e-book「分娩事故を防ぐためのポイント」
石井 三都夫(現・石井獣医サポートサービス) 著
税込価格:1,800円
分娩事故率が5%以上であれば分娩管理に問題があると言われています。
このe-bookは分娩に携わる方々に必須の技術情報です。
内容やサンプルなど、詳しくはこちらからご覧いただけます!
– – – – –
併せて読みたい オススメ書籍
「ちょっと待って!! その分娩、本当に子牛の牽引が必要!?」
堀 仁美 著/定価2,880円(税・送料込)
好評発売中!
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12月5日付けDJニュースで既報の酪農女性サミット。
北海道根室管内別海町の酪農ヘルパー・渡辺有紀さんは千葉県のご出身。酪農に接点のない家庭で生まれ育ちました。
動物が大好きで動物関係の職に就いたのですが、「一次産業の現場を知りたい」と酪農を覗いたところ、「日本の食、地域さえも支えている酪農。こんなカッコイイ仕事はない!」と感激し、現職に至ったそうです。
酪農ヘルパーという職を選んだのは、「たくさんの牧場、牛達と関われる。牛のプロから知識を盗める。こんな私でも力になれる」からだそうです。
そして、この仕事を始めたのは、自分に向いているからではなく、「牛、酪農が大好きだから」という渡辺さん。
最後に、「若い酪農ヘルパーは、キラキラしている酪農家さんを見て、いつも憧れているんです」と語りました。
※写真=ファッションショーではモデルとして登場した渡辺さん
北海道日高管内のK牧場(経産牛320頭、未経産牛240頭)は、「弱い牛への配慮を常に」をモットーとしています。
そのための独自手法の一つを紹介してくれました。
それはTMR給飼のタイミング。
搾乳前にTMR給飼し、牛群が腹八分目になった頃合いに、パーラーへ移動するという方法です。
そうすることで、搾乳が終わった強い牛はベッドへ向かったり、飼槽へ向かっても早々に満腹になったりすることから、弱い牛は、強い牛から威嚇されることなく、落ち着いて、ゆっくりと採食できます。
そのためのTMR給飼タイミングとは、搾乳の20分から40分前がベスト。
「20分で半数の牛が、40分で大半の牛が腹八分目になる」と言います。
それよりも早く給飼すると、強い牛は採食を終えて、ベッドで休息モードに入ってしまいます。
したがって、飼槽側に全頭が立っている状態のときにパーラーへ移動するようにします。
「これが習慣になると、弱い牛から自発的にパーラーに入り、先に飼槽に戻るようになる」とも言います。
先日取材のために群馬県のNさんの牧場に行って参りました。
その牧場さんのTMRミキサーは、自家発電設備(ジェネレータ)で稼働しています。
日本では東日本大震災以降、自家発電機を導入された酪農家さんは多いと思います。
実は私は4年ほど前にオーストラリアの酪農家で働いていたことがあります。
オーストラリアは天候によっては停電することがあり、搾乳できないこともありました。
その時に活躍するのは、トラクターのPTOを使った発電機でした。
まだ日本で見かけたことは私はありませんが、良いアイディアだなと感心してました。
導入コストなど詳細はわからないですが、このような発電設備が日本にもあっても良いのではと思います。