修会」を開催した。
全道各地の会員TMRセンター、関係機関などから100名以上が参加した。
会長の近藤三男氏(オコッペフィードサービス)は開会挨拶で、「粗飼料の栽培・収穫、サイレージ調製において大型機械を使うことによる影響を考え、作業を見直すことを今回のテーマとした」と趣旨を伝えた。
また、酪農学園大学・高橋圭二教授らによる東北地方への粗飼料緊急支援要請を受け、会員に呼びかけたところ、複数のTMRセンターが粗飼料を提供したことにも触れ(6月24日付け「DJニュース」参照)、「即刻対応できたのはTMRセンターならでは」と報告した。
そして、佐藤尚親氏(畜産試験場)が「植生の改善と基盤の整備について」「安定した品質のサイレージ調製」の2題を講演。
その後、分科会として参加者が12のグループに分かれ、今回のテーマに即したディスカッションが行われた。
あるグループでは、「個人のときとTMRセンターでの調製でサイレージの品質はどのように変わったか」「サイレージ添加剤は何が良かったか」「サイレージの踏圧作業はどのようにしているか」などが話題にあがり、情報交換が活発に行われた。
詳報はDairy Japan 9月号で。
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