新発売 コードレスバリカン「ダイナミック919」 デーリィ商事

2020 年 1 月 16 日

Filed under: — djito @ 9:53 AM 新商品

株式会社デーリィ商事は、頭・背線・乳房など細部の毛刈りに適したバリカン「ダイナミック919コードレス」を新発売した。
【特長】
〇充電時間6時間で約5時間稼働。
〇リチウムイオン電池を使用。
〇オスターやアンデスの替刃が使用可能。
【問い合わせ】
株式会社デーリィ商事
札幌市南区澄川3条4丁目
TEL 011-823-6350 FAX 011-811-1618

宇都宮賞が決定:松岡孝幸氏(下川町)・高橋勝義氏(中標津町)・小椋茂敏氏(上士幌町)

2020 年 1 月 10 日

Filed under: — djito @ 5:54 PM ニュース

宇都宮仙太郎翁顕彰会(北良治理事長)は1月10日、「第52回宇都宮賞」の表彰者を、以下の3氏に決定した。表彰式は例年どおり、同翁の命日にあたる3月1日に札幌市で開催する。

●酪農経営の部=松岡孝幸氏(下川町)
牛舎増築を重ね規模拡大に努め、平成12年には町内初となる経営の法人化を実現する一方、27年にはバイオガスプラントを設置。発電のほか耕種農家の畑を借りてデントコーンを栽培し、収穫後に消化液を散布して畑を返す交換耕作にも取り組むなど、道北地域での先駆的で模範となる経営を展開している。
3年に酪農ヘルパー利用組合の設立に尽力したほか、16年には自給飼料の安定確保や労働負担軽減を目指して、構成員19戸の「有限会社下川フィードサービス」(TMRセンター)を設立。代表として長年運営に関わり、構成員の個体乳量、初産分娩月齢や分娩間隔の早期化には優れた成績を収めている。
現職:有限会社下川フィードサービス・相談役

●酪農指導の部=高橋勝義氏(中標津町)
平成11年に中標津町農協の代表理事組合長に就任し、町民に地元の牛乳を飲んでほしいとの強い思いから、13年にJA中標津乳製品工場で「なかしべつ牛乳」ブランドの製造・販売を開始。職員と組合員が徹底した乳質改善に取り組み、今では全国トップクラスの品質評価を得ている。
28年に根室管内初となる担い手研修機能や酪農ヘルパーの技術支援等を備えた農協出資型法人「株式会社RARA Farm 中標津」を設立。地域の生産乳量の確保と酪農支援体制の強化を図るなど、持続可能で安心して営農できる環境づくりに取り組んでいる。
現職:中標津町農協・代表理事組合長など

●乳牛改良の部=小椋茂敏氏(上士幌町)
乳牛改良とりわけ体型レベルの向上や長命・連産の牛群作りを目指して、牛群検定や受精卵の採卵等に積極的に取り組み、仲間とともに乳牛改良同志会の活動や共進会に積極的に参加している。
牛群体型審査では、EX級5頭、VG級31頭、GP19頭で、その平均得点が85.7点、平均体型偏差値154.3という傑出した成績。これまで50頭のEX牛を輩出している。
認定審査委員として全道B&Wショウおよび全道ナショナルショウをはじめ、道内各地や府県の共進会で数多く審査員を務め、乳牛改良に関する技術の向上や後継者の指導に尽力している。
現職:上士幌町農協・代表理事組合長など

新たなスタートとなる2020年

2020 年 1 月 7 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:42 PM ニュース,業界情報

日本乳業協会など乳業13団体は1月7日、都内で令和2年合同新年賀詞交歓会を開催した。
開会に当たり日本乳業協会の西尾啓治会長は、昨年の酪農乳業界の話題として「昨年もまた自然災害が多い年だった。台風15号では千葉県で大規模停電が発生し、停電が長期化したことから乳業工場の操業停止や酪農家での生乳の廃棄が多く発生した。そのあとも台風や大雨などが立て続けに発生し、一昨年の北海道胆振東部地震でもそうであったように、自然災害がもたらす生乳需給に与える影響がますます大きくなってきている。業界としては自然災害はいつでも発生しうるという認識に立ち事前の対応がこれまで以上に求められる」と述べた。また生乳生産について、「酪農乳業関係者による生産基盤強化の取り組みにより、なんとか4年ぶりの増産を実現できる見込みとなっている。しかしながら都府県における生乳生産は減少傾向。一方で飲用需要は春先の価格改定や消費増税にもかかわらず堅調であり、生乳需給は構造的な問題をかかえている。不足する生乳を北海道から移送しているが、この必要量が年々増加しており、国内の生乳需給はますます不安定化している」とした。
また酪肉近の見直しについて「官民の協力による生産回復の芽が出てきつつある今、酪農乳業の未来に希望の持てる意欲的な基本方針を策定する必要がある。酪農と乳業が連携し牛乳乳製品の安定供給に努めていくことが最も重要。国際化などによる影響もしっかりと見据えたうえで環境の変化にも柔軟に対応し得る基本方針を策定していただきたい」と話した。
最後に「酪農乳業としても今まで以上に生乳から製品までの品質の維持・向上を図るとともに、革新的でわが国ならではの付加価値の高い新商品の開発を図り、消費者から選ばれる牛乳乳製品を生産し続けていく必要がある。2020年は酪肉近の新たなスタートの年。業界としても課題をひとつずつ解決していくことで酪農乳業の持続的な発展と価値向上に努めていきたい」と述べた。

一段値上がり77.9万円 ホクレン家畜市場 12月の初妊牛相場

2019 年 12 月 24 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の12月集計(速報)がホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

12月については、上場の一部が春分娩となり、全国的に導入需要が活発化したことから、相場は一段値を上げて推移した。
※平均価格77万9000円(税込)、前月比6万4000円高・前年比11万円安(税抜比)

1月については、出回り頭数の増加傾向は見込まれるが、上場の中心が春分娩となり、引き続き導入需要の増加が予想されることから、相場は強含みで推移することが予測される。

開催案内 哺育子牛管理をテーマに十勝酪農フォーラム

2019 年 12 月 7 日

Filed under: — djito @ 12:35 PM イベント開催案内

十勝酪農フォーラム2019実行委員会(十勝乳牛検定組合連合会、十勝乳牛改良同志会連合会、十勝農業協同組合連合会)は12月13日に、音更町の十勝農協連家畜共進会場(アグリアリーナ)で、「十勝酪農フォーラム2019」を開催する。
今回のテーマは哺育子牛の管理で、分娩や初乳管理、初乳給与に関する優良事例や技術を紹介する。

子牛死廃事故の実態と優良事例の紹介が行なわれ、ブースでは初乳製剤や子牛保護資材などの最新情報と利用方法を解説しながら展示される。
また、実体験コーナーでは、代用乳の量や温度を実際に計測したり、哺乳ボトルの生菌数チェックなどが示される。

■日時:12月13日(金) 11:00~14:30
■場所:十勝農協連家畜共進会場
(アグリアリーナ:河東郡音更町音更西2線9-1)
■テーマ:子牛管理技術を現場実践から学ぶ パート1
■参加費:無料
■問い合わせ:
十勝農協連 畜産部 酪農畜産課
TEL 0155-24-2536 FAX 0155-25-4680

北海道フリパラ調査 搾乳ロボット導入は299戸・590台

2019 年 12 月 2 日

Filed under: — djito @ 12:36 PM ニュース

北海道農政部畜産振興課は11月27日、「新搾乳システムの普及状況について」(通称、フリパラ調査)を公表した。この調査は平成31年2月1日現在の道内の搾乳農家戸数5467戸のうち、フリーストール牛舎・ミルキングパーラー(搾乳ロボット含む)を導入している全農家を対象に実施したもの。

ミルキングパーラーを導入している酪農家は1561戸(道内搾乳農家比28.6%)、フリーストール牛舎を導入している酪農家は1610戸(同29.4%)、そのうち両方とも導入している酪農家は1551戸(同28.4%)で、前年同期に比べて51戸増加している。

ミルキングパーラーの導入については、搾乳ロボットを中心に増加している。搾乳ロボットの導入戸数は年々増加しており、調査時点で299戸に導入されている(同5.5%)。搾乳ロボット稼働台数は590台で、ミルキングパーラー全体の17.5%を占めている。

開催案内「酪総研シンポジウム」1月に札幌で

Filed under: — djito @ 11:56 AM セミナー開催案内

雪印メグミルク(株) 酪農総合研究所は1月に札幌市で「酪総研シンポジウム」を開催する。
●テーマ:酪農現場のリスク管理を考える~気候変動に備える~
●日時:2020年1月31日(金)13:00~17:00
●場所:第二水産ビル 8階大会議室(札幌市中央区北3条西7丁目)
●講演:
1)「温暖化」どうなる北海道
 志田 昌之(日本気象予報士会 北海道支部 気象予報士)
2)「気候変動が自給飼料生産に及ぼす影響と栽培管理の対応」
 佐藤 尚親(雪印種苗(株) トータルサポート室 主査)
3) 「地域気象情報サービスを活用した自給飼生産」
 佐々木 二郎((有)浜頓別エバーグリーン 相談役)
●参加費:無料、定員250名
●申し込み方法:
 酪総研ホームページ掲載「参加申込書」にてFAXで申し込む。
 http://rakusouken.net/ FAX 011-704-2417

値下がり傾向で70.9万円 ホクレン家畜市場 11月の初妊牛相場

2019 年 11 月 30 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の11月集計(速報)がホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

11月については、引き続き出回り頭数は増加傾向となったが、夏以降の初妊牛価格の値下がりにより全国的に導入需要が回復したことから、相場は保ち合いで推移した。
※平均価格70万9000円(税込)、前月比1000円安・前年比14万4000円安(税抜比)

12月については、上場の一部が春産みとなり導入需要の増加は見込まれるが、引き続き出回り頭数の増加傾向が予想されることから、相場は保ち合いから強含みで推移することが予測される。

乳房炎用ワクチン「スタートバック」の効果を検証 共立製薬

2019 年 11 月 26 日

Filed under: — djito @ 11:39 PM セミナー報告

共立製薬(株)は11月25・26日、北海道帯広市と札幌市で、乳房炎用ワクチン「スタートバック」発売3周年「フォローアップセミナー」を開催した。獣医師、酪農家、関係機関など約250人が参加した。
初めに「スタートバック」を開発したヒプラ社(本社スペイン)が会社紹介、そして「スタートバック」の特長を紹介し、その後、3題の講演が行なわれた。

●搾乳衛生をきちんとしたうえでワクチン接種を
スペインで乳質改善コンサルティングを手掛けるオリオール・フランケサ・オラー獣医師は「黄色ブドウ球菌による乳房炎に対する農場での乳質対策」と題し、自身が行なっている黄色ブドウ球菌対策の重要ポイントを詳しく解説した。黄色ブドウ球菌は搾乳時に伝播することから、搾乳手順として、前搾り方法、タオルやライナープラグの洗浄消毒、ポストディッピングの重要性を語り、またミルカーの真空圧の変動と過搾乳、ミルカー洗浄の実態を紹介した。これらがきちんとできたうえで、ワクチン接種や淘汰プログラムを実施すべきであることを強調した。

●体細胞数優秀農場でも効果あり
酪農学園大学獣医学群の安藤達哉准教授は「ホルスタイン種乳用牛群における乳房炎用多価不活化ワクチン(スタートバック)の使用効果」と題して、一農場における調査結果を報告した。その農場は経産牛100頭、平均乳量1万2520kg、平均体細胞数11万と好成績を維持している。2018年7月から「スタートバック」を用法・用量どおり(分娩予定45日前、10日前、分娩52日後)接種開始した。ワクチン接種により、細菌検査件数およびバルク乳体細胞数は減少、1日1頭当たり乳量は0.8kg増加した。費用対効果は、乳量増加(100頭ぶん)で年間237万9000円売上増、ワクチン代などで60万円支出、差し引き177万9000円の収入増となる試算を示した。

●クラブシェラ乳房炎でも効果あり
かごしま中部農業共済組合の検崎真司獣医師は「クラブシェラ乳房炎に対するスタートバックの効果と甚急性乳房炎の診断および治療について」と題して、一農場における使用事例を報告した。その農場は経産牛50頭、フリーストール飼養で、通路に敷くモミガラを石灰消毒してもクラブシェラ乳房炎が多発していた。どの季節、どの泌乳期でも発症していたことから、一斉接種(分娩日、分娩後28日目、90日目、その後は90日間隔で追加接種)を2016年10月から開始した。ワクチン接種により乳房炎発生率の低下が認められ、診療費が減少し、出荷乳量は増加し、費用対効果が認められた。

※詳報はDairy Japan 1月号で。

第22回護蹄研究会学術集会開催案内

2019 年 11 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:11 AM セミナー開催案内,業界情報

護蹄研究会は来年2月、都内で護蹄研究会学術集会を開催する。
詳細は以下のとおり。
 日時:令和2年2月29日(土)13:00~17:00
        3月 1日(日)9:00~12:00
  場所:日本獣医生命科学大学
(〒180-8602 東京都武蔵野市境南町1-7-1)
参加費:5,000円(年会費含む)
※現在一般演題募集中!
【一般演題お申し込み先および問い合わせ】
護蹄研究会事務局 大下克史(NOSAI広島北広島家畜診療所)
E-mail:oochan@krf.biglobe.ne.jp
携帯電話:090-7999-1734

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