バギー改エサ寄せ機

写真は宮崎県のY牧場で見つけたエサ寄せ機です。

4輪のバギーに塩ビ管を加工したプッシャーをつけた自作のマシンです。小回りが利き、スピーディーなエサ寄せが可能です。

このバギー改エサ寄せ機を見つけたのは、某研究会の研修先でのこと。研修に参加していた酪農家さんは、このエサ寄せ機に興味津々。うち数名は実際に跨らせてもらい、エサ寄せを体験していました。

「こんなエサ寄せ機が自分の牧場にあったら、エサ寄せのテンションが上がるね」と、口々に話していました。
機能性も抜群ですが、なによりも作業が楽しくなる、これが牛舎作業のモチベーション維持につながるポイントですね。

IoTは難しい?

写真は、先日お邪魔した静岡県のA牧場のフリーストール牛舎内の様子です。

A牧場は最近、牛床マットをウォーターベッドに更新したそうで、ご覧のように牛群がきれいに横臥する様子を見ることができました。

A牧場を訪ねたわけはウォーターベッドに更新したアフターを見るためではなく、デザミス株式会社が提供するUmotionの使用感を取材するもの。約1年使うなかで見えてきたもの、期待感などを聞きました。

詳細はDairy Japan5月号に掲載しますが、Umotionでは横臥や移動、反芻、採食、飲水など乳牛の行動を記録することで、さまざまな情報を得ることができます。カウタイム・バジェットを見える化するというのがわかりやすい表現かもしれません。これによって、発情はもちろん、各種疾病も早期に発見することができるというものです。

デザミスは「現状、センサーの実力は人にかなわない」と人の観察眼の高さを示しますが、社員間に観察眼の差があったり、労働力が不足して観察時間が満足に得られないといった状況では、力強いツールになりえると思います。

IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)といった言葉はどこか難しい印象を与えますが、使いやすく「調律」されたアプリケーションは、実にユーザーフレンドリーだと感じました。

寒波にやられています

写真は1月22日夜の私の自宅付近です。タレントの志村けんさんでお馴染みの東村山市というところで、東京都の多摩東部に位置します。

4年ぶりの大雪に見舞われ、雪に不慣れな首都圏はパニック状態でした。

その影響は、とくに高速道路や幹線道路で大きく、関東や東北で集乳できないなどの余波を与えました。

そしてこの大雪の頃から最強クラスの寒波に見舞われ、都内でも氷点下3度を連日記録するなど、私の記憶にあるかぎり一番の冷え込みを迎えています。

この寒さの影響もあって、なかなか雪が融けきらないのは都内だけではないはずです。

例年以上に寒い今、寒冷ストレスに弱い子牛への防寒対策や飲水施設の凍結防止など、いつも以上に注意してみてください。]

知人のFacebookの投稿では、子牛の飲水用バケツの水がカチコチに凍結し、「アイスプリン」になっている様子もアップされていました。

あと数カ月すると、「暑熱に注意!」とアップするか思うと、時間が経つのは早いな~と感じます。

今年もご愛顧ありがとうございました

写真はイメージです

年の瀬も押し迫る頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。酪農家の皆さんにおかれましては、「年末年始も関係なし!」という方も多いと思い少々恐縮ですが、弊社は昨日、仕事納めをさせていただきました。

畜案法改正によって補給金制度のあり方が変わったり、日欧EPAの大枠合意やTPP11の大筋合意されたことなど、大きな変化のあった年でした。一方で、ここのところ欧州やオセアニアでバター不足という情報も聞きます。海外の情勢も刻々と変化しているようです。以前から「将来はお金を出しても輸入がままならなくなる」と危惧されてきましたが、それが現実味を帯びてきたのではないでしょうか。

このことはより一層、国産生乳の必要性が高まり、酪農にとってチャンスと捉えられるのではないでしょうか?業界団体も「生乳生産基盤の維持・拡大」を声を大にして訴え、それをサポートするメニューも用意しています。例えばJミルクの「酪農乳業産業基盤強化特別対策事業」などです。酪農乳業の関連団体はどこも「増産してほしい」とメッセージを発しています。あとはこのビッグウェーブに乗るか、乗らないかですね。規模拡大だけではありません。乳量増やロスの削減も「増産」につながりますし、底堅い経営を支える基礎になります。

本年も、Dairy JapanならびにDairy Japanホームページをご愛顧いただきまして、ありがとうございました。来たる年も皆様に役立つ情報の発信に努めますので、引き続きご愛顧いただけますようお願い申し上げます。良いお年をお過ごしください。

バーンミーティング

先週、静岡県のA牧場を舞台に行なわれたバーンミーティングを取材してきました。乳房炎コントロールがテーマで、酪農家5名を含む18人が参加しました。写真は快晴に恵まれた2日目に撮影した富士山です。

バーンミーティングでは参加者や講師の皆さんで搾乳の様子を視察したり、牛舎内をくまなく見て回るなどした後に、乳房炎コントロールと乳質向上に向けた取り組みを議論しました。

詳細は1月号で紹介しますが、舞台となったA牧場のJさんは、「皆さんに施設や作業を見てもらい、気づいたことを指摘してもらえたことがうれしい」と言い、第三者目線が入ることで農場の改善が進むことを実感していました。そして昨日、Jさんは「当日皆さんに指摘していただいたことは、即改善しました!」と嬉しそうに電話をくれました。

今回のポイントは、改善に向けたアドバイスを即実行したことに尽きると思います。時が経ってしまえば、「まあいいか」とやり過ごしてしまうかもしれません。今度は改善の成果を聞くことを楽しみにしています。