秋晴れのなかの酪農イベント

10月14日、栃木県那須塩原市で開催された「栃木県酪農フェア2023」にお邪魔しました。同フェアは5年ぶりの開催。澄み渡る青空が広がる会場には、酪農関係者のほか多くの消費者も訪れていました。

同時開催された「第31回栃木県ホルスタイン共進会」には、県内から約100頭の乳牛が出品。秋晴れの空、緑のリンクに美しいホルスタインがよく映えていました。コロナ禍が一段落し、多くの酪農の仲間が、そして酪農ファンが集まるイベントは酪農を盛り上げるために必要なことだと改めて実感しました。こうしたイベントが末永く続くことを願ってやみません。

NEO酪農家、シリーズ初!

 若手酪農家を対象とした企画「NEO酪農家」の取材で先日、シリーズ初の女性NEO酪農家にお話を聞きました。

非農家出身の彼女は、「酪農家になりたい」という夢を持ち、ゼロから酪農をスタートすることを決心し、現在は岡山県の牧場で日々奮闘しています。

牛に出会って9年目。牛のことが大好きで搾乳と削蹄が最も好きだと話してくれました。

取材をとおして、彼女が酪農に打ち込む姿はとても頼もしく見えました。

 

取材の詳細はDairyJapan11月号で掲載していますので皆様お楽しみに。

 

酪農学習シートの作者がすごい

【酪農学習シートの作者がすごい】

月刊誌『DairyJapan』の人気付録「酪農学習シート」。ご存知でしょうか皆さん。

DairyJapanがお手元に届いて、袋を開け、パラパラっとめくると、1枚のぺら紙がポロっと落ちてきます。

それを拾うと「酪農学習シート」に出会えます。

北海道苫前町の酪農家である伊藤沙智さんが、可愛くてキャッチーなイラストとともに、ガチの酪農役立ち情報をまとめて

ご掲載くださっています。

ご自身がDairyJapanを読んで学んだ内容をイラストとともにわかりやすくまとめてくださっています。

そんなDairyJapanの神読者でもあり好評企画作者の伊藤沙智さんによる”個展”が苫前町役場にて開催されていました。

なんと伊藤沙智さん、農林水産省にもイラストを提供しており、とても素敵なポスターや冊子が展示してありました。

こちらは農林水産大臣賞を受賞した作品。

そして数々の作品のなか、DairyJapanと酪農学習シートも展示していただきました。

とても見やすく読みやすいデザインの資料なので、ぜひ皆さんの農場や職場でも役立てていただけましたら嬉しいです。

そうそう。苫前町といえば、この方ですよね。見たことある方も多いと思います。

 

白黒つけよう

和牛(黒毛和種)は市場価格の下落傾向が深刻ですが、依然として生産コスト高に悩まされる酪農は、収入確保で和牛ETを検討されている方が少なくありません。
そこで参考になるのが、「白黒つけよう くしろの酪農・畜産」をキャッチフレーズとした『酪農家の和牛子牛生産に向けた手引き~入門編~』です。
これは北海道釧路総合振興局の農務課と農業改良普及センターが作成したパンフレットで、和牛子牛生産における費用対効果、ホルスタインと和牛の違い、技術的課題として「乾乳期の管理」「出生時の対応」「飼養環境」「哺育」などが、とてもわかりやすく解説されています。
このパンフレットは、北海道釧路総合振興局のホームページからダウンロードできます。
https://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/fs/8/3/3/4/8/5/5/_/%E9%85%AA%E8%BE%B2%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E3%82%92%E6%B4%BB%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E5%92%8C%E7%89%9B%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%90%E7%AC%AC2%E7%89%88%E3%80%91.pdf

詳細はDairy Japan 10月号の特集ルポで。
https://dairyjapan.com/backnumber/dairy-japan-2023%e5%b9%b410%e6%9c%88%e5%8f%b7/

学園の情報を東京で発信

先日、酪農学園東京プラザがプレオープンしたのでお邪魔しました。
場所はJR浜松町駅から徒歩約2分の汐留浜離宮ビルディングです。
会場では酪農学園の魅力や建学の精神を発信。10月下旬のグランドオープン後には、酪農学園とゆかりのある食品メーカーや6次産業起業家など各社製品のアンテナショップとしての役割も果たしていくと言います。
当日は、牧場直営牛乳を原料としたソフトクリームの販売をしていたので、当方もいただきました。まだまだ暑い東京で冷たいソフトクリームは格別でした。
お近くにお越しの際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?