1日1回搾乳

皆さん、おはようございます!

先日、学生時代の恩師に声をかけていただき、国際交流委員会主催の「ニュージーランドの新酪農技術に関するセミナー」に参加しました。

セミナーによると、ニュージーランドでは1日1回搾乳が普及しつつあるといいます。
2016年のデータでは、年中1日1回搾乳で搾られている乳牛は全体の12%、1回搾乳と2回搾乳の組み合わせで搾られている乳牛は全体の半数以上にものぼるそうです。1日1回搾乳は乳牛のストレスが軽減され、受胎率の向上、体細胞数の減少などなど、さまざまなメリットがあり、何より1日1回搾乳を行なっている酪農家はQOL(quality of life)が高いとのこと!
日本とは全く異なり、牧草に合わせた生乳生産システムをとっているニュージーランド――とても興味深い内容のセミナーでした。

私も学生時代、ニュージーランドでファームステイをしたことがあり、話を聞いて、あの頃の楽しかった日々を思い出しました。写真は実習中に撮ったものです。大好きなニュージーランド!また行きたいです!

子牛事故を減らす五つのポイント

子牛事故を減らす五つのポイントとして、以下をあげてくれた十勝管内のG牧場。

①飼養スペース(密度)
②蹄病
③観察
④自然分娩
⑤乾乳期間とストレス対策

③については、「分娩が近づいてきたら、とにかく、よく観察すること」と言い、分娩徴候、分娩中など、できるかぎり気にかけて観察しています。
そこで重宝しているのが、牛舎専用の監視カメラです(写真の赤丸印)。
スマホで、誰でも、いつでも、どこからでも、分娩エリア・乾乳エリアの様子を観察できます。
かなり遠くもズームで鮮明に見ることができ、牛舎内の音も聞けます。
「分娩牛のいきみ(鳴き声)を聞くことも重要」とGさんは言います。

※詳報はDairy Japan 4月号で。

4月号の読みどころ

皆さん、こんにちは!

早速ですが、2017年4月号の読みどころをご紹介します。

4月号の特集は「子牛事故ゼロを目指す」です。
現在、乳牛をはじめ、すべての牛の価値が上がっています。
このことは、生まれたすべての牛を健康に管理し、育てていくことの経済的な意味が、ますます高まっていること示しています。
子牛事故ゼロを目指し、経済ロスを減らすためのポイントを取材しました。
ぜひご覧ください。

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!
ご購読はこちらから!

牛グッズに囲まれて【続】

cowpic

写真はアルバータ大学・大場真人教授のご自宅で撮影させていただいたフルーツピックです。

以前、こちらで紹介させていただいたように、大場教授は牛グッズの収集家でもあります。

ご自宅にも、このフルーツピックのほか、目覚まし時計や花瓶、置物など多くの牛グッズが並んでいました。

食後のフルーツをいただく際に、こんなかわいい牛のフルーツピックを添えられると、テンションが上がりますね!

子牛事故ゼロを目指すには?

CIMG6789

皆さん、おはようございます!
少しずつ春が近づいてきたように感じる今日この頃。
私は花粉症で毎日”かゆい”日々を送っております。

さて、先月取材に伺ったA牧場。
A牧場では、一昨年から哺乳ロボットでの子牛の管理行なっています。
「手哺乳では真似できないくらい増体が良くなった!」と、ご夫婦そろって変化を実感しています。
使用する代用乳、哺乳ロボットのさまざまな役割、子牛事故を減らすために行なっていることなど、たくさん教えていただきました。

詳細は、今月発売の4月号ルポ特集「子牛事故ゼロを目指す」をご覧ください!