牛乳提供は22日に予定:埼玉スーパーアリーナ避難者へ

2011 年 3 月 21 日

Filed under: — admin @ 3:32 PM ニュース

厚生労働省が3月17日付けで今回の地震地域に通知した、
避難所における生乳処理(加熱して飲用することの許可など)について、
関東生乳販連は関連組織に通知したが、配乳問題で手一杯とのこと。

埼玉県スーパーアリーナ(さいたま市)には、福島県双葉町の住民約1200名ら
2200名以上が避難。県内のボランティアなどを支援を受けて、今月末まで過ごす。

21日には民主党の岡田幹事長、上田県知事らが慰問に訪れ、
双葉町の井戸川町長は、
「町民は早く家に戻りたい気持ちはあるが、元気であることを見て欲しい」と語り、
岡田幹事長は「この場所で少し落ち着いていただき、次のステップに進んで欲しい。
学校問題などは国が責任を持って負担していく。
今は、政府を動かし、全力で支援していきたい」と述べた。

上田県知事は、「県内64ヵ所で避難者の受け入れを用意している。
4月からは廃校になった高校を受け入れ先にしていきたい」などとした。

ボランティアは、高校生や県接骨師協会、
マッサージ、医師やペット病院、理髪や看護師、保健師など、さまざま。

県酪農協会長であり、埼北酪農協組合長でもある
青木雄治氏(酪農家)は「22日に牛乳を提供する手配をした。
いまは皆が力を合わせることが大事」と語っている。(文責:DJ関東)

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.