ラレマンドバイオテック(株)が酪農セミナー開催

2016 年 6 月 16 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM セミナー報告,ニュース

ラレマンドバイオテック(株)は6月16日、都内で酪農セミナー「乳牛の管理のポイントと暑熱のストレス」を開催した。今回はフランス国立農業従事研究所(INRA)研究員で、ラレマンド社ルーメン微生物研究長であるDr.フレデリック氏、ラレマンド社反芻動物部門カテゴリーマネージャーのDr.ロゴーン氏、スペイン・カタロニア州立研究所(IRTA)研究教授のDr.アレックス氏の3人を講師に招いた。講師らは、ルーメン内pHの低下や反芻時間の減少などが、さまざまな問題を引き起こし生産性に著しい影響を及ぼすこと、また暑熱時の暑熱ストレスがルーメン内pHの低下など、ルーメン機能に著しく影響を及ぼすことなどを問題点として挙げた。講師らは「これらトラブル時における生菌酵母資材の給与は、ルーメン内pHの安定、ルーメン内の乳酸の減少など、ルーメン機能を維持させることにつながり、かつ生産性を維持することにもつながる」と、その重要性を強調した。
(Written by Ryoichi Maeda)
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70年の感謝の集い:オリオン機械(株)

2016 年 6 月 8 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM ニュース

オリオン機械(株)は6月8日、都内でオリオン機械(株)創立70周年記念パーティーを開催した。酪農機械、産業機械の関係者が多数参加し盛大なパーティーとなった。同社は先代社長の太田三郎氏が創業。日本で初めての国産ミルカーの製造販売を始め、酪農産業における様々な機械・設備の製造供給を中心とした事業展開を行なってきた。その後、酪農機械の製造で培った技術を産業機械の分野にも進出させ、その業界においても好調な業績を築き上げ、酪農機械、産業機械ともに圧倒的な国内シェアを誇る企業に成長した。
 同パーティーで太田哲郎社長は、「父・太田三郎による酪農機械の製造販売から始まり、新しい分野の産業機械事業を展開してからは30年順調に歩んできた。70年を迎え、今後100周年までの30年をどのように進んでいくかが、私に課せられた最大の責務である。(中略)これからもオリオン機械はお客様の目線に立って、酪農分野、産業機械分野においてさらなる貢献をしていくとともに、アジアへの進出にも注力していく」と述べた。
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ミルクの価値を徹底討論

2016 年 6 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 3:33 PM セミナー報告,ニュース

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乳の学術連合とJミルクは6月4日、都内で「牛乳の日」記念学術フォーラムを開催した。酪農乳業関係者など約280人が参加した。
フォーラムのテーマは「ミルクの価値再発見!」でJミルク・前田浩史専務理事が「ミルクをめぐる食生活と人々の価値意識」を、武庫川女子大学・国際健康開発研究所・家森幸男所長が「日本人の健康とミルクの新しい関係」を、大学共同利用機構法人・人間文化研究機構・小長谷有紀理事が「ミルクの価値とその伝え方」をそれぞれ講演し、後半で講演者と千葉大学大学院・大江靖雄教授によるパネルディスカッションが開かれた。
講演で前田専務理事は、日本人の食の変化について、「戦後、とくに牛乳乳製品や肉類の消費が急増した」「タンパク質の摂取元は穀類・豆類から肉類・乳類へ移ってきた」と紹介。また、世界の乳利用の現状を紹介し、乳利用の高い地域では乳糖不耐症の有症率が低く、乳利用の低い東アジアなどでは乳糖不耐症の有症率が高いという相関があることを示した。
そして日本人の牛乳乳製品の消費は、1990年代頃まで右肩上がりで来たが、近年は横ばいで推移しているが、そのうち飲用は減少トレンド、乳製品は増加トレンドにあるとした。
さらに乳糖不耐症と牛乳飲用頻度の関係を説明し、乳糖不耐症の自覚がある人でも「まったく飲まない」層の割合が自覚なしの場合と変わらないこと、「週3日から6日飲む」層や「週1日〜2日飲む」層に大きな違いがなく、乳糖不耐症を自覚しているにもかかわらず牛乳が飲まれている実態を紹介した。
前田専務理事は後段のパネルディスカッションのなかで、こうした乳糖不耐症と飲用頻度について、「最近の調査で女性の飲用にカフェオレで飲むという回答が多く、乳の利用方法を変えることで、乳糖不耐症を克服しているのかもしれない」という持論を展開した。そして、「明治以降、何らかの工夫によって、日本人は乳糖不耐症を克服してきたのかもしれない」と話した。

次世代閉鎖型牛舎システムで暑熱対策

Filed under: — maetomo @ 3:08 PM ニュース

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パナソニック環境エンジニアリング株式会社あ6月3日、栃木県内で「次世代閉鎖型牛舎システム」の見学会を開催した。同牛舎システムは、閉鎖型牛舎のクロスベンチレーションを基本とし、吸気側・排気側の両面にファンを備えて強制換気する。これによって、牛舎内にムラのない風を作り出し、乳牛の体感温度を下げてヒートストレスを軽減する。
米国など酪農先進地域でもクロスベンチレーションタイプの牛舎は多く見られるが、それらは排気側のみにファンを設置したもの。吸気側にもファンを用いてプッシュ&プル式とした理由について宇都宮大学大学院の池口厚男教授は、「吸気側にもファンを用いることで、牛舎内を陽圧にすることができる。食品工場などでも衛生管理のため屋内を陽圧に保つ例が多い。牛舎にも陽圧環境を整備することで、伝染病などのリスクを抑えられることがポイント」とその理由を話した。
同大学による次世代閉鎖型牛舎システムの経済効果は、モデルとなった栃木県・グーリーンハートT&Kのケース(初産牛80頭)で、年間約565万円のプラスだった。設備投資や光熱費、乳量増に伴う資料コストの増加はあったものの、とくに夏場の期待乳量が従来の開放型牛舎システムに比べて約7kg/頭・日多かったことや受胎率が良かったことなどがプラス要因に働いた。ちなみに、この数字には乳房炎治療コスト(実感として乳房炎頭数が減少した)や個体販売の売り上げは含まれていない。

六本木に牧場が!

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:10 AM イベント,ニュース

中央酪農会議は6月5日都内で「六本木牧場」を開催した。「六本木牧場」は「酪農を知るほど、牛乳がおいしい」というテーマで展開する家族向けの体験型イベントで、毎年6月に実施しており今年で3回目の開催。六本木牧場では、酪農について学びながら酪農家と交流できるクイズラリーや、紙芝居、手作りバター教室、模擬搾乳体験、男前酪農家コンテストなどが行なわれた。また、焼きおにぎりミルクリゾットや全国から集められたご当地アイスクリーム、スープ専門店「Very Berry Soup」の牛乳を使ったスープ、熊本県酪連の牛乳・乳飲料などの販売も行なわれ、終日家族連れをはじめとする多くの来場者で大賑わいだった。

酪農紙芝居の様子

酪農紙芝居の様子

手作りバター教室の様子

手作りバター教室の様子

模擬搾乳体験の様子 模擬搾乳体験の様子

ゲストのお笑い芸人メイプル超合金と全国から集まった13人の酪農家

ゲストのお笑い芸人メイプル超合金と全国から集まった13人の酪農家

終日大盛況だった六本木牧場

終日大盛況だった六本木牧場

指定団体制度の維持を訴える

2016 年 6 月 1 日

Filed under: — maetomo @ 6:22 PM ニュース

中央酪農会議は6月1日の牛乳の日、都内で記者説明会を開いた。会見に先立ち迫田潔専務理事は、「牛乳の日にちなみ、生産者に酪農の現状や生乳の安定供給のために指定団体などが果たしている役割を再認識してほしい」と趣旨を説明した。 (more…)

生乳流通にチャンネル増を―全国生乳自主販売協議会/MMJが説明会

2016 年 5 月 22 日

Filed under: — djito @ 11:45 PM ニュース

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生乳の自主販売(アウトサイダー)組織である全国生乳自主販売協議会、および生乳の仕入れ販売事業を手がける株式会社MMJは5月22日、札幌市で「酪農新時代セミナー」と題して、生乳自主販売の事例やその背景などに関する説明会を行なった。
この説明会は十勝管内、根室管内に続き3回目の開催となるもの。

全国生乳自主販売協議会(群馬県)会長・井上信行氏は冒頭、「政府の規制改革会議で指定生乳生産者団体制度の見直しが取り上げられ、またMMJが北海道で急速に事業を広げるなかで、摩擦や意見の食い違いが見られることから説明会を開催した」と趣旨を説明。

その後、ちえのわ事業協同組合(根室管内別海町)理事長であり有限会社ジェイファームシマザキの代表取締役・島崎美昭氏、有限会社 田口畜産(十勝管内幕別町)代表取締役・田口廣之氏、株式会社MMJ(群馬県)代表取締役・茂木修一氏、北海道大学大学院農学研究院の講師・清水池義治氏、富士乳業株式会社(山形県)代表取締役であり有限会社ハッピーヒルファーム(岩手県)代表取締役・千葉一幸氏、東海牛乳株式会社(岐阜県)代表取締役・井尾行宏氏が、各立場からの経験や実態、提言などを語った。

MMJの茂木修一氏は、「規制改革会議は先の答申に『指定団体制度の廃止』を盛り込まなかったが、もともとそれは共販体制を否定するものではなく、加工原料乳生産者補給金がインサイダーのみに支払われることを見直そうというもの。答申の原文をしっかり読んで、現行制度の問題から目をそらさないでほしい」と語った。
さらに、バター仕向けと現行体制との関連にも言及し、「バターの製造コストを厳密に計算すると補給金がなくてもやっていけることがわかったのでMMJもバター工場設立を計画している。補給金がなくても計算が成り立つこと自体、今の体制に問題があるということだ」と解説した。

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将来は大学を代表するサークルに

2016 年 5 月 20 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:00 PM イベント

 日本獣医生命科学大学のサークル「牛活jr.」は5月15日、「酪農を知ろう! プロジェクト」を開催した。同イベントは、牛を見たり触れたりする機会が少ない都市生活の消費者に対し、酪農に関心・興味を抱くきっかけを作ること、また酪農家の生の声を聞いて正しい知識を学ぶことを目的としたもので、同大学学生が消費者と酪農家を結ぶ架け橋になろうと企画した。牛活jr.代表の同大学動物科学科3年高橋帆乃佳さんは、「牛活jrは、昨年5月に行なわれた『酪農を好きになろう! プロジェクト』を企画した先輩方の“牛をもっと知ってもらおう”という志を引き継いで、昨年の10月に発足したサークルであり、今回はサークルとしての第1回目のイベント。イベントをとおして牛の可愛さを知ったり、酪農に興味を持つきっかけになれば私達も嬉しい」と挨拶で述べた。
 同イベントでは映画「ひかりのおと」の上映や、参加者と酪農家の交流会が行なわれた。交流会では9人の酪農家と参加者が、それぞれ後継者ブース、女性ブース、お仕事ブースに分かれ、お互いの質問に答えるほか、さまざまな意見交換が行なわれた。高橋さんは「学生が酪農家と交流しつながる場を作りたいと思い、今回の交流会を企画した。サークルとして初めてのイベントでまだまだ課題はあるが、ゆくゆくは大学を代表するサークルに成長したい」と未来像を話してくれた。

牛活jr.代表 動物科学科3年の高橋帆乃佳さん

牛活jr.代表 動物科学科3年の高橋帆乃佳さん

参加者と酪農家の交流会

参加者と酪農家の交流会

牛好きにはたまらない!:牛展

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:00 PM イベント

 牛展実行委員会は5月13~15日、都内で「牛展3」を開催した。牛展とは、動物としての牛の魅力を知り、牛をもっと身近に感じてもらうことを目的としたもの。牛展実行委員会は「都会の真ん中で牛の魅力に触れ、牛を好きになるきっかけになれたら」としている。当日は大勢の来場者で賑わい、北は北海道、南は沖縄県から足を運ぶ来場者もいた。
 同展では、さまざまなジャンルで活躍するプロのアーティスト達による「牛」をテーマとした写真、絵画、イラスト、羊毛フェルト、墨絵など、多くの作品が展示された。また、自分をモデルにした牛の似顔絵をその場で描いてもらえる牛似顔絵のコーナーや、ミニカード作り、牛ブローチ作りなどのワークショップ、観客参加型の酪農劇なども行なわれた。チーズ・乳製品のコーナーでは、全国各地のチーズ工房から集められた24種類の個性豊かなチーズの販売が行なわれた。牛雑貨販売コーナーでは、牛展オリジナルグッズをはじめ、展示者の作品などの販売が行なわれた。来場者からは「牛好きにはたまらない」という声が多くあがった。
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ヨーグルト・デザート好調で増収増益:雪印メグミルク(株)

2016 年 5 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:50 PM ニュース,発表会

 雪印メグミルク(株)は5月12日、都内で平成28年3月期決算説明会を開催した。発表によると同期の連結売上高は5783億2800万円(対前期増減率+5.2%)、営業利益140億400万円(同+49.3%)と、増収・大幅増益だった。乳価やロジスティクス費用のコストアップに対し、販売価格の見直しに加え積極的な広告宣伝や販売促進費用を投入したことなどが、主な増益要因としてあげられる。
 セグメント別に見ると、乳製品、飲料デザート類において増収増益となった。とくに飲料デザート類においては、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」をはじめとするヨーグルトの販売拡大に加え、デザートの販売も好調に推移し、製品構成が改善され大幅な黒字化を実現した。一方で飼料種苗は、酪農家戸数の減少を背景に減収減益となった。
 また、今後の取り組みの重点カテゴリーとして、ヨーグルト、チーズ、機能性食品事業をあげた。具体的には、ガセリ菌SP株ヨーグルトを中心としたプロバイオティクスヨーグルトの売り上げの拡大、阿見工場の最大活用、マーケティング活動など継続的な経営資源の投入、新規分野(機能性食品事業)の事業拡大などがあげられた。

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