リサイクル砂のベッド

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Dairy Japan 6月号「オンファーム」に、富良野市の(有)藤井牧場が一昨年に導入した「リサイクル砂のベッド」の様子をご紹介しています。
「砂のベッド」を利用している牧場は、まだ少数ながら北海道内にあり、過去にも取材してご紹介しました。
しかし、この「リサイクル砂のベッド」は初めてです。

「リサイクル砂」は、リサイクル装置である「サンド・マニュア・セパレーター」(McLanahan社製)により95%リサイクル(回収)されます。
ベッドの砂入れは専用機材(バケットサイドシューター)で、リサイクル砂をすくってきて飛ばし入れます。
砂を入れたら専用レーキで丁寧にならします。
牛達は、「リサイクル砂のベッド」で超リラックスして反芻しています。

「砂のベッド」のメリットは周知のとおりですが、
藤井さんは、「6~7産の牛達がスッと立つのを見ると、砂はすごいと改めて思う」と絶賛しています。
さらに、「飛節のスレや腫れは、あっという間になくなった」「パーチングしている(横臥を躊躇して、ベッドに前肢を乗せて長時間立っている)牛をほとんど見なくなった」とも話していました。

6月号の読みどころ

2014年6月号
Dairy Japan 6月号の読みどころを紹介します。

6月号の特集は「慢性的なエサ高の経営環境にどう立ち向かうか」です。
北海道、千葉県、岡山県で地域座談会を開きました。良質な自給飼料生産やTMRセンターの利用など、慢性的なエサ高に立ち向かうため、各地域で取り組むさまざまな対応策を紹介します。

シリーズでは、今月号から「酪農現場での仮説」「米国酪農レポート」の連載が始まります。

「酪農現場での仮説」は、酪農現場での会話やデータ、たくさんの情報のなかから問題の原因を絞り、「おそらくこれが原因であろう」と思われる内容を仮説として示しております。私個人の感想ですが、推理小説っぽい、少しミステリアスなページとなっております。第1回は「牛の死産が増えている原因は…」です。ぜひご覧ください。

「米国酪農レポート」では、米国の酪農について、毎月紹介していきます。第1回はカリフォルニア州立大学フレズノ校でのストックマン育成の紹介です。かわいいジャージーの子牛にも注目です。

「損をしない!経営継承のポイント」は、今月号で最終回です。最後のテーマは「法人設立と親子間売買の注意点」です。お見逃しなく!

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。

日本一遅い開花宣言、根室にも春

根室の桜

北海道支局の江成です。
GWは実家のある本州中部へ帰省しており、
すでに桜は散ってしまった後でした。
北海道は例年、GW辺りに桜が満開になるため、
今年も桜を見ることができないか…と思っていました。

ところが今週、出張で根室管内に行くことになり、
運よく桜を見ることができました。
根室市内では、13日にチシマザクラの開花が宣言され、
例年より5日早く、昨年より14日早いが、
「日本一遅い開花宣言」となりました。

その根室管内にあるH牧場では、道路に面した場所に、
何本もの桜の木が植えられ、今週、キレイな桜が咲いていました。
話を聞くと、牛舎前のスペースを露地のままにするのではなく、
芝生を張り、桜を植えたら景観が良くなると考えたとのことでした。

美しい桜が咲き、根室管内に訪れた春を感じることができました。

1人で楽々管理

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写真は静岡県掛川市の村井牧場掛川分場の搾乳ロボットです。この農場には、搾乳ロボットのほかフィードステーション、フィーダーワゴン、自動エサ寄せ機、バーンスクレーパー、自動コンポストシステムなどが揃い、ほぼオートメーションで管理できます。
牛舎のキャパシティは120頭。現在は86頭を基本的に1人で管理しています。
現在編集中の本誌7月号は、最新搾乳ロボット施設をルポしました。各社の搾乳ロボットの特徴を紹介する動画も収録します。ぜひ、ご期待ください。

牛の写真がたくさん!

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先月、高田千鶴さんの写真展「牛のまなざし」を見に行きました。

牛達のいろいろな表情を捉えており、ずっと見ていたいくらい、牛好きにとってはたまらない写真展でした♪
なにより高田さんの“牛が大好き”という気持ちが強く伝わってきました。

全国の牧場を回っているという高田さん。
これからも牛達の豊かな表情を伝えていただきたく思います!

 

ところで皆さん、今日は何の日だか、ご存知でしょうか?

 

 

 

 

正解はアイスクリームの日です!

皆さん、今日はアイスクリームを食べましょう♪