牛舎で発見!便利な運搬アイテム

こんにちは!

最近、寒暖差が激しくて体が驚いてしまいます。朝晩は冷え込むのに、日中は上着がいらないくらい暖かい日もあったり。牛の体調管理にも気をつかいますが、皆様の体調管理にもお気を付けください。

さて、先日、福島県のR牧場を訪れた際に、
ちょっとした工夫で作業効率を上げているアイテムを発見しました!

牛舎で見かけたのは、丸く切ったベニヤ板にキャスターを取り付けた簡単な道具。牛舎の通路を通れるサイズでカットされたベニヤに飼料ロールを乗せて運び、ビニールを切るだけでそのまま飼槽に給飼できるという仕組みです。

重たいベールを一人で動かせるので、作業の負担がかなり軽減されるそう。シンプルですが実用的で、「こういうアイデアが現場を支えてるんだなあ」と感心しました。

酪農現場での作業はどうしても重労働が多くなりがちですが、こうした、ちょっとした工夫で作業がラクになると助かりますよね。私自身、こういうアイデアと出会うと、「なるほど!」とワクワクしてしまいます!

大規模農場のレイアウトは。

『Dairy Japan3月号』に掲載する特集で取材をさせていただいたK牧場さん。

経産牛1000頭を飼養する牧場さんでしたが、じつは私は、1000頭規模の牧場さんを取材する機会があまりなかったのです。
そのため、どのようなレイアウトで管理しているのだろうと気になっていました。

こちらでは、150~300頭前後のフリ―ストールが3棟並列で並んでおり、それぞれを渡り廊下がつながっていました。


すべての搾乳牛が、搾乳時に折りてくるゲートの間を通りパーラーへ向かいます。渡り廊下もしかりと屋根がかかっており移動も作業もしやすそうでした。1棟がそこまで大きすぎないため、牛が生活するのには快適そうだと感じました。

また一つ勉強になりました。

ちなみに『Dairy Japan3月号』では、経営継承に関する特集を掲載します。私は「かつて数件が合併し、法人として経営している農場」の経営継承に向けた戦略を取材しました。とくに規模を拡大した農場は継承のハードルが高くなっているようで、一筋縄ではいかないことがわかりました。

お楽しみに!

ぜひお聞きを!「Dairy Japan 1月号の見どころ」(Chick Talk)

家畜診療獣医師「あしなか」先生が配信しているポッドキャスト「Chick Talk(チックトーク)」で、「Dairy Japan 1月号の見どころ」が紹介されました。
https://open.spotify.com/episode/7faipCeEWUz5JxbsVV5Qjm

当ポッドキャストでは、酪農・畜産を中心としたグローバルな話題が、軽快でユーモア溢れたトークで紹介されています。
すきま時間や移動の合間などに、ぜひお聞きください!