バギー改エサ寄せ機

写真は宮崎県のY牧場で見つけたエサ寄せ機です。

4輪のバギーに塩ビ管を加工したプッシャーをつけた自作のマシンです。小回りが利き、スピーディーなエサ寄せが可能です。

このバギー改エサ寄せ機を見つけたのは、某研究会の研修先でのこと。研修に参加していた酪農家さんは、このエサ寄せ機に興味津々。うち数名は実際に跨らせてもらい、エサ寄せを体験していました。

「こんなエサ寄せ機が自分の牧場にあったら、エサ寄せのテンションが上がるね」と、口々に話していました。
機能性も抜群ですが、なによりも作業が楽しくなる、これが牛舎作業のモチベーション維持につながるポイントですね。

水牛の搾乳

皆さまこんにちは。

今から1年位前ですが、オーストラリアに行ったとき、水牛の搾乳を見る機会がありました。

水牛に触れ合う機会はないので、新鮮でした。

その牧場さんは放牧で飼育しヘリンボーンパーラーで搾乳をし、搾乳中は配合飼料を食べていました。

勝手な印象ですが、水牛は性格が荒いと思っていましたが、そんなことなく、すり寄ってきてくれました。ただ角が怖かったです。

普段あまり見れない光景を今日は見て頂きたいと思います。

↑パーラーから出てきた水牛

搾乳中に配合飼料を夢中で食べています

搾乳に関してはあまり変わらない様子でした

都府県1位の牛群を目指す若者達

皆さん、おはようございます!

先日、京都府立農芸高校へ行ってきました。
同高校は牛群改良に力を入れており、共進会では毎回優秀な成績を収めています。
エクセレント牛を延べ9回も出し、2010年から審査成績優秀牛群表彰を7年連続で受賞しています。
取材時は、生徒の皆さんがきれいに洗った牛が並んでいました。
写真はエクセレントを獲った牛です。

ほかにもさまざまなことに挑戦中の京都府立農芸高校、詳しい取材内容は6月増刊号Dairy PROFESSIONAL Vol.11で紹介します。
是非ご覧ください!!

子牛の生来行動と学習行動を見抜くカウセンス

全国各地の酪農家の子牛を預かり、健康な初妊牛に育てて戻す――その管理技術とセンス、そして繁殖成績にも定評のある十勝管内のE育成牧場を取材させていただきました。

上牧された子牛は、まず、この若齢牛舎で飼養します。
この牛舎、手前半分の屋根は透明、奥半分の屋根は遮光になっています。
理由を聞いて、感激しました。

その理由とは、「子牛は明るい場所で草を食べ、暗い場所では残す」という経験則から。
「子牛は肉食獣に襲われやすいから、明るくて周囲がよく見えるところで草を食べ、お腹がいっぱいになったら安心できるところで寝る、という本能があるのだと思います」とEさんは言います。

子牛の生来(生まれながらの)行動と学習(生まれてから学ぶ)行動を見抜いて、それを現場に応用する見事なカウセンス(カーフセンス)に脱帽でした。

※詳報はDairy Japan 4月号で。

好評連載中「実証 農場カイゼン」

酪農総合研究所(酪総研)は、牧草地の植生改善が酪農経営に与える直接的経済効果を明らかにしていく調査研究に取り組んでいます。
Dairy Japan 3月号では、経営実証農家の具体的な取り組み内容や成果のうち、植生調査、主体草種の選択、収量調査について紹介しています。

※詳細はDairy Japan 3月号「実証 農場カイゼン~経営実証農家の取り組み その2~」(宇高健二氏 雪印メグミルク(株) 酪農総合研究所 酪農研究グループ 研究顧問)で。