根本原因は何?

牛達の調子が悪いとき、「一つのことだけにポイント当てても全然良くならないことは、皆わかっている。でも焦り、悩むと、そこだけしか目に入って来なくなる」と、ご自身の経験談を明かすK牧場。
「そうなると、わけのわからないところにハマっていく。特効薬的な物を聞くと、それに飛びついてみたり。この薬は効く、この注射は効く……とか」と続けます。
「そうではなくて、なぜ飲ませなければならないのか、なぜ注射を打たなければならないのか、原因があることを忘れてしまう」
「そもそも飼養環境を良くすれば、それらを使わなくても良かった、というケースが多いね」と吐露してくれました。

周産期の胎子の状態と胎子死の予防策:お気酪獣医「クスリ(笑)の処方箋」

周産期の事故を防ぐことは酪農経営において重要な課題ですよね。

妊娠260日~生後48時間の子牛の事故は周産期胎子死と呼ばれています。そんな事故を防ぎ、適切に管理するにどうしたらよいのでしょう?

まずは周産期における子牛の状態がどのように変化するかを把握する必要があります。子牛は、280日間胎内で成長し、開口期、陣痛期を経て娩出されます。

特徴として、高体温、高心拍、早い呼吸などがあげられます。分娩時は、胎子も注意しながら、親牛も分娩しやすい体勢をとらせてあげると良いようで、「胸骨座位」が推奨されています。

次に事故につながる要因を知る必要があります。周産期胎子死の原因は、部分娩前、分娩、分娩後それぞれに分かれています。分娩中の早産、難産、分娩後の低酸素症、アシドーシス、低体温症などがあり、それぞれ打てる対策も変わってきます。

難産を経験してしまうと、低酸素症→アシドーシス→低血糖→低体温症等負のスパイラルに陥ってしまうケースもあり、注意が必要。

適切な予防と異常事態への対策、蘇生方法などをきっちり理解し、盤石の体制で周産期を管理できると良いと思いました。

上記の詳しい解説は「お気酪獣医 クスリ(笑)の処方箋」で見ることができます。

 

飼料効率向上の取り組み③:DairyJapan9月号

エサの原料価格高騰が叫ばれるなか、いかにして飼料効率を高めるか。

【岡山県N牧場の場合】

飼料原料の高騰をヒシヒシと実感するNさん。改めて乳飼比を最適にい直し、利益を出す方向で考えています。エサ代抑制の一つの方法は自給粗飼料生産。作付け規模も拡大し、近隣への販売も行なっています。

N牧場では自給飼料生産のリスクも考えて注力して生産する品目を変更してきたそうです。稲WCSでは給与量に限界が……デントコーンでは台風の際の倒状リスクが……などのリスクが潜んでいます。そのようなことも考えながら現在はグラスサイレージに力を入れています。さらに理想のTMRに近づけるために、嗜好性が高いジュース粕や乾物率の高い輸入デントコーンなど、価格を抑えながら原料を工夫して調達。

購入・自給それぞれにリスクがあることを理解しながら時代に合わせて最適な飼料設計をするN牧場。要チェックです。

飼料効率向上の取り組み②:DairyJapan9月号

エサの原料価格高騰が叫ばれるなか、いかにして飼料効率を高めるか。

【千葉県のT牧場(つなぎ飼養)の場合】

過去にも飼料高で打撃を受けたというTさんは、「ピンチは考えや経営をシフトするチャンス」という考えのもと、自給飼料生産や食品製造副産物を活用した給飼形態を実施しています。

T牧場の飼料原料のカギはなんと「稲」。近隣稲作農家との連携しながら生産面積を拡大しているT牧場では、配合飼料に代わり飼料米とWCSを上手に活用し高乳質、高乳量、牛の健康をキープしています。

エサの品質を落とさずに費用を抑えるその経営方法とは……?

詳しくはDairyJapan9月号にて。

 

 

飼料効率向上の取り組み①:DairyJapan9月号

最新号 DairyJapan9月号の特集取材テーマは「飼料効率向上の取り組み」です。

「飼料効率の高騰などによって、生産費の増加が叫ばれている。そうしなか注目すべきは、いかに飼料効率を高めるか。

無駄を省き、きちんと喰わせ、乳牛に本来のパフォーマンスを発揮しもらうための取り組みを紹介する。」

というもの。

北海道のK牧場では、自給飼料の利用においても、在庫予測や季節変化を考慮した給与計画を立て、できるだけ変化のない一貫性を保つように飼料効率を高めています。

「エサの内容はケチってはならないが、無駄はないかロスはないか、と常に見ていなければならないものだ」とKさんは目を光らせます。

飼料効率向上に向け、K牧場ではどのような取り組みを行なっているのでしょうか。

詳しくはこちら↗をチェック!