震災時、牛乳供給は15日後にほぼ回復
2014 年 5 月 8 日
日本乳業協会は5月8日、震災時における乳業の対応について最終報告をまとめ、発表した。これは東日本大震災を振り返り、首都直下型地震が発生した場合に乳業が製品の安定的な供給体制を構築するうえで必要なことや、震災時に向けて準備しておくべきことなどをまとめたもの。 (more…)
TrackBack URL :
Comments (0)日本乳業協会は5月8日、震災時における乳業の対応について最終報告をまとめ、発表した。これは東日本大震災を振り返り、首都直下型地震が発生した場合に乳業が製品の安定的な供給体制を構築するうえで必要なことや、震災時に向けて準備しておくべきことなどをまとめたもの。 (more…)
TrackBack URL :
Comments (0)11月11~14日、ドイツ・ハノーバー市、ハノーバー・メッセにおいて、畜産および管理技術に関する国際展示会ユーロティア2014が開催される。
ユーロティアは1993年にスタート、1996年よりハノーバー・メッセにて隔年開催されており、畜産技術、再生可能エネルギーをフォーカスした国際展示会。
今回はドイツ国内外より2400社を超える出展社が新製品・イノベーションを発表する。またタイムリーなテーマに着目した、さまざまなテクニカルプログラムを企画している。
なお開催に先駆けて「第33回国際農業機械展in帯広」開催初日の7月10日10時より、帯広東急インにおいてオフィシャルイベント「ユーロティア プレビュー イン 帯広」を開催することになっている。
【問い合わせ】
DLGサービス 日本サービス窓口(合同会社アグサプライ内)担当:上村
TEL:0153-74-9027 FAX:0153-72-9197
e-mail:expo@hdp-farm.com
TrackBack URL :
Comments (0)米国チャーム・サイエンス社は生乳中のピルリマイシン検出用の迅速検査キットを開発した。国内では5月よりフォス・ジャパン(株)が取り扱いを開始する。
●生乳中のピルリマイシンを8分で検出
ラテラルフロー技術を用いたテストストリップに生乳300μlを注入し、56℃で8分加温することでピルリマイシン残留の有無をスクリーニングできる。感度は100ppb以上、または300ppb以上。
●目視での判定が可能
ROSAピルリマイシンテストは目視判定が可能。10時間程度の充電が可能なポータブルインキュベーターも同時発売し、使用環境を選ばず、より手軽にスクリーニングが行なえるようになった。オプションとなるリーダーの併用で結果の記録や読み取りがさらに簡単に正確に行なうことができる。
【問い合わせ】
フォス・ジャパン(株)
東京都江東区東陽2-4-14
TEL:03-5665-3821 FAX:03-5665-3826
HP:http://www.e-bunseki.net/
TrackBack URL :
Comments (0)(株)オールインワンはルーメン発酵を改善させ、免疫維持に貢献する栄養補助飼料「ボバイン デーリィジェル」を新発売することになった。高体細胞を改善することは乳房の健康維持だけではなく、乳質の向上や生産性を高め、酪農経営において大きなメリットをもたらすことにつながる。ボバイン デーリィジェルはルーメン内の有用菌の数を増やすことにより、繊維の消化を助けルーメン発酵の改善が期待できる。また本品中に含まれる亜鉛は必須栄養素として、免疫維持に有利に役立つ。これらの要因が体細胞数の低下につながり、生産寿命が延びることになり、結果として酪農経営全体に大きく貢献する。
【問い合わせ】
(株)オールインワン
香川県東かがわ市三本松2123
TEL:0879-25-2466
TrackBack URL :
Comments (0)
関東化学(株)はPCR法を用いて、牛マイコプラズマ属の特異遺伝子を検出できる「シカジーニアス® 牛マイコプラズマ ハイスクリーニングキット」を発売した。マイコプラズマは生育が遅く、約4週間以上の時間を要するため、検査結果が得られるまでに伝播してしまうことが問題視されていた。
本製品は、酪農学園大学・樋口豪紀博士と岩野英知博士が開発したPCRを用いた迅速簡易測定技術を応用し、畜産動物などに存在する主なマイコプラズマ属を簡便かつ迅速なスクリーニングが実現した。同品は既存の「シカジーニアス® 牛マイコプラズマ スクリーニングキット」をバージョンアップさせたもので、既存キットよりも低濃度のDNA量でも遺伝子が増幅できるようになり、高感度化に成功した。関連製品のDNA抽出試薬と組み合わせれば、乳汁サンプルの培養液からでも高感度にマイコプラズマの遺伝子を検出できる。また別売のキットの組み合わせでボビス、カリフォルニカム、ボビゲニタリウム等の菌種の同定も可能になった。遺伝子検査はトータル3時間で迅速にマイコプラズマの遺伝子を検出することができる。測定において特殊な専用装置の必要がない。
なお、本製品は試験研究用試薬であり、牛乳房炎の診断用には使用できない。
【問い合わせ】
関東化学(株) 試薬技術部 バイオケミカル課
東京都中央区日本橋室町2-2-1 室町東三井ビルディング
TEL:03(6214)1090 FAX:03(3241)1047
TrackBack URL :
Comments (0)北海道農政部生産振興局技術普及課は、5月の営農技術対策を発表した。
家畜飼養における「今月の重点項目」は以下。
・融雪後、放牧準備を行ない、十分な馴致期間を設ける。
・搾乳器具の洗浄・消毒については定められた水量、水温、濃度を遵守する。搾乳システムの点検を行ない、ミルカー性能を適正に保つ。
・繁殖牛の群分けを行なうとともに、分娩前後の要求量に見合った増飼を行なう。
・生石灰は台の上に積み上げ、周辺に可燃物を置かないなど保管に留意する。
・場内および牛舎の出入り口の消毒、外部からの出入りを極力制限するなど衛生管理の徹底を図る。
乳牛においては、「貯蔵粗飼料の確認・サイレージの変敗に注意」として以下の注意を呼びかけている。
・気温上昇とともにサイレージが変敗しやすく、品質が不安定になりがちである。サイレージ取り出しの際は再度品質を確認し、カビや不良発酵を起こしている部分は取り除いて給飼するように努める。
他にも、「放牧の準備と馴致」「飼養環境と畜舎周辺整備」「乳質管理」「繁殖管理」について注意点をまとめている。
詳しくは北海道農政部生産振興局技術普及課のホームページへ。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/gjf/index.htm
TrackBack URL :
Comments (0)4月24日付けのDJニュース「牛づくりの会」にあるように、「乳牛精液・受精卵の輸出入について」と題して、鵜飼寿氏(農水省動物検疫所北海道出張所胆振分室)が講演した。
2012年(平成24年)の牛精液の輸入数(ストロー本数)は73万4998本、牛受精卵は2078個だった。
その支出国は、牛精液は、アメリカ39万776本、カナダ28万9528本、オランダ4万9955本、ニュージーランド2660本、ドイツ2079本だった。
牛受精卵は、アメリカ1448個、カナダ595個、オランダ35個だった。
同年の牛精液の輸出数(ストロー本数)は2200本で、輸出先はすべて台湾だった。
受精卵の輸出はゼロ。輸出するための条件が確認できている国は、現在はない。
TrackBack URL :
Comments (0)乳牛の遺伝改良に積極的に取り組む北海道の酪農家が組織する「牛づくりの会」研修会が4月24日、札幌市内で開催され、酪農家をはじめ関係機関や事業体などから約60人が参加した。
同会の代表を務める三好孝行氏(富良野市・酪農家)は挨拶で、「世界では、より優れた遺伝子を見つける手段としてゲノミック評価が急速に進んでいる。日本もその一歩を踏み出したことは喜ばしい。国内の優れた乳牛遺伝子をさらに選抜し、それを酪農家の財産としながら、より優れた牛づくりを進めていくことが今後の改良方向である。また、それを海外にも供給し、国内および生産者利益を生み、若者が酪農産業に、より魅力を持つことが望ましい」と語った。
講演は以下の5題。
「SNP検査とゲノミック評価について」松本隆志氏(農水省生産局畜産部畜産振興課)
「動物検疫所の概要」田中耕司氏(農水省動物検疫所北海道出張所)
「乳牛精液・受精卵の輸出入について」鵜飼寿氏(農水省動物検疫所北海道出張所胆振分室)
「我国のゲノミック評価への取り組み」佐分淳一氏(家畜改良センター改良部情報分析課)
「北米におけるゲノミック評価の動向について」河原孝吉氏(北海道ホルスタイン農協改良部)
その後、全体討論が行なわれた。
国際協定では乳牛精液を輸出しようとすると和牛精液も同時に輸出されることになる問題、ゲノミック評価の活用の仕方や課題などについて、活発な意見が交わされた。
TrackBack URL :
Comments (0)一般社団法人日本乳業協会は、日本乳業年鑑【資料編】2014年版の予約を受け付けしている。
日本乳業年鑑は農水省や厚労省などから公表されている統計資料から酪農乳業に関係する内容を、同協会が整理・掲載したもの。
各種データは酪農乳業関係者が利用しやすいよう、A6サイズにまとめられている。
発想は6月下旬を予定。
・判型・頁:A6判/約250頁
・価格:1645円(税込み)
・送料:2冊まではメール便利用で1送付先につき165円を別途。3冊以上は宅配便の着払いでの送付
・申込期限:5月31日
詳細は日本乳業協会HPへ。
TrackBack URL :
Comments (0)独立行政法人家畜改良センターは、牛トレーサビリティ法に基づく牛の届出について、利便性の向上と電子的手段による届出の推進を図るため、現行のパソコン報告システムの機能を拡充した「届出Webシステム」を開発し、4月22日からそのサービスを開始する。本システムの主な特徴は下記のとおり。
1.複数頭(最大500頭まで)の牛の届出情報を一括で送信可能
2.タブレットやスマートフォンでも利用可能
3.出生および異動の届出に加え、家畜市場の取引報告、輸入の届出および、と殺の届出も可能
4.メールで通知された登録・エラーの内容を画面上で確認し、ダウンロードが可能
また、本システムの利用に当たっては、利用登録を行なう必要がある。詳しくは下記のホームページへ。
牛の個体識別情報検索サービスホームページ:https://www.id.nlbc.go.jp/
TrackBack URL :
Comments (0)Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.