台風21号に続いて胆振東部地震……『洪水・台風・地震・地すべり・猛暑など、日本では自然災害がたび重なり、カオス(混沌/無秩序)の夏が続いている』と米国CNN(電子版)は表現しています。
言うまでもなく、乳牛が最も好むことの一つに「一貫性(いつも同じ状態を維持すること):Consistency/コンシステンシー」があります。
毎年のように異常気象と言われるなか、その「一貫性」を少しでも保とうと、各酪農場は工夫しながら日夜努力を重ねています。
ところが今夏は、そうした努力をいたぶるように自然災害が襲い、それに伴う電力と水の供給停止により、酪農場の「一貫性」が打ち砕かれました。
徐々に復旧が進んでいるとはいえ、ひとたび崩れた「一貫性」を取り戻すには、また一から、となります。
このたびの、いわゆるカオスで、「一貫性」を持続ができることは「幸せ・感謝」であることを再認識しました。
今も断水で苦境に立たされている酪農場があります。
一刻も早い復旧、そして復旧後は永続的な「一貫性」が保たれることを願ってやみません。
※写真は、台風21号による倒木、胆振東部地震により牛乳がなくなったスーパーの棚。いずれも札幌市にて