今月の営農技術対策―北海道農政部
2014 年 5 月 1 日
北海道農政部生産振興局技術普及課は、5月の営農技術対策を発表した。
家畜飼養における「今月の重点項目」は以下。
・融雪後、放牧準備を行ない、十分な馴致期間を設ける。
・搾乳器具の洗浄・消毒については定められた水量、水温、濃度を遵守する。搾乳システムの点検を行ない、ミルカー性能を適正に保つ。
・繁殖牛の群分けを行なうとともに、分娩前後の要求量に見合った増飼を行なう。
・生石灰は台の上に積み上げ、周辺に可燃物を置かないなど保管に留意する。
・場内および牛舎の出入り口の消毒、外部からの出入りを極力制限するなど衛生管理の徹底を図る。
乳牛においては、「貯蔵粗飼料の確認・サイレージの変敗に注意」として以下の注意を呼びかけている。
・気温上昇とともにサイレージが変敗しやすく、品質が不安定になりがちである。サイレージ取り出しの際は再度品質を確認し、カビや不良発酵を起こしている部分は取り除いて給飼するように努める。
他にも、「放牧の準備と馴致」「飼養環境と畜舎周辺整備」「乳質管理」「繁殖管理」について注意点をまとめている。
詳しくは北海道農政部生産振興局技術普及課のホームページへ。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/gjf/index.htm
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