Dairy Japan 5月号「海外だより/北欧」で紹介されている「コースレップ」。
スウェーデンの5月は牛の放牧解禁の時期で、その模様を見ようと、家族連れの観客で牧場はいっぱいになるそうです。
以下のYouTubeアドレスで「コースレップ」を見ることできます。
http://youtu.be/bZ9wHXJbKyM
コーン新除草剤学習
江別市などの酪農家および関係者や関係企業などがメンバーの「江別酪農研究会」が22日の晩に、開催されました(事務局=石狩農業改良普及センター)。
今年度・第1回目の内容は、コーン新除草剤学習会。
除草剤を研究・開発している企業の専門家に来てもらい、道内各地での試験効果をスライドで紹介してもらいました。
Qいつ頃から効果が現れ、どれくらいの期間で枯らせるのか? Q効きにくい雑草はあるのか? Q散布後に雨が降った場合の影響は? Qいつ散布すれば良いか? Q他の除草剤と混用できるか?などを説明してもらいました。
その後、普及センターからも、コーン新除草剤の解説が行なわれました。
同会では試験圃を設け、現地研修会も予定しています。
雪が解け、春の農繁期を前に
北海道は、最近になって雪解けが一気に進み、
まだ雪が残る地域もあり、肌寒い日もありますが、
全道的に畑が顔を出し、やっと春を感じる今日この頃。
今週は、十勝管内の本別町を訪れました。
同町は今冬、昨年に比べて積雪は少なかったそうで、
圃場はすっかり顔を出し、早い酪農家さんは堆肥まきをしていました。
話によると、積雪が少なかったことで、
圃場の地下凍結が懸念されたとのことですが、
その影響もあまりないということです。
そんななか、先週末にDJニュースで既報の
「サツラク青年同志会春祭り」が行なわれました。
この春祭りでは、サツラク農協管内の老若男女を問わず、
一堂に会し、春の農繁期を前に、活力溢れるものでした。
そこで青年同志会長の川口谷さんが、
「この春祭りを、春の作業の力として、
今年1年も張り切っていきましょう!」
と話していたことがとても印象的でした。
今年、良い天候に恵まれ、良い粗飼料が収穫できることを、
なおかつ、農作業事故に気を付けて
農繁期を乗り切っていただきたいです。
5月号の読みどころ
さっそくですがDairy Japan 5月号の読みどころを紹介します。
5月号のルポ特集は「わが家の哺育・育成管理」です。
健康な母牛から健康な子牛が生まれ、健康に育った子牛が、健康で活躍する母牛となる――皆さんご存知のとおり、酪農の大きな特徴である「生命の再生産」の維持には、常に“健康”が必須です。しかし、乳牛生命のスタートである出生、そして哺育・育成には、その“健康”を大きく脅かす危険が潜んでいます。それらの危険を除去、克服していくことが、強い酪農場を築き、強い酪農経営につながります。子牛の事故の現状と対策をおさらいし、健康かつ効率的な哺育・育成管理をめざす現場事例を取材しました。
技術のページの注目記事は、「簡単!早い!体表面温度で暑熱ストレスをチェック」です。
牛の暑熱ストレスはこれからの季節の悩みの種ですよね。気温ではなく、牛の体表面温度で牛がストレスを感じているかチェックできます。とても簡単な方法なので皆さんもこれを読んでこの夏試してみましょう!
シリーズでは、「繁殖技術情報のアップデート」が新連載されます。第1回目のテーマは「暑熱時の繁殖改善に受精卵移植は有効か?」です。こちらも、これからの季節にピッタリなテーマなので、ぜひ参考にしてください。
そして4回取材してきた「カウガールスクール」は、今回で最終回となりますので、こちらにも注目です。
ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。