ニュー(乳)文化—-札幌「シメパフェ」

シメパフェ

お酒を飲んで「締めラーメン」ではなくて、「締めパフェ」!
札幌では若者を中心に、北海道の牛乳・乳製品、フルーツなどをふんだんに使った「シメパフェ」が定番化してきています。
すすきの周辺には、今や数多くの「シメパフェ」店が増え、Webサイトには人気店やマップが紹介されているほど。

どうしても食べたくなり、行ってきました。
おしゃれで、おいしい! これは癖になります。
オヤジ同士で行っても、オヤジ一人で行っても、全然平気です。
札幌に行ったら、ぜひ「シメパフェ」を!

3月号の読みどころ

DJ3G
皆さん、おはようございます!

早速ですが、2017年3月号の読みどころをご紹介します。

2月号の特集は「これってどうですか? 牛価格の高騰」です。
ホルスタイン初妊牛をはじめ、F1子牛、和牛ET産子など、国内のほぼすべての牛価格は、未曾有の高騰を続けています。こうした牛価格高騰の背景には何があって、好ん護どのようになると見込まれるのでしょうか。さまざまな立場の方にインタビューしました。ぜひご覧ください。

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!
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プレ・グループでスムーズな移行を

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写真はカナダ・アルバータ州のある酪農家の哺育舎の様子です。カナダでは写真のような哺育舎をよく見ることができます。

隣の子牛との境にある側壁は、簡単に引き抜くことができます。離乳前1週間から10日の期間で側壁を開放し、1頭から2頭、そして4頭とグループにしていきます。

このグループは育成舎でのグループ管理に馴致させるための、いわばプレ・グループです。急激に大きなグループにすることによる子牛のストレスを緩和させ、スムーズに育成群に移行させるために取り入れられている管理方法です。

余談ですが、カナダはクオータ制度で生産調整を実施していることもあり、容易に規模拡大ができない環境にあります。年々、クオータの売買価格も上昇していると聞き、現在は120頭規模のクオータで4億円程度だとか。

そのため、比較的活発に乳牛資源が流通しているようです。

初妊牛価格はおおよそ3000カナダドル(26万1000円=1ドル87円)。今の日本からすれば、うらやましすぎる価格ですね。

牛乳乳製品のマメ知識

おはようございます!

皆さん、牛乳には賞味期限と消費期限、2種類の表示があることはご存知でしょうか?
牛乳は、殺菌方法によって賞味期限か消費期限かに分かれるのです!

Dairy PROFESSIONAL Vol.7では牛乳の殺菌と賞味期限についての豆知識を紹介しています。
牛乳殺菌の歴史、保存するときの向き、アイスクリームは本当に賞味期限がないのか?!など、気になることをたくさん紹介しています。ぜひご覧ください!

これってどうですか? 牛価格の高騰

20170212

ロボット搾乳での規模拡大を、今春稼働予定で進めている、十勝管内のT牧場。
「この計画は、一昨年の春頃から具体的に進めてきました。ちょうどその頃から、初妊牛価格が上がり始めました。しかし当然のことながら、『だからやめる』などというわけにはいきません。うちのような規模拡大最中の酪農経営にとって、この初妊牛の異常な高値は、まったくもって、よろしくない!」と顔をしかめます。

十勝管内の某JA組合長は、「今のこの牛価格は異常であり、適正価格ではないのですから、『下がることは間違いない』と思っておかなければなりません。ですから注意すべきは、これから先の動向です。今の異常価格で経営感覚がズレてきている部分もあることから、価格が下がれば、経営が回っていかなくなる酪農家が出ないとは言えないかもしれません。したがって、今の異常な高値のうちに、それを見越した経営基盤を作っておかなければなりなりません」と言い、組合員に注意喚起しています。

※詳細は、来週発売のDairy Japan 3月号「特集/これってどうですか? 牛価格の高騰」で。