写真は兵庫県のH牧場の乾乳舎です。
以前は開放型のフリーストールだったものを、塩ビ材で覆い、ハイブリッド換気牛舎に改造したものです。向かって右が乾乳牛を、左がフレッシュ牛と繁殖除外牛を管理するエリアです。
きっかけは光周期コントロール。搾乳牛舎で長日管理を始め、乾乳舎でも光周期をコントロールしてみようとはじめたとのことです。
しかも、この乾乳牛舎にはフレッシュ牛も同居。短日管理の乾乳牛と長日管理のフレッシュ牛を同居させることには頭を悩ませたと言います。
現在は、飼槽上部に遮光のための仕切りを付け、フレッシュ牛側からの光が乾乳牛エリアに入らないようにコントロールしています。
夜間は作業のため赤色のランプを灯しています。赤色に反応しない乳牛には暗く感じ、人には作業できるだけの光量が得られるとのこと。
乾乳牛舎での光周期コントロールを始めたことで、ピーク乳量の増加を実感できるようになってきたとH牧場さん。
詳細はDairy Japan7月号で。
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