静かな搾乳

昨日は弊社社員研修で、静岡県の朝霧メイプルファームさんにお邪魔しました。

農場運営の方法、施設・設備に至るまで、細かく紹介していただきましたが、そのなかで改めて感じたことが、搾乳時の様子がとても静かであること(http://dairyjapan.com/stuff/?p=4319)。

書籍「こうすれば農場はもっとうまく回る」で、同農場の丸山純さんは「声を出さないことをルール化」として「パーラー内ではいかなる音も発しない。パーラー内で牛が止まったら、肢を軽く触って注意を促す」(p.16)と述べています。

実際に搾乳を拝見しましたが、スタッフの皆さんは一切声を出さず、的確に搾乳作業をこなしていました。
無言を決めた背景には、小さな声の基準が曖昧であることといったものがあったそう。ならば「あいまないなルールは、なくしたほうがよい」と無音の搾乳をマニュアル化したと言います。
人の声のボリュームは、それぞれ。そして気分次第で大きくも小さくもなりがちです。そこに疑問を感じ、「あいまいなルールはなくす」と判断した同農場の考えに、なるほど! と共感しました。

「こうすれば農場はもっとうまく回る」好評発売中

ツヤツヤまんまる♬

皆さん、こんにちは!

先日は出張で九州へ行ってまいりました。
そこで佐賀県の1軒の酪農家さんを伺いました。
6年前からチーズ工房でチーズ作り・販売を始め、現在では全国からそのチーズを求めてお客さんがやってくるとのこと。「チーズ作りの基本は牛の仕事。美味しい生乳が搾れるから、美味しいチーズができます」と語ってくれました。
取材中にできたてチーズをお目にかかれました!

ツヤツヤまんまるでかわいいですね。
ミルク感たっぷりで、できたてならではのおいしさでした!

11月号「酪農女性のON/OFF」で詳しくご紹介します。お楽しみに!

お金のかからないフットケア(護蹄)

十勝管内N農場で、定評どおりの、おとなしい牛群に感激しました。
どの牛も逃避距離(人が近づいていったときに牛が逃げようとしたときの間隔)が極めて短く、顔を触らせてくれるほどです。
「発情時は危ないけれど……」と前置きしながら牛に抱きつく畜主の様子を写真に収めました。

逃避距離が長ければ、牛の歩行速度は増し、歩行距離も増えます。
逃避距離が短ければ、肢蹄にかかる余計な負担は減ります。
ということは、牛と人の信頼作り、愛情溢れたハンドリング――これも大事なフットケア(護蹄)です。
そして、これはお金がかかりません。

※詳報はDairy Japan 8月号のルポ特集『うちの農場の蹄病予防プロトコル』で。

換気は大切です

九州における記録的大雨により、被害を受けられた皆様へ心よりお見舞いを申し上げます。

さて昨日、仕事で姫路にお邪魔しました。基本はさほど高くないものの、高い湿度で体力を奪われたような気がします。乳牛にとっても、高いヒートストレスに晒され続ける時期が続きますね。高温多湿の時期を迎えると、いやでも換気を意識せざるを得ません。

暑熱期に推奨される換気回数は、1時間当たり60回以上とされています(Dairy PROFESSIONAL Vol.11参照)。ファンの能力などから計算できるようですが、一度専門の方に換気回数を計算してもらうとわかりやすいかもしれません。

そして、アンモニアや二酸化炭素は重く、淀みやすいため、これらの発生を抑えることも暑熱と換気のポイントとか。そう、こまめな除糞で糞尿を牛舎からなるべく早く排出してあげることが暑熱対策にも繋がるといいます。

快適な環境で、牛も人も暑熱期を乗り切りましょう。

6月ももうお終わり…

皆さんこんばんは!

始まったばかりと思っていた2019年も、半年が過ぎようとしています。

6月は牛乳月間でしたが、皆さんはどう過ごされましたか?

今月は、牛乳への関心を高め、酪農乳業の仕事を多くの方に知ってもらうため、各地でさまざまなイベントが開催されました。
牛乳月間は終わってしまいますが、今後も引き続き、酪農や牛乳乳製品への関心を高め、魅力を伝え続けていくことが大切ですね。

これからもより多くの方に酪農を知ってもらえますように!