乳用牛への黒毛和種交配は27.6%(平成24年1から3月期):人工授精師協会公表

2012 年 6 月 22 日

Filed under: — admin @ 5:08 PM ニュース

6月22日、社団法人日本人工授精師協会は、平成24年1月から3月期までの黒毛和種の交配割合を発表した。

それによると、全国平均で27.6%(前年比0.3%増)。北海道は16.5%、都府県は39.5%だった。

黒毛和種の交配率は平成18年に全国平均が33%(うち都府県は44.6%)とピークになり、その後漸減してきたが、同22年7月から9月期に30.6%となり、いったん下がったものの、今回やや上昇した。

黒毛和種の交配率が搾乳牛の全国生産量に影響を与えるのは、妊娠および育成期間を経た3年後となる。(文責:関東支局)

今年も始まりました

Filed under: — maetomo @ 5:44 AM 未分類

今月上旬には十勝管内の鹿追町で牧草収穫が始まりました。
これを皮切りに各地で収穫開始または収穫準備に忙しくなってきた頃ですね。
今週は根室管内の別海町ならびに中標津町に足を運んでいます。
北海道根室振興局によれば、
一番草の生育は平年並み(6月15日現在)ということです。
また、デントコーンについては、生育が低温のため、
こちらは今のところやや遅れ気味とのこと。
別海町の酪農家さんは、
「最初はやや出遅れた感はあったけど、ここにきてグッと伸びてきた。
あとは急激な伸びで成分的な部分がどうなるか気になる」とのことです。
また、「早く雨が上がって、来週からスッキリと畑に入りたい」
とウズウズ感が伝わってきました。

北海道農政部によると、全道的には牧草もデントコーンも、
宗谷・日高・根室によって多少差はありますが、
平年並みに生育しているとのことです(6月15日現在)。

※農繁期に突入するにおいて、機械の調子を整えることが大切になります。
Dairy Japan7月号の付録DVDでは、「トラクターのセルフメンテナンスについて」
を取り上げていますので、ぜひご覧ください。

栃酪乳業がWFP「未来へ結ぶ」キャンペーンを開始:6月は牛乳月間

2012 年 6 月 19 日

Filed under: — admin @ 10:26 AM キャンペーン,ニュース

栃木県宇都宮市に本社のある栃酪乳業は、6月15日から7月15日まで、「未来へ結ぶ」キャンペーンを行なっている。

これは、昭和32年から学校給食牛乳とかかわってきた同社が、WFP(国連世界食糧計画)の学校給食プログラムを支援することで、世界の子供たちが健全に成長することに協力するもの。

インターネットにある同社ホームページのキャンペーンに、
1 「いいね!」をクリックすると1給食
2 応援コメントを書いていただくと1給食
3 同社商品と一緒に写っている笑顔の写真をメールすると1給食

の3つの応募方法があり、上記1点につき一日1給食相当30円が、同社からWFP「学校給食プログラム」に寄付される。
酪農乳業界だけでなく、世界の食料問題まで視野を広げた取り組みだ。

栃酪乳業は、250余名の酪農家組合員を擁する栃木県酪農業協同組合を母体とし、牛乳、乳飲料を製造し販売している。県内全域の約1万3000頭の乳牛から搾られた、新鮮で安全な生乳で商品がつくられている。(文責:関東支局)

*WFPホームページ  http://www.wfp.or/jp
*栃酪乳業ホームページ http://tochiraku.jp/sp/campaign/cp1205a

第7回食育推進全国大会で、酪農と牛乳乳製品をアピール:「6月は牛乳月間」

2012 年 6 月 16 日

Filed under: — admin @ 5:27 PM ニュース,業界情報

毎年6月の「食育月間」に、内閣府は農水省、厚労省をはじめ、地方行政、関係組織等らと、「食育推進全国大会」を開催し、食育について国民への直接的な理解促進を図っている。

第7回大会は、東日本大震災の被災地との食のつながりを実感すること、食の楽しさ・喜びを体感すること、開催地らしい食を発信することをコンセプトに、食育への関心を高める「食のフェスティバル」を6月16日、神奈川県横浜市内で開いた。

会場は、はまぎんホールとパシフィコ横浜展示ホール。鼎談「食の大切さをあらためて考える」、「パネルディスカッション」、「講演」、「料理教室」、全国各地の食育活動のパネル展示のほか、

行政・学校・栄養士会・医師会などを含め、160以上のブースで即売やプレゼンテーションが行なわれた。また、東日本大震災や竜巻などの被災県の特産品が販売され、終日、多数の参加者で賑わった。

酪農乳業は、日本乳業協会、農畜産業振興機構、明治、森永がブース展示を行なったほか、「牛乳月間」の取り組みの一環として、野外会場に関東生乳販連と酪農教育ファームが出展。手搾り体験、哺乳体験、牛乳消費喚起活動「MILK JAPAN」のPRなどを行なった。大会は17日も行なわれる。(文責:関東支局)

*食育(しょくいく):
国民が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、食について考える習慣、食に関する知識と食を選択する判断力を楽しく身につけるための取り組み。2005年に「食育基本法」が成立。生きるための基本的な知識であり、教育の基礎となるものと位置づけられている。

県民の日にあわせ、牛乳乳製品をPR:栃木県普及協会「6月は牛乳月間」

2012 年 6 月 15 日

Filed under: — admin @ 7:06 PM ニュース

6月15日は栃木県の「県民の日」。
県産農畜産物の展示即売会が、宇都宮市の県庁前広場で開かれた。

酪農では、県牛乳普及協会と酪農青年女性会議が出展。
バターづくり、試飲などを行なった。
今回は6月2日に、同市内の商店街広場で催したのに続き2回目。

栃木県の年間生乳生産量は都府県で1位(平成23年度、農水省統計)で、
栃木県 30万3170トン
群馬県 24万7883トン
熊本県 24万2424トン
千葉県 23万9825トン ・・・となっている。

なお、日本最多の生産農場は茨城県にある農場で、年間約2万2000トン、
同農場グループ全体では3万トン超となる:平成23年度。(文責:関東支局)
 

関東しゃくなげ会開催

Filed under: — maetomo @ 5:26 PM セミナー報告,ニュース

ZENOAQ 日本全薬工業株式会社は6月15日、都内で関東しゃくなげ会第33回研修会を開催した。テーマは「産業動物医療の最新情報!! 繁殖障害の取り組み第1歩」。
研修会では、「牛の発情および発情兆候と授精適期」(東京農工大学獣医学科・加茂前秀夫教授)、「牛の繁殖成績の現状と向上対策」(酪農学園大学酪農学科・堂地修教授)、「1農場におけるF1雌牛をレシピエントとした胚移植成績向上の取り組み」(千葉県農業共済組合連合会・原誠技術副主査)の講演が行なわれた。この中で堂地修教授は乳牛の繁殖成績改善には適切な飼養管理が重要で、そのためには生産者と獣医師のコミュニケーションが大切だと話した。
講演後は、総合討議および質疑応答、従来品に比べて4倍のセレンを配合した新商品「鉱塩セレニクス60TZ」の説明が行われた。

オート・スクレーパー用の「糞尿はね防止パネル」

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

北海道根室管内S牧場のフリーストール牛舎での除糞はオート・スクレーパーです。
そのスクレーパーが牛舎端のピットに糞尿を掻き落とす際、糞尿がはね散って周囲が汚れるのが嫌だったSさんは、
写真の「糞尿はね防止パネル」を考えて特注しました。
これで糞尿がはね散って汚れることはなく、周囲はきれいで衛生的です。
なお、冬の凍結防止のため、パネルはアクリル板で日差しが通るようにしています。

畜産草地研究所が高校生など向けに「サマー・サイエンス キャンプ」を募集

2012 年 6 月 13 日

Filed under: — admin @ 9:33 AM イベント開催案内

畜産草地研究所は「牛肉や豚肉、蜂蜜、チーズといった畜産物は、私たちの食卓に身近な存在。しかし、その恩恵を授けてくれる家畜の牛、豚、ミツバチや発酵食品の製造に欠かせない乳酸菌を観察する機会はなかなかない」として、

それらの機会を提供すると同時に、当研究所が行なっている畜産研究を知ってもらうため、下記内容で高校生など向けにサマーキャンプを開催する。

1:日時 7月25日から27日

2:場所 畜産草地研究所 茨城県つくば市池の台

3:内容
1:「牛の繁殖コース
受精に焦点をあてた実習を中心に、クローン研究や畜産農家の現場で活用されている生産技術について学ぶ。
2:「家畜飼養コース
人が食料として利用できない草からエネルギーを得る牛の消化・栄養吸収のしくみと地球温暖化の関係、飼料の栄養価を調べてみることで、より良い飼養方法について学ぶ。
3:「乳酸菌コース
乳製品の製造実習や抗菌活性の実験により、乳酸菌の種類による違いを観察する。また、ミツバチの腸内細菌(乳酸菌)に着目し最新のミツバチ研究も紹介する。

4:問合せ 畜産草地研究所

5:申込み http://rikai.jst.go.jp/sciencecamp/camp

高校生に牛乳類を使ったお菓子レシピ募集:酪農学園大学

2012 年 6 月 12 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM イベント開催案内

酪農学園大学は「第7回 高校生パティシエコンクール」として、高校生を対象に、牛乳類を使ったお菓子レシピを募集している。
昨年は、株式会社セイコーマートが、表彰されたアイデアのなかから8点を商品化し期間限定で発売した。
今年も、商品化される可能性がある。
所定の用紙にレシピと写真を添付し、6月30日(土)までに郵送する。
詳しい応募方法はホームページ(http://www.rakuno.ac.jp)へ。

平成23年度酪農全国基礎調査結果をHPに公表:中央酪農会議

2012 年 6 月 11 日

Filed under: — admin @ 9:37 PM ニュース,業界情報

社団法人中央酪農会議は11日、同会議ホームページに平成23年度酪農全国基礎調査の結果を掲載した。

調査は平成23年8月1日時点で得た回答を分析したもので、全国3000農場を地域別に割りふり、任意アンケートした。

調査は「生乳の需給・流通構造並びに必要な政策的支援を方向付けるため、酪農経営の実態を明らかにするとともに、指定団体等による課題解決に向けた取組みに資するため、酪農家の経営計画(意向)を把握することを目的として実施した」としている。

詳しくは同会議HPからダウンロードできる: http://www.dairy.co.jp/

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