エサ寄せ&残飼さらい機

知恵1

写真はH牧場(オホーツク管内)考案のエサ寄せ機です。
単なる両方向対応のエサ寄せ機ではありません。
エサ寄せ板を畳むと一直線状になるんです(下写真)。
残飼を片付けるときに、このように板を一直線にして、一気に残飼を押してさらいます。
「これだけ板幅が広いと残飼が横にこぼれ出ないから、作業がとても楽なんです!」とのことです。

知恵2

ブリッジ通路

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北海道釧路管内Y牧場のフリーストール牛舎です。
Yさんのこだわりは、牛の通路とエサ給飼の通路がクロスするところを「ブリッジ」(跳ね橋のように路面が持ち上がる)にしたことです。
牛がここを渡るとき、チェーンブロックでブリッジを上げます。
こうすることにより、除糞作業面と給飼作業面が触れ合いません。
スノコ状になっているのはブリッジの重量を軽くするためです。
「牛舎を建てるときに、絶対にこれは採用しようと思っていた。その分コストはかかるが、衛生面を考えたら、投資すべきものだ」とYさんは言います。

全国の獣医師が集う

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2月26-27日、東京都内のヤクルトホールにて、第41回目となる「家畜診療等技術全国研究集会」が開催されています。本日は2日目!

日本各地で行なわれた研究の成果が集まり、現代における最先端の研究21題が発表されています。

昨日FaceBookにて投稿したところ、たくさんの方々に「いいね!」していただきまして、ありがとうございます!!

2日目の今日は、酪農学園大学の片桐成二氏(生産動物医療学教育分野 動物生殖学ユニット 教授)が「卵巣と四球の関係を考慮した繁殖診療」と題した講演が行なわれます。

そして本日、優れた研究に対して表彰が行なわれます!
今年の農水大臣賞、吉田賞の栄冠にはどの研究発表に贈られるのでしょうか。

DairyJapanのブース出展もありますので、本日参加されています獣医師のみなさん、ぜひお立ち寄りください!!