「牛学術セミナー」開催:株式会社インターベット

2017 年 10 月 18 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:59 AM セミナー開催案内,ニュース

株式会社インターベットは11月、鹿児島県、北海道、東京都で「牛学術セミナー(旧コンセラールセミナー)」を開催する。
【日時】
11月9日:鹿児島会場:かごしま空港ホテル
11月10日:北海道会場:札幌市教育文化会館
11月11日:東京会場:MSD本社(北の丸スクエア)
※いずれの会場も13:30開始予定。
【演題および講師】
『ウシの受胎性-子宮機能からみた受胎性向上-』
岡山大学大学院 環境生命科学研究科 動物機能開発学講座
木村 康二 教授

パーラー25.9%・フリーストール27.0% 北海道

2017 年 10 月 17 日

Filed under: — djito @ 10:06 PM ニュース

フリパラ調査

北海道農政部畜産振興課はフリーストール牛舎およびミルキングパーラーの導入状況を調査する「新搾乳システムの普及状況について」(通称、フリ・パラ調査)を発表した。

今年2月1日現在の道内の搾乳農家数は5784戸。そのうちミルキングパーラーを導入している酪農家は1500戸(前年同期比+3戸、普及率25.9%)、フリーストール牛舎を導入している酪農家は1563戸(同-4戸、27.0%)、両方とも導入している酪農家は1493戸(同+3戸、28.8%)だった。

繁殖成績の改善成果を発表 北海道家畜人工授精技術研修大会

2017 年 10 月 13 日

Filed under: — djito @ 12:15 PM ニュース

北海道AI大会

北海道家畜人工授精師協会は10月12・13日、根室管内中標津町で第73回北海道家畜人工授精技術研修大会を開催し、全道の会員はじめ関係者ら220名が参加した。

シンポジウム「乳用牛のベストパフォーマンス実現における繁殖の問題を考える」では、古山敬祐氏(根釧農試)が「性選別精液の授精適期および新規発情検知システムの開発」、小山毅氏(根釧農試)が「乳牛繁殖管理における子宮内膜炎の重要性」、奥啓輔氏(トータルハードマネージメントサービス)が「繁殖成績改善による生産性の向上」、佐竹直紀氏(トータルハードマネージメントサービス)が「牛群の遺伝改良~種雄牛のもつ遺伝形質の信憑性~」、花牟禮武史氏(ジェネティクス北海道)が「牛の潜在的能力を引き出すには」を講演した。

その後、会員による21題の研究発表が行なわれた。
表彰者は以下のとおり(敬称略)。
【優秀賞】
「繁殖性に関するハプロタイプの有無がホルスタイン種乳牛の受胎率に与える影響」細川隆一(オホーツクNOSAI遠軽家畜診療所)
「低身長授精師の取り組み」中村菜々(本別町農協)
「受胎率向上への取り組み」秋葉貞治(北宗谷農協沼川支所)

【優良賞】
「ミョウバン加生理食塩液による膣洗浄が尿膣牛の受胎成績に及ぼす効果」秋吉珠早(酪農学園大学)
「乳牛における子宮内膜炎の分娩後早期発生予測因子の検討」八木沢拓也(中央NOSAI美瑛家畜診療所)
「八雲町管内における追い移植成績および追跡調査」野崎早織(NOSAIみなみ東部家畜診療センター)

【奨励賞】

「深部注入器内における牛受精卵の位置および最適保温方法の調査」佐藤悠(酪農学園大学)

福岡市に「西日本支社」を開設:ファームノート

2017 年 10 月 3 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:00 PM ニュース

(株)ファームノート(本社:北海道帯広市)は10月2日、福岡県福岡市博多区に西日本支社を開設した。同社は「いままで北海道・東日本を中心に運営を行なってきたが、今回の西日本支社開設に伴い、さらなる事業拡大とサービスの充実を期する」とした。

【概要】
(株)ファームノート 西日本支社       
福岡県福岡市博多区中洲5-3-8 アクア博多5階 

コーンズ・エージーとコーンズ・バイオガス部門が経営統合

2017 年 10 月 2 日

Filed under: — djito @ 6:00 AM ニュース

(株)コーンズ・エージー(南部谷秀人社長)と、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドのバイオガス事業部門(以下、コーンズ・バイオガス)は10月1日に経営統合した。
コーンズ・バイオガスは2008年に、コーンズ・エージーの環境エネルギー事業部と、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドのエコロジー部門が統合し、コーンズ・バイオガスとして発足。バイオガスプラントの設計、施工に数多く携わり、実績とノウハウを培ってきた。
昨今の酪農業界は大型化、経営の効率化が進み、また国策として再生可能なエネルギーの普及・促進を強化しているなか、バイオガスを含む統合的なプロジェクトのニーズが急速に高まっている。そうした情勢の変化にいち早く対応するため、今回の統合により体制の強化が図られる。
統合先は、(株)コーンズ・エージー、北海道恵庭市北柏木町3丁目104-1、TEL 0123-32-1452

自分がされて嫌なことは牛にしてはいけない 十勝子牛研究会

2017 年 10 月 1 日

Filed under: — djito @ 10:25 AM セミナー報告

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十勝子牛研究会(会長・石井三都夫獣医師)は9月30日、音更町で研修会を開催し、生産者や獣医師、関係機関から約50名が参加した。基調講演で、瀬尾哲也氏(帯広畜産大学、アニマルウェルフェア畜産協会・代表理事)が「アニマルウェルフェアの近年の動向」を解説した。

●アニマルウェルフェアとカウコンフォート
アニマルウェルフェアとは「動物福祉」「家畜福祉」と訳され、「快適性に配慮した家畜の飼養管理」を意味する。「五つの自由」(1 飢え・渇き・栄養欠如からの自由、2 不快からの自由、3 痛み・傷害・疾病からの自由、4 正常行動を発現できる自由、5 恐怖や苦悩からの自由)が世界共通認識となっている。

●EUではアニマルウェルフェア食品が一般化
ヨーロッパを中心に近年、アニマルウェルフェアの取り組みが進展し、それに伴い各種のアニマルウェルフェア畜産製品や牛乳・乳製品が一般的に販売され、流通量が増えていることから求めやすい販売価格となってきている。ハンバーガーやフライドチキンなどのファストフードチェーンも、アニマルウェルフェアに対応せざるを得なくなってきている。

●日本でもアニマルウェルフェア認証制度
日本では、アニマルウェルフェアの考え方に対応した家畜の飼育管理指針が畜産技術協会で策定されている(同協会ホームページからダウンロード可能)。
さらに、アニマルウェルフェアを普及し、認証制度を設けて認証食品を消費者が選択できるように、アニマルウェルフェア畜産協会が昨年、設立された。同協会の認証制度は、審査を受け、52評価項目の8割以上を満たすことで認証が得られ、その農場で育った家畜から生産された畜産商品には認証マークを付けて販売できる。審査項目と内容は、同協会のホームページで閲覧可能。

●東京オリンピックで日本のアニマルウェルフェアが注目される
このように、アニマルウェルフェアは国際的な流れとなっており、日本は後進国と言わざるを得ない。アニマルウェルフェアは東京オリンピック・パラリンピックで注目される可能性が高く、日本ブランドをアピールするにはアニマルウェルフェアが必須となる。そのためには、生産者はもとより、と畜施設、家畜輸送方法などでも対応が求められる。
アニマルウェルフェアとは結局、「自分がされて嫌なことは牛にしてはいけない」ということであると瀬尾氏は総括し、日本でもアニマルウェルフェアを普及していくことを提案した。

一段上げて86.4万円 ホクレン初妊牛相場 9月平均

2017 年 9 月 29 日

Filed under: — djito @ 10:16 AM 業界情報

市場09

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の9月集計(速報)が、ホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

9月については、暑熱期を脱し都府県を中心に更新需要が強まったことから、平均価格は86万4000円(前月比3万8000円高・前年比11万1000円高)と一段価格を上げて推移した。

10月については、下牧時期となり出回り資源の増加が見込まれるが、更新需要を中心とした導入需要の継続が予想されることから、強含みでの取引が予測される。

田中牧場(清水町)の出品牛に栄冠―北海道ホルスタインナショナルショウ

2017 年 9 月 24 日

Filed under: — djito @ 3:52 PM 共進会

全道共進会1

北海道ホルスタイン農協主催の「2017北海道ホルスタインナショナルショウ」が9月23・24日、安平町早来の北海道ホルスタイン共進会場で開催された。道内各地区の予選を勝ち抜いたホルスタイン種約440頭、ジャージー種約40頭が一堂に会し、乳牛としての資質を競い合った。
今回のオフィシャル・ジャッジは小椋茂敏氏(上士幌町/酪農家)、アソシエート・ジャッジは田井道広氏(北海道ホルスタイン農協)が務めた。

グランド・チャンピオンに輝いたのは、4歳クラスの1等賞1席でありシニア・チャンピオンでもある、(有)田中牧場(清水町)出品のTMF ナデイル アツト アンナ エコー(父 メープルダウンズアイ G W アツトウツド ET)。オフィシャル・ジャッジの小椋氏は「鮮明さ、流れ、力強い乳房など、まさに理想的であり、文句なしのグランド・チャンピオンである」と講評した。

リザーブ・グランド・チャンピオンは、シニア3歳クラスの1等賞1席でありインターミディエイト・チャンピオンでもある、吉田智貴氏(上士幌町)出品のハツピーライン ダミオン エンジニア ET(父 アーバクレス ダミオン)。

全道共進会2

最優秀賞は香川県の赤松省一さん

2017 年 9 月 22 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:34 PM 未分類

全国農業協同組合連合会(JA全農)は9月22日、都内で第35回全農酪農経営体験発表会を開催した。全国から6名の酪農家が集まり、それぞれの経験を活かした経営ならびに取り組みなどを発表した。
この経営体験発表会は、優秀な酪農経営体験者の経営内容や経営技術などの成果を広く紹介することで、酪農経営の安定・発展につなげることを目的としている。
受賞者は以下のとおり。
最優秀賞
赤松省一さん(香川県)
「地域に根差し、地域と人を動かす。うどんだけじゃない、これが香川の赤松酪農だ。」
優秀賞
手塚佑一さん(栃木県)
「地域と共に歩む酪農経営を目指して」
河田敬貴さん(北海道)
「『十勝』の畑作地帯における酪農の挑戦~家族そして地域とともに~」
宮上徹也さん(熊本県)
「地域分担型酪農~搾乳牛の管理に注力~」
富澤裕敏さん(群馬県)
「我が酪農人生に欠かせない〇〇~21世紀酪農家のmission~」
芳野義康さん(奈良県)
「牛に優しく、人に優しく。アイデアと細やかな配慮の都市型酪農」
なお、富澤裕敏さんは特別賞も受賞した。

第11回全農学生「酪農の夢」コンクールも同時開催された。全国から集まった作品のなかから最優秀賞1名、優秀賞3名が選ばれた。受賞者は以下のとおり。
最優秀賞
酒井太朗さん(愛知県立農業大学校)
「青い将来」
優秀賞
荒瀬愛斗さん(北海道名寄産業高等学校)
「5代目の決意」
園田つむぎさん(大阪府立農芸高等学校)
「酪農の主役を女性に!」
川口春香さん(熊本県立南稜高等学校)
「私の本音」

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決定!日本最高のジェラート職人

2017 年 9 月 21 日

Filed under: — iso @ 10:30 AM イベント

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日本ジェラート協会は9月20日、都内で「第3回ジェラートマエストロコンテスト」を開催した。同協会が認定した11名が「日本のジェラート」をテーマにジェラートを製造し、技量、知識、こだわりを競い合った。
優勝者はジェラートマスモ(栃木県宇都宮市)の布瀬 智子さん。布瀬さんが制作した「梨とフロマージュブラン」は旬の栃木県産の梨を使用し、宮崎県産のへべすで梨の甘味の輪郭を出し、フロマージュブランにつながる味を作ることができたと説明した。
優勝した布施さんは「酪農家の娘として6次産業としてジェラートを始め、ジェラートを開発するのは大好きだ。これからもジェラート業界を盛り上げていきたい」と感想を語った。
審査員でジェラート大使の柴野大造さんは「参加者の実力は皆、拮抗していた。そのなかでも布瀬さんの作品は群を抜いていた。本場イタリアでも通用するだろう」と感想を述べた。

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