スラリー散布時の臭気問題は深刻

2009 年 11 月 6 日

Filed under: — djito @ 6:09 AM 業界情報

北海道TMRセンター連絡協議会は11月5日、札幌市内で定例の研修会を開催し、会員および関係者ら約100名が参加した。
今年の研修テーマは『有機質資源活用におけるTMRセンターの役割』で、基調講演、事例報告、総合討論、リポートなどが行われた。

総合討論では、会場から「環境対策のなかでも臭気対策は重要かつ深刻な課題。お金と手間をかけずにできる方法はないものか?」という質問が。

それに対し、コメンテーターの松中照夫教授(酪農学園大学)は、「“お金と手間を掛けずに”という方法はない。ルーメンと同じようにメタン発酵処理すれば(バイオガスプラントなど)、スラリーの臭気はほぼなくなる。散布方法として、スジ撒き方法、土を切り込んで注入する方法は、臭気対策および養分活用として有効。オランダは、これらで臭気問題を解消した。しかし、いずれもコストなしでは無理」と回答した。

さらに会場からは「これからは臭気対策を解消しなければ、酪農の将来は拓かれない。それなりにコストをかけてでもクリアしなければならない問題だろう」などの意見があがった。

詳しくはDairy Japan12月号(12月1日発売)で。

ホクレン家畜市場:10月の初妊牛相場は50万5000円と高値で推移

2009 年 11 月 4 日

Filed under: — djito @ 9:31 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場・10月集計分が、ホクレン・酪農部・家畜販売課より発表された。

10月については、例年に比べ出回り頭数が少なく、平均価格50万5000円(前月に比べて8000円高・前年同月に比べて8万4000円高)と高値で推移している。

11月についても、出回り頭数が例年並みまで回復することは見込みにくく、引き続き生乳生産量確保に向けた導入需要が見込まれることから、持ち合いでの価格推移が予測される。

雪印メグミルクが平成22年3月期第四半期 決算短信を発表

2009 年 10 月 30 日

Filed under: — admin @ 9:02 PM 業界情報

雪印メグミルク株式会社は10月30日、平成22年3月期第2四半期の
決算を発表した。

それによると、消費低迷の影響を受け、家庭用商品は低価格志向にあり、
業務用商品は需要減退、国産から輸入品への置換えなどにより、

雪印乳業連結業績(4月から9月)は、売上高1405億円(前期比93.2%)、
営業利益58億円(同122%)、経常利益71億円(同118.6%)、
純利益53億円(同119.8%)だった。

また、日本ミルクコミュニティ個別業績(同)は、売上高1113億円(同96.5%)、
営業利益16億円(同122.7%)、経常利益18億円(同127%)、
純利益10億円(同67.1%)となり、

平成22年3月期業績予想として、
雪印メグミルクの年度見込みを、売上高3850億円、営業利益120億円、
経常利益130億円、純利益95億円と予想した。

同社グループの取り組みとしては「需要拡大」が急務であり、
収益性の高いチーズなどの商品戦略と、
経営統合に合わせた販売戦略の強化を行なう、などとした。

森永乳業が「CSR(企業の社会的責任)報告書2009」を発行

2009 年 10 月 20 日

Filed under: — admin @ 6:19 AM 業界情報

森永乳業株式会社(古川紘一社長)は、このほど「CSR報告書2009」を発行した。

同社は1991年に環境対策室を設置し、環境保全の基本方針と目標を定め、全工場でISO14001認証取得に取り組み、2000年から「環境報告書」として発行してきた。さらに同社グループの環境保全活動だけでなく、経済的側面と、次世代育成への貢献、地域社会貢献などを加え、内容を充実させ、昨年からは「SCR報告書」を発行。

今回の報告書は2008年4月から2009年3月までの成果をまとめたもので、
「工場見学」「料理教室・エムズキッチン」「工場での美化運動」「紙パックリサイクル」
「廃棄物処理状況」「省資源タイプの包装材料」・・・などの現況を解説。

環境保全活動では、再資源率が96.7%(前年比0.3ポイントアップ)。
最終処分量は320トン(前年比47%)、11年連続して削減している。
その他、安全・安心を提供するために同社でできることなどをテーマに
日常の業務と社会とのつながりなどを見つめた内容になっている。

報告書は、同社ホームページからもダウンロードできる。
http://www.morinagamilk.co.jp/company/ecology.html

ロールサイレージのネズミ対策でマニュアル:東北農業研究センターが作成

2009 年 10 月 9 日

Filed under: — admin @ 10:42 PM 業界情報

飼料稲のWCSの面積が増加するにつれ、使用までの
貯蔵期間も長くなり、その間にネズミによる食害が見られるようになった。

そのため、東北農業研究センター(岩手県)では、ロールの配置を工夫することで
ネズミ被害を軽減できることを突き止めた、と発表した。

これは、ロールの間隔を50センチ以上空けて隠れ家をつくらないように
広々と配置(広々配置)することで、ネズミの蛇などの天敵に対する警戒心を高めるもの。

しかし、単に広く配置するだけではなく、ネズミ対策の基本と当技術の基本を
理解し、効果を高めることに留意することが重要。

そこで、同センターでは写真やイラストを豊富に使って解説したマニュアルを作成。
HPで解説するとともに希望者には無料で配布している。
同センターHPからもダウンロードできる。
お問い合わせは、同センター企画管理部(電話019-643-3414)へ。

牛乳乳製品をめぐる情勢:農水省牛乳乳製品課公表(10月)

2009 年 10 月 6 日

Filed under: — admin @ 10:54 AM 業界情報

このほど農水省牛乳乳製品課は、
「最近の牛乳乳製品をめぐる情勢」を公表した(10月)。

それによると、平成21年4月から8月の生乳生産量は、
前年対比▲0.8%減。北海道では1.2%増加したものの、
都府県は同▲2.7%の減。
仕向け別には、牛乳等向けが同▲4.2%減。乳製品向けは同3.8%増。

21年度4月から8月では、飲用牛乳等の消費は伸び悩み、
牛乳は同▲10.6%、加工乳は同▲1.2%の減。一方で、
成分調整牛乳は同85.7%増加。乳飲料は同▲2.7%減。
はっ酵乳は同3.3%増となった。

乳製品を見ると、バター生産量は同14.8%増、脱脂粉乳は
同7.9%増加となり、直近では、海外の乳製品価格の低下に加え
国内在庫が増加しており、低下傾向に転じたとしている。

消費動向は、20年度の牛乳等の一人1当たり消費量は
牛乳は同▲3.1%減、加工乳・成分調整牛乳は同2.5%増となり、
牛乳等全体の占める牛乳の割合が大きいことから、
牛乳等の全体の消費は減少傾向。

需要の期待できるチーズ、生クリーム消費量は、これまで増加傾向
にあったが、小売価格の値上や経済環境の変化などにより
▲15%の減少となった(20年度)。国産チーズの消費は微増。

農作業安全「MMH運動」に取り組もう

2009 年 10 月 2 日

Filed under: — djito @ 5:54 AM 業界情報

北海道、北海道JAグループ、農機メーカーなどで構成される「北海道農作業安全運動推進本部」は、農業機械の絡む交通事故を撲滅すべく、「MMH運動」の取り組みを続けているが、さらなる普及を図るため、このほど「MMH運動解説版」(B5判・8頁)を作成し、北海道内のすべての農家に配布する。

「MMH」運動とは、
マナーの「M」、マークの「M」、ホケンの「H」を組み合わせたもの。
これによって、農業機械と一般自動車とが共存できる態勢をつくり、これからも従来どおり農業機械が道路走行できるようにするもの。

同冊子には、
マナーの「M」では、安全装備と日常点検の励行、作業機の運搬やブレーキに関する注意、後続車に道を譲る配慮など、
マークの「M」では、低速車マークの装着、反射シールの貼付など、
ホケンの「H」では、自動車共済、労災、傷害共済への加入など、
が詳しく解説されている。

さらに、
農業機械の絡む交通事故は、秋の農繁期の15時から21時までの時間帯に集中して発生していること、
スラリスプレッダーや堆肥散布機などは、急ブレーキをかけると、トラクターがスリップしたり、ジャックナイフ現象を起こしたりして大変危険であること、
なども解説されている。

生乳生産(8月)は前年同期比▲0.2%、牛乳等向けは同▲6.7%:農水省公表

2009 年 10 月 1 日

Filed under: — admin @ 6:44 AM 業界情報

このほど農水省が公表した統計によると、
8月の生乳生産量は65万2426トン(前年同期比99.8%)、
牛乳等向けは34万7036トン(同93.3%)、乳製品向けは29万88927トン
(同108.7%)だった。

牛乳生産量は24万7041トン(同88%)と、前年同期比12%の減。
平成17年8月に25万トンを割って以来、減少傾向が続いている。
伸びているのは、成分調整牛乳で4万3793トン(同178.2%)。
成分調整牛乳の今年4月から8月までの累計を見ると、
同185.7%となっている。

バター生産量は6764トン(同133.7%)、脱脂粉乳は1万3451トン
(同122.1%)となり、
月末在庫量も、前年同期比で157.2%と165.4%となっている。

検定成績平均9147キロ:平成20年度検定(ホル:305日2回搾乳)

2009 年 9 月 22 日

Filed under: — admin @ 8:56 PM 業界情報

家畜改良事業団は、平成20年度の牛群検定成績(ホルスタイン種牛・立会・
305日・2回搾乳など)の成績を発表した。それによると、

北海道:20万1838頭:平均乳量9053キロ、F4.03%、P3.24%、SNF8.71%
都府県:11万4056頭:平均乳量9315キロ、F3.82%、P3.21%、SNF8.73%
全国:31万5894頭:平均乳量9147キロ、F3.95%、P3.23%、SNF8.72%
だった。

検定牛の産次別頭数比率は、
初産(北海道28.3%、都府県31.2%)、2産(同23.8%、同26.2%)、
3産(同18.4%、同19.2%)、4産(同13.6%、同12.2%)、
5産(同7.8%、同6.3%)、6産(同4.3%、同2.9%)、7産(同2.2%、同1.3%)、
8産以上(同1.7%、同0.8%) だった。

検定農家比率は、北海道66.6%、都府県31.7%。
検定牛比率は、同75.1%、同40.3% だった。

酪農生産額は前年比1.8%減の8719億円:農水省公表

2009 年 9 月 16 日

Filed under: — admin @ 3:08 AM 業界情報

このほど農水省大臣官房が公表した
農業・食品関連産業の経済計算(平成19年度;速報)によると、
97兆9959億円となり、国内全経済活動の約1割を占める。

内訳は、
農・漁業が11兆4950億円、関連製造業が37兆6146億円、
関連流通業が24兆9620億円、飲食店21兆3367億円。

農業では9兆5962億円、うち畜産部門は2兆9968億円、
酪農は生乳生産量の減少などにより8719億円(前年比マイナス1.8%)
だった。

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