畜産大賞に鳥取県畜産農業協同組合
2010 年 2 月 8 日
社団法人 中央畜産会は2月8日、都内で平成21年度畜産大賞業績発表・表彰式を開催した。今年度の畜産大賞に選ばれたのは、鳥取県畜産農業協同組合で演題は「農業・畜産の“センチュリープラン(百年計画)”」≪地域畜産振興部門≫。
同組合は組合員酪農家のヌレ子のほ育・育成・肥育・加工に取り組み、京都生協との産直事業を通じて組合員の副産物付加価値形成を図ることに成功してきたほか、生協との交流拠点として「COOP美歎(みたに)牧場」の整備など積極的な投資を行いながら生産から販売の食肉の一環したフードチェーンを確立し、組合員の所得確保に貢献したきた。さらに、遊休水田を利用した稲発酵粗飼料(WCS)の生産に取り組み、畜産農家に供給するとともに、堆肥を水田に還元する資源循環型農畜産業構築に取り組んでいる。この稲WCSは(有)TMR鳥取で食品製造副産物などとともにTMR化し、酪農家や肥育農家、直営農場で利用している。 (more…)
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