Dairy Biz 創刊号のご案内

 Dairy Japan臨時増刊号が新しくなりました。
 《Dairy Biz》というタイトルで、本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。


 これからを生き抜く「酪農経営力」を!
 世界の酪農と日本の未来、経営に活かすヒントを一冊に

 創刊号となる『Dairy Biz 01』では、世界5カ国の最新酪農情勢や現場情報を集め、経営に役立つヒントをまとめました。
 さらに「ビジネス思考で酪農を考える」をテーマに、コスト削減や収益向上につながる具体的な経営見直し戦略を解説。前年の経営を振り返り、次年の目標を立てられる特製シートも付属。
 新しい視点で酪農経営を見直す起爆剤となる一冊です。


★詳しい内容やご購入はこちらから♪
 Dairy Biz 01【特集】世界の酪農を覗いてみた
★本誌と併せてご購読できます。
 月刊Dairy Japan 定期購読
☆バックナンバー(Dairy PROFESSIONAL)も大好評発売中!
 Vol.30【特集】健康で高い増体の子牛を育てる
 Vol.29【特集】乳房炎防除の最新研究
 Vol.28【特集】世界で注目の酪農研究――ADSAから 他

ぜひお聞きを!「Dairy Japan 12月号の見どころ」(Chick Talk)

家畜診療獣医師「あしなか」先生が配信しているポッドキャスト「Chick Talk(チックトーク)」で、「Dairy Japan 12月号の見どころ」が紹介されました。
https://open.spotify.com/episode/68qaBuoGPYmttBfSATBu2t
当ポッドキャストでは、酪農・畜産を中心としたグローバルな話題が、軽快でユーモア溢れたトークで紹介されています。
すきま時間や移動の合間などに、ぜひお聞きください!

作業性と快適性の両立

明けましておめでとうございます。昨年は酪農家戸数1万戸割れなど、依然として酪農を巡る情勢には暗いニュースが多かったように感じましたが、今年こそ酪農に明るい、希望の光が降り注ぐことを願ってやみません。皆様、本年ももどうぞよろしくお願いいたします。

さて写真は先日お邪魔した三重県のある農場でのワンショットです。この農像では和牛子牛も多数管理しており、和牛子牛はカーフレールで哺乳しています。和牛哺育牛舎は基本的にオールイン・オールアウトで管理し、清潔で衛生的な環境を維持しています。

ふとハッチの床面を見ると、いくつか面白いポイントがあったので撮影させていただきました。その一つは床面が作業通路より一段高くなっていること。これは作業者が腰をかがめずに作業するための工夫です。もう一つは床面に黒いビニールが敷かれていること。これはオールアウト後の洗浄・消毒作業において、コンクリートの土間ではどうしても洗浄に時間がかかるため、あらかじめ子牛導入前に土間をビニールで覆い、汚れを付くにくくするためのものと聞きました。さらにもう一つは寝床のもみ殻の下に細かなスノコを敷いておくこと。プラスチック製で細かな網目のタイルを敷き詰めたような感じでしょうか。寝床の尿など水分を逃がすためのものです。

ちなみにこの寝床ですが、約1%の勾配を設けることで、より水分の排出を促す構造になっています。

2024年を振り返って

こんにちは。

2024年も残りわずかとなり、今回が今年最後のスタッフブログとなります。

今年も読者の皆様はじめ関係者の方々にたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。

2024年も「酪農業界にとって、さまざまな変化があった年だったと感じています。
先日、「全国の酪農家戸数(指定団体の受託農家戸数)が1万戸を切った」というニュースがありましたが、取材先の現場では、皆さんが日々工夫しながら前向きに取り組む姿をたくさん拝見しています。そのたびに私達も元気と勇気をいただいています。
私達は仕事は、皆様の経営に役立つ情報をお届けすることですが、現場でお話をうかがうたびに、皆様との「繋がり」を感じ、励まされています。

2025年が目前に迫っています。来年は、もっと多くの方々に「Dairy Japan」を知っていただき、酪農業界全体がさらに盛り上がる1年になることを願っています。
Dairy Japanはこれからも、皆様の経営に役立つ情報をお届けし、お力になれるよう努力してまいります。

今年も、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、皆様、良いお年をお迎えください。