牧場主の気持ち伝える看板

全国の皆さん、寒い日々が続いておりますが、
お元気にお過ごしでしょうか?
北海道は真冬日(最高気温が氷点下となる日)が2週間ほど続き、
札幌は今日、わずかばかりではありますが、
久しぶりにプラス気温になり、ホッと一息つくことができました。

さて、今週訪れていた湧別町で見つけた牧場看板をいくつかご紹介します。
湧別町農業協同組合(JAゆうべつ町)は、平成14年2月1日に、
湧別町内にある湧別農業協同組合、芭露農業協同組合、湧別町畜産農業協同組合の3農協が合併してできました。
写真の看板は、元・湧別農協のある地域で農協合併前、
今から15、6年前に農協50周年記念で各牧場に立てられたものです。

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一つ目のカラフルな看板は、その第一号だといいます。
描かれた“ちちしぼり屋さん”について由来を聞くと、
「牧場を牛乳生産工場というイメージにしたくなかったから、
牛飼いとして、牛と共に生きているということを伝えたかった」と言います。

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また、別の牧場にあるもう一つの写真の看板には、あえて牧場名を書かず、
“いつもあなたのそばにMILK、大空と大地の中で”と描かれています。
これについては、「牛乳を搾ってなんぼ。牛乳も大好きだし。
消費者への気持ちとともに、自分の中での決意表明も込めて」と話してくれました。

地域ごとに、こうした看板を見受けることができます。
これらには牧場や地域の気持ちや心意気を感じることができ、
それを、周りのより多くの消費者が感じ取って欲しいと私も思います。

2月号の読みどころ

2014年2月号

最近は寒さが厳しく、先日、東京でも雪がちらついたようです。私は毎日モコモコのダルマのような格好で外出します。しかし寒いおかげでホットミルクの温かさが身に染みます。

寒い冬ならではの美味しさですね。

 

さて、Dairy Japan 2月号の読みどころを紹介します。

 

2月号のルポ特集は「良質乳生産への取り組み」です。

良質乳を生産することは、強い酪農場を築き、強い酪農経営、そして強い酪農産業となるために、必須の管理技術です。その管理技術の重要性を整理するとともに、参考となる現場事例を取材しました。

このルポ特集、読者の皆さんに現場の雰囲気を、よりわかりやすくお伝えするため、写真をメインに構成しました。

 

技術のページの注目記事は、「分娩前に『乳房炎になりやすい牛』がわかる」です。

分娩前にデジタル糖度計で乳汁を検査することによって、乳房炎の発症しやすい分房が数値でわかり、より早期の治療が可能となり、乳房炎による出荷乳量の減少を抑えることができます。

私は、分娩10日前の乳汁が飴状だということを、この記事を読んで初めて知ったので、とても驚きました!

 

海外だより特別編では、イタリアの水牛牧場について書かれています。

これを読めば水牛について少し詳しくなりますよ。私もいつかここの牧場に行って、できたてのモッツァレラチーズが食べたいです。

 

他にも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!

牛グッズ♪

突然ですが、皆さんは牛グッズをお持ちですか?

牛好きの皆さんはきっと持っていると思います。

 

今回は、私が社内で使っている牛グッズを紹介します。

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牛のメモ帳と牛のクリップです。

 

四角いメモ帳は4種類入っていて、どれもかわいい柄です。

右上の牛型のメモ帳は、飾っておくだけでも素敵です。

クリップはよく使うのでかなり重宝しています。

 

牛はとてもかわいいですが、牛のグッズってあまり見ませんよね。

なのでお店に牛グッズが置いてあると、つい買ってしまいます。

 

「うちにもたくさんあるぞー!」という方、ぜひデーリィ・ジャパンに投稿してください♪

 

科学に裏付けされた技術の実践で「儲かる酪農」を

Dairy Japan2月臨時増刊号が校了となりました。タイトルは「やってはいけない!牛への管理」

「やってはいけない」と頭ではわかっていても、ついついやってしまいがちで、かつ生産性を妨げるような項目を列挙し、生産性を改善させるのが狙いです。

最終的には、いずれの項目も「カウ・コンフォートの向上」につながるものです。作業を見直し、生産効率を高め、そして人も快適に作業できる。そんな理想の農場を追求しませんか?

新しい年に、気持ちを新たにチャレンジする、あなたにおすすめの一冊です。

 

2014年2月5日発行、B5判/114頁

【監修】
堀北 哲也 ちばNOSAI連・中央家畜診療所臨床技術研修センター/獣医師
島田 隆男 ちばNOSAI連・北部家畜診療所生産支援研修センター/獣医師

謹賀新年

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新年明けましておめでとうございます。
皆さんはどのような年末年始をお過ごしになりましたでしょうか?
私は昨年に引き続き地元へ帰省していました。
写真が「去年と同じじゃないか!」とお思いになるかもしれませんが、
今回は、世界遺産(昨年6月登録)・富士山としての最初のお正月を迎えた富士山です。

酪農業界が今後、どんどん盛り上がっていってほしいという気持ちから、
この写真をお届けしました。

今年も北海道酪農、日本酪農に携わる皆様に、よりよい情報をご提供できるよう、走り回っていきたいと思いますので、
どうぞ今年も DairyJapan をよろしくお願いいたします。