第40回酪農発表会:関東甲信越酪農青年女性会議が開く

2010 年 3 月 24 日

Filed under: — admin @ 9:41 PM ニュース

3月24日(水)、群馬県利根郡みなかみ町で、
第40回関東甲信越酪農青年女性会議主催の「酪農発表大会」が開かれた。

今回は各県の予選を経て、経営発表の部2名、意見・体験の部4名が、
それぞれの経営内容や酪農の考え方、想いなどを発表した。

開会挨拶で、相馬義樹同会議委員長は
「減産型計画生産となり、経営環境は依然としてきびしいが、
今回の発表や意見交換・懇親などを通して、経営のヒントを得て、
プラス思考で進んでいこう」と呼びかけた。

発表会は25日(木)に審査結果が発表され、
各部1名が7月、埼玉県内で開かれる第40回全国大会に出場する。
なお、今年の40回全国大会は消費者を交えた記念イベントなども予定中とのこと。

22年度全道生乳生産目標数量=21年度実績×100%

Filed under: — djito @ 7:13 PM ニュース,未分類

北海道農協酪農畜産対策本部委員会およびホクレン生乳受託販売委員会は18日、来年度の全道生乳生産目標数量を以下のように設定した。

平成22年度全道生乳生産目標数量
=平成21年度全道生乳受託実績×100%

ア)上記の平成21年度全道生乳受託実績に関しては、中酪の平成22年度の北海道に対する配分数量(仮配分)が、平成21年度の受託乳量見込等にもとづき、382万9000tで予定されているため、3月末の平成21年度受託実績数量を踏まえたなかで、いずれかの多いほうを当該数量として設定したい。

イ)平成22年度の新規就農者枠・リフレッシュ枠は、上記の全道生乳生産目標数量の内数として設定し、配分上限数量は2万t(全道目標数量の約0.5%)とする。

ウ)平成22年度のアローワンスは、需給動向を踏まえた計画生産ならびに生産基盤の維持等を総合的に勘案し、0.5%とする。

佐藤博幸氏・小泉恒男氏・中川勉氏に宇都宮賞

2010 年 3 月 2 日

Filed under: — djito @ 6:00 AM ニュース

(財)宇都宮仙太郎翁顕彰会(理事長・黒澤信次郎氏)による第42回宇都宮賞の表彰式が3月1日、札幌市内で開催され、受賞者はじめ関係者約130名が出席した。
今年度の受賞者および功績は次のとおり。

酪農経営の部=佐藤 博幸 氏(天塩町)
高泌乳牛の能力を十分に発揮させるためには、乾物摂取量を落とすことなく、乳牛の健康を維持し、能力に見合ったエネルギーを供給していくことが重要であるとの認識に立ち、土作り・自給飼料作りに熱心に取り組んできた。
そのことが購入飼料費の低減につながることを自ら実践するとともに、高泌乳牛群を作り上げ、地区の平均乳量を1万kgに引き上げ、維持をはかってきた。
とくにデントコーン栽培においては、卓越した先見性と指導力により、地域における酪農振興と経営安定に尽力してきた。

酪農指導の部=小泉 恒男 氏(標茶町)
地域で初めて乳量1万kg牛群を実現。
また、ゆとりある酪農、消費者との交流を目指し、環境美化、グリーンツーリズムの取り組みを地域のリーダーとして率先垂範しきた。
日本酪農青年研究連盟(酪青研)の委員長に就任し、「日本酪農の確立と世界水準への到達」という連盟の目標を再認識しつつ、生産から流通までのトータルコストの低減を図ることが急務と考え、北海道はもとより全国酪農家の研鑽意識の高揚と、酪農経営・技術の向上のため、日本酪農研究会を毎年開催し、全国的情報ネットワーク作りと後継者育成に努めてきた。

乳牛改良の部=中川 勉 氏(根室市)
機能的体型、効率的な生産性、長命生を追究する「経済性を伴う乳牛改良」を基本理念とし、血統登録をはじめ牛群検定、牛群審査に積極的に取り組み、改良情報を利活用しながら高い生産性を維持してきた。
地域トップクラスの技術力をもとに担い手の育成に尽力し、多くの後継者の目標、模範となって普及啓発に努めてきた。
19頭のEX牛(体格得点90点以上)を輩出し、平均体格得点85点という道内トップクラスの牛群。
さらには除籍牛平均4.8産という長命・連産性に富んだ牛群の作出を実践してきた。

※より詳しくはDairy Japan4月号で。

アイスクリーム・衛生功労者を表彰

2010 年 2 月 26 日

Filed under: — maetomo @ 9:28 AM ニュース

 社団法人 日本アイスクリーム協会は2月23日、都内で「平成22年度アイスクリーム類製造業衛生功労者協会会長賞表彰式」を開催した。長年、アイスクリーム類の製造、衛生業務に携わった20名が表彰された。
 国内の消費動向が冷え込むなか、アイスクリーム類は3期連続の売り上げ増を達成するなど、乳業だけでなく食品産業全体でも期待される分野。懇親会の席上で、古川紘一会長は「2月下旬になって急激に気温も上昇してきた。アイスクリーム市場にとっては追い風だ。この勢いで4期連続のプラスを達成したい」と、業界活性に向けた意気込みを話した。

神野雅子さんが農林水産大臣賞を受賞

Filed under: — maetomo @ 9:25 AM ニュース

 NOSAI全国が主催する「第36回家畜診療等技術全国研究集会」が2月24〜25日、都内で開催された。今回、農林水産大臣賞を受賞したのは、NOSAI愛媛の神野雅子獣医師。神野獣医師は「Klebsiella pnemoniaeによる牛甚急性乳房炎に対する抗生剤の使用法の検討」を発表。吉田賞を受賞したのは、NOSAI岩手・渡辺崇獣医師だった。

酪農学園大と北海道ホルスタイン農協が連携・協力協定を締結

2010 年 2 月 19 日

Filed under: — djito @ 3:07 PM ニュース

酪農学園大学および同大学短期大学部と北海道ホルスタイン農業協同組合は2月19日、包括的連携と協力に関する協定を締結した。
この協定は、乳牛改良分野における基礎教育において、相互の技術と情報を共有することにより、優れた人材の育成に向けた教育・研究を推進していくことを目的としたもの。

具体的には、同大学の授業や実習に同農協からの講師派遣、同農協の研修会に同大学からの講師派遣、同農協が実施するジャッジ研修会、リードマン研修会、サクセッサープログラムなどに同大学の学生参加を推進し単位認定も検討する、乳牛改良に係わる教育プログラムの開発協力、経営情報・技術情報サービスの連携協力、乳牛改良講座の創設、道内学生ジャッジングコンテストの開催などを計画している。

協定締結にあたり、同大学学長・谷山弘行氏は「この協定が今までなかったことが不思議な気がする。卒業生や同窓生の想いが、この協定のなかで集約されることになる」、同農協代表理事組合長・北良治氏は「今年は全日本ホルスタイン共進会が北海道で開催される。その年に、両者が連携・協力を深めることになり、感慨深いものがある」と挨拶した。

明治HD 3月期第3四半期を発表 乳業単体は減収増益

2010 年 2 月 12 日

Filed under: — maetomo @ 2:22 PM ニュース

明治ホールディングス株式会社(明治HD)は2月10日、平成22年3月期第3四半期決算短信を発表した。売上高は8414億円、純利益は135億円となった。なお、明治HDは平成21年4月1日に設立され、今期が第1期となるため前年実績はない。

明治乳業単体の概況は、売上高5461億円(対前年同期:-85億円、98.5%)、営業利益180億円(同:+34億円、123.3%)、経常利益180億円(同:+35億円、124.6%)、純利益91億円(同:19億円、126.8%)と減収増益だった。

小岩井乳業の新社長に布施孝之氏が内定

2010 年 2 月 10 日

Filed under: — maetomo @ 4:42 PM ニュース

小岩井乳業株式会社は2月10日、取締役社長交代の内定を決めた。新社長には布施孝之氏(現:キリンビール株式会社・営業本部近畿圏統括本部大阪支社長)が内定。
布施氏は3月30日開催の定時株主総会と取締役会での承認後、取締役社長に就任予定。
なお、現取締役社長である澤倉光仁郎氏は、キリンビール株式会社本社に復帰予定。

森永乳業 22年3月期第3四半期は増収増益

Filed under: — maetomo @ 4:37 PM ニュース

森永乳業株式会社は2月10日、平成22年3月期第3四半期決算短信を発表。同社の連結売上高は4579億4700万円(前年同期比100.6%)、四半期純利益99億1600万円(同194.9%)と増収増益だった。
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畜産大賞に鳥取県畜産農業協同組合

2010 年 2 月 8 日

Filed under: — maetomo @ 5:58 PM ニュース

鳥取県畜産農業協同組合・鎌谷一也組合長

鳥取県畜産農業協同組合・鎌谷一也組合長


 社団法人 中央畜産会は2月8日、都内で平成21年度畜産大賞業績発表・表彰式を開催した。今年度の畜産大賞に選ばれたのは、鳥取県畜産農業協同組合で演題は「農業・畜産の“センチュリープラン(百年計画)”」≪地域畜産振興部門≫。
 同組合は組合員酪農家のヌレ子のほ育・育成・肥育・加工に取り組み、京都生協との産直事業を通じて組合員の副産物付加価値形成を図ることに成功してきたほか、生協との交流拠点として「COOP美歎(みたに)牧場」の整備など積極的な投資を行いながら生産から販売の食肉の一環したフードチェーンを確立し、組合員の所得確保に貢献したきた。さらに、遊休水田を利用した稲発酵粗飼料(WCS)の生産に取り組み、畜産農家に供給するとともに、堆肥を水田に還元する資源循環型農畜産業構築に取り組んでいる。この稲WCSは(有)TMR鳥取で食品製造副産物などとともにTMR化し、酪農家や肥育農家、直営農場で利用している。 (more…)

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