ラレマンドバイオテック(株)が酪農セミナー開催
2016 年 6 月 16 日
ラレマンドバイオテック(株)は6月16日、都内で酪農セミナー「乳牛の管理のポイントと暑熱のストレス」を開催した。今回はフランス国立農業従事研究所(INRA)研究員で、ラレマンド社ルーメン微生物研究長であるDr.フレデリック氏、ラレマンド社反芻動物部門カテゴリーマネージャーのDr.ロゴーン氏、スペイン・カタロニア州立研究所(IRTA)研究教授のDr.アレックス氏の3人を講師に招いた。講師らは、ルーメン内pHの低下や反芻時間の減少などが、さまざまな問題を引き起こし生産性に著しい影響を及ぼすこと、また暑熱時の暑熱ストレスがルーメン内pHの低下など、ルーメン機能に著しく影響を及ぼすことなどを問題点として挙げた。講師らは「これらトラブル時における生菌酵母資材の給与は、ルーメン内pHの安定、ルーメン内の乳酸の減少など、ルーメン機能を維持させることにつながり、かつ生産性を維持することにもつながる」と、その重要性を強調した。
(Written by Ryoichi Maeda)
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