「酪農経営の国際比較」研究会:開催案内

2014 年 9 月 18 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM セミナー開催案内,未分類

Jミルクおよび乳の学術連合・乳の社会文化ネットワーク研究会では、世界における酪農生産の構造やその変化などに関する情報を収集するとともに、酪農経営の国際比較を行なうため、IFCN(International Farm Comparison Network)に加盟し、毎年開催される国際会議に、東京大学大学院の細野ひろみ准教授を派遣している。
そこでこの度Jミルクおよび乳の学術連合・乳の社会文化ネットワーク研究会は、IFCNにおける情報収集活動の成果を報告するため、「酪農経営の国際比較」研究会を開催する。詳細は下記のとおり。

日時:10月24日 15:30~17:30
場所:TKP大手町カンファレンスセンター
演題:「各国の酪農生産の動向と酪農経営の国際比較(仮称)」
東京大学大学院農学生命科学研究科 細野ひろみ准教授
ディスカッション:座長 名古屋大学大学院農学生命農学研究科 生源寺眞一教授
定員:100名
【申し込み・問い合わせ】
一般社団法人Jミルク 普及グループ 担当:豊澤
TEL:03-6226-6352 FAX:03-6226-6354

Facebookスタート!:日本アイスクリーム協会

2014 年 8 月 7 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 PM 未分類

一般社団法人日本アイスクリーム協会は、ソーシャルネットワーキングサービスの「Facebook」をスタートした。
インターネットで“アイスクリーム協会 Facebook”とキーワードを入力して検索し、検索結果をクリックすればアイスクリーム協会のFacebookページが開く。
当Facebookページでは、アイスクリームに関するイベント・キャンペーン情報、“アイスクリームの歴史トリビア”“イマドキアイスクリーム女子たちの恋愛エピソード”など、さまざまな情報を得ることができる。

牛乳の日で雪印こどもの国牧場で「牛乳まつり」を開催

2014 年 6 月 1 日

Filed under: — Ryoichi Maeda @ 3:58 PM 未分類

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6月1日の「牛乳の日」にちなんで、神奈川県・横浜市青葉区の「雪印こどもの国牧場」にて恒例イベントである「牛乳まつり」が開催された。今回も大人気の「搾乳体験」「バターづくり体験」など来場者参加型イベントがおこなわれ、募集と同時にすぐに定員締切となった。そのほか先着200名に「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」、同じく先着300名に「雪印メグミルク」などの試飲会も行われたが、いずれも大勢の来場者で大盛況となり用意された試飲用のドリンクはたちまちになくなった。またこの日は、雪印種苗(株)によって、先着250名に花と野菜の種がプレゼントされた。また牧場特製のソフトクリームも相変わらず大人気であった。

明治ホールディングス(株)平成26年3月期決算

2014 年 5 月 14 日

Filed under: — Ryoichi Maeda @ 1:51 PM 未分類

明治ホールディングス(株)は5月13日(火)、平成26年3月期決算短信を発表した。売上高は1兆1千480億円(前期比1.9%増)、営業利益が364億円(前期比41.1%増)で、売上高は前期比215億円の増収、営業利益は前期比106億円の増益となった。これには乳製品事業の市乳部門、とりわけプロバイオティクスが極めて好調に推移した。また菓子事業のロングセラーブランドへの集中や宣伝費や物流費の大幅な削減、健康栄養事業の主力品の売上拡大、販売・生産性の向上なども大きく貢献した。明治グループは(株)明治が担当する食品セグメントとMeiji Seikaファルマ(株)が担当する医薬品セグメントからなり、セグメント単体では食品で売上高1兆152億円、営業利益281億円、医薬品で売上高1351億円、営業利益83億円となった。食品セグメントにおける売上高、乳製品事業としての売上高は6387億円で前期比4.3増となった。市乳ではヨーグルトが市場の伸びを上回る好調な推移で、とくにプロバイオティクスは健康志向が高まるなか、積極的なマーケティング展開による商品価値の認知が進み、「明治ヨーグルトR-1」「明治プロビオヨーグルトLG21」ともに大きく伸長した。

第31回全農酪農経営体験発表会&第7回全農学生「酪農の夢」コンクール授賞式

2013 年 9 月 27 日

Filed under: — Ryoichi Maeda @ 7:38 PM 未分類

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平成25年9月27日(金)、東京・品川のコクヨホールにて第31回全農酪農経営体験発表会が開催された。今回6名の体験発表の中から最優秀賞として鈴木稔氏(岩手県)「徹底した管理による循環型酪農の追求」が選ばれた。鈴木氏は生乳生産においても、圃場管理においても徹底した管理の元、堅実な酪農経営を実践しており、良質堆肥をつくり圃場への利用また顧客販売事業として堆肥を資源として有効に活用していることが評価された。また繁殖を重視し、情報と技術を巧みに活用し、効率的な繁殖管理をおこなっていることなども高く評価された。そのほか優秀賞は、熊谷直哉氏(北海道)「地域循環型酪農」―楽しい家族酪農生活―」、大森敏雄氏(青森県)「地域の中心として―60代からの再チャレンジ―」、吉沢鷹浩氏(長野県)「地域と共に成長する酪農経営を目指して」、鹿沼のぞみ氏(群馬県)「家族4人による乳肉複合経営の確率」、川上哲也氏(島根県)「先進ツールを活用した酪農経営」の5名が入賞した。

また今回は第7回全農学生「酪農の夢」コンクール授賞式もおこなわれ明治大学農学部・食料環境政策学科3年の磯沼杏さんの「「食」を育む牧場」が最優秀作品賞に選ばれた。作品は食を通しての都会の消費者に酪農を理解してもらう、身近に感じてほしい、そして食から生き物と食べ物の大切さを感じてほしいという磯沼さんのメッセージが高く評価された。

そのほか優秀賞は竹中彩香さん(中国四国酪農大学校1年)、大和田光煕さん(福島県農業総合センター農業短期大学校1年)、砂田智子さん(岡山県立高松農業高等学校3年)の3名が入賞した。

9月の営農技術対策

2013 年 9 月 2 日

Filed under: — djito @ 9:01 AM 未分類

北海道農政部は「9月の営農技術対策」を発表した。

家畜飼養における「今月の重点項目」は、
・畜舎内環境の改善と栄養管理に留意して、夏場に低下した体力の早期回復に努める。
・繁殖器官の早期回復、繁殖台帳の活用及び発情観察の徹底で、受胎率の向上を図る。
・牛床・パドック等の衛生管理と搾乳の基本技術を励行し、乳房炎の発生を防止する。

乳牛の「飼料給与」においては、以下の注意を促している。
(1)飼養環境
ア 9月は残暑が予想されている。飼養環境を良好に維持することで、夏場に低下した体力の回復を図る。引き続き牛舎の開口部を広くして自然換気を促進するとともに、扇風機やダクトファンの適切な使用により、乳牛の体感温度を低下させて、ストレスの軽減を図る。
イ 水槽を清潔に保ち飲水量を高めるとともに、飼料摂取量の増加を図る。
ウ 牛床の敷料管理等を徹底し、牛体の清潔と安楽性を高める。
エ 先月までの高温で、飼料のかため食いや選び食い、長い時間起立している牛が多い等、蹄疾患を発症しやすい状態にある。乳牛の蹄の状態、起立姿勢や歩様等をよく観察し、異常牛の早期発見に努める。

(2)飼料給与
ア 牧草サイレージに腐敗やカビ等を発見した場合は、取り除き、安全な粗飼料の給与に努める。また、飼料タンク内の配合飼料や単味飼料にカビが発生していないか確認する。さらに給餌機等の内部や送り出し部にカビ等が発生していないか確認し、清潔な状態で飼料給与する。
イ 気温の低下に伴い、乾物摂取量が徐々に増加してくる。日々の残飼量を確認し、採食量が不足しないように飼料給与量を調節する。

(3)繁殖管理
ア 8月に分娩した牛が多いことから、9月は産褥期及び泌乳ピークへ向かう牛が多くなる。この時期にボディーコンディションの激しい低下が起きないよう、栄養管理を徹底する。
イ 分娩後は子宮の回復状態を観察し、回復が遅れている場合は適切な治療により受胎を促進する。
ウ 繁殖台帳を活用し、発情徴候の観察を十分行い、受胎率の向上を図る。

(4)放牧管理
ア 放牧地は草勢が衰えてくるので、休牧日数の延長や牧区面積の拡大を行う。また過度の放牧依存は避けて、良質サイレージや乾草を併給する。
イ 公共牧場では草量に見合った放牧頭数の維持に努めるとともに、牛群の監視を強め、発育不良牛や異常牛を早期に発見して処置する。

(5)搾乳衛生
ア 細菌が増殖しやすい時期なので、洗剤や殺菌剤は決められた温度と濃度を厳守し、ミルカー、バルククーラーなどの搾乳機器を衛生的な状態に保つ。
イ 排出口コックの分解洗浄や、バルククーラー内部の洗浄状態の確認は毎回行う。
ウ 環境性乳房炎が多くなる時期なので、搾乳の基本技術を徹底するとともに、牛床の敷料管理及びパドックや屋外通路の泥ねい化を予防して、牛体の汚染防止に努める。

(6)農場衛生
ア 暑熱ストレスにより、家畜の抵抗力は低下傾向であることから、牛舎の開口部にはネットやフェンスなどを設置し、鳥や野生生物の侵入を防ぐなど防疫対策を徹底し、病原菌の侵入を防ぐ。
イ 家畜の観察をこまめに行い、異常が見られる場合は直ちに獣医師に相談する。

詳しくは、北海道農政部・生産振興局・技術普及課のホームページへ。

雪印こどもの国牧場で「牛乳まつり」開催

2013 年 5 月 25 日

Filed under: — Ryoichi Maeda @ 3:58 PM 未分類

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5月25日(土)、神奈川県・横浜市青葉区の雪印こどもの国牧場にて、同牧場と雪印メグミルク(株)共催による「牛乳まつりが」開催された。当イベントは6月の牛乳月間に先駆けた消費拡大イベントで、今回の開催で4回目を数える。この日は、さまざまなイベントが用意され、参加型の乳搾り体験、バター作り教室に人気が殺到した。バター作り体験では子供だけではなく大人も一緒になって、特別牛乳「サングリーン」の入ったペットボトルを夢中になって振り続け、出来上がったバターの試食に感激していた。この他にも食育の紙芝居、牧場スタッフがガイド役の牛を見ながらの牧場視察イベントなども行われたほか、試食コーナーでは、この春の新商品でごはんにふりかける「雪印Cheese deこめるんパッ!」試食会もあり、来場者の大好評を得た。

今年の春は遠かった

2013 年 5 月 24 日

Filed under: — maetomo @ 5:33 AM 未分類

札幌では、例年より1週間以上遅れた桜も
週末、無事に見ることができました。
札幌市内の花見で有名な北海道神宮や円山公園は、
今年も花見客で大いに賑わっていました。
ちなみに、円山公園の入園者数は延べ1万人を越え、
平成18年以降で1日の入園者数は最高になったそうです。

気温があまり上がらず、春が遠く感じましたが、
これからは夏に向かっていきます。

北海道の酪農家さんも、畑に入り始めています。
これから本格的な畑作業になります。
春は遠かったですが、夏は天候に恵まれることを祈っています。
農機に乗る機会も増えてきますので、
くれぐれも農作業事故にはお気を付けください。

分娩事故率は何%?

2013 年 5 月 17 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

既報(5月14日付「DJニュース」)の「子牛管理技術研究会」で、
「育成期の課題と対策を考える」と題したプレゼンがあり、
十勝管内での「死産・流産の発生実態」が報告されました。
過去1年間の牛群検定情報データを集計したものです。

それによると、十勝管内での死産・流産発生率(乳用種と肉用種の合算)は、以下です。
初産:10.3%
2産:6.2%
3産以上:6.6%
合計:7.6%
これは、「膨大な損失」とのことでした。

Dairy Japanの電子書籍「分娩事故を防ぐためのポイント」(好評発売中)では、
「分娩事故率が5%を超える農場の分娩管理には問題がある」と解説しています。
お宅の、分娩事故率は何%ですか?

掃除しながらの牛観察がミソ

2013 年 5 月 10 日

Filed under: — maetomo @ 5:53 AM 未分類

北海道内でも今ではフリーストール牛舎が全体の2割を超えてきています。
そんななか、搾乳ロボットを導入する酪農家さんも増えてきており、
搾乳の省力化に一役買っています。

宗谷管内のMさんは、繋ぎからフリーストールに移行しました。
搾乳の時間が省け、時間に余裕ができ、
「帰ろうと思えば10分で帰れる」のですが、
「時間ができたら、そのぶん他のことを見つける。基本的に掃除」
と言い、掃除を毎日するようにしています。

Mさんは「掃除をしながらロボット牛舎の牛を見る」とのことです。
ただ、牛を観察するのではなく、掃除をしながら行なうのがミソですね。

これをすれば、牛の発情も、牛舎の汚れも
見逃すことがなくなるのでしょうね。

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