ふっかふか

2012 年 9 月 21 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

 

十勝管内のT牧場で、朝のベッドメイクが終わったところです。
敷料の麦稈をこんなに豊富に入れてもらって、牛達は気持ち良さそう。

T牧場は、経営戦略の一環として、家畜市場から安価な牛(平均10万円ほど)を
購入してきて子を産ませ、そして搾ることにも取り組んでいます。
安価な牛とは、廃業する牧場から出された牛や長期不受胎牛、
肢蹄に支障のある牛などです。

導入後(隔離検査後)、まず治療して、繁殖能力を回復させることから始まります。
だからカウコンフォートには、とても、とても、気をつかっています。

このようしてT牧場は、乳牛としての生産寿命を延ばすことに貢献しています。

さらに詳しくはDairy Japan 10月号の特集をご覧ください。

省資源・資源循環型の畜産に関する情報交換会:畜産草地研究所開催 のお知らせ

2012 年 9 月 20 日

Filed under: — admin @ 5:02 PM イベント開催案内

畜産草地研究所は、下記内容で韓国の研究者らを招き、有機畜産に関する情報交換会を開く。

1:日時 10月12日(金) 午前10時から午後5時15分

2:場所 畜産草地研究所 那須研究拠点

3:趣旨
省資源・資源循環型の畜産物生産技術は消費者の健康志向や国土・環境の保全といった社会的なニーズにも応えた技術であり、TPP参加が検討されている我が国において畜産物の差別化手段として早急に検討する必要がある。韓国においても、諸外国とのFTA締結に対応して国産農産物の差別化を推進している状況にあり、その方策の一つとして、有機農業の推進があげられている。そこで、韓国の畜産情勢や有機畜産に関する情報を得るとともに、我が国の畜産物の差別化手段としての省資源・資源循環型の飼料生産技術の有効性などを検討する。

4:内容
・圃場見学(畜産草地研究所内の圃場等の見学:10時00分から12時00分)
・話題提供(13時00分から16時30分)
「韓国における酪農業の現状と今後の展開」
韓国国立畜産科学院酪農研究課 Dr. Kwang Seok Ki
「韓国における有機飼料の生産・利用の現状ならびに有機畜産の事例」
韓国国立畜産科学院草地飼料課 Dr. Young Chul Lim
「山田牧場における有機酪農への取り組み」
株式会社 山田牧場 代表取締役 山田照夫 氏
「リビングマルチを活用した飼料作物の無農薬栽培技術」
東北農業研究センター 畜産飼料作研究領
「地域資源を活用した国産飼料100%による牛肉生産技術」
九州沖縄農業研究センター 畜産草地研究領域 山田明央 上席研究員
・情報交換および総合討論

5:問合せ
畜産草地研究所 那須企画管理室 連絡調整チーム 佐藤 智之氏
Tel:0287-37-7243、Fax:0287-37-7132

体外受精卵の生存率向上技術:畜産草地研究所らのチームが発表

2012 年 9 月 14 日

Filed under: — admin @ 8:32 PM ニュース,未分類

9月14日、畜産草地研究所、東京大学大学院農学研究科および秋田県畜産試験場は、健康食品の素材として利用されているL-カルニチンを培養液に添加することで、添加しない場合と比べて、牛の体外受精卵の生産率を32.4%から44.6%へ、凍結保存後の生存率を66.9%から91.0%に向上させることに成功した、と発表した。

その効果は、1 mLの培養液当たり0.6 mgの L-カルニチン(4円相当)の添加によって得られる、としている(培養液1 mLは約200個の牛の受精卵が培養できる量)。 これらの成果により、子牛の生産性向上が期待できると見込まれる。

詳しくは、同研究所ホームページで;
http://www.naro.affrc.go.jp

「牛の絵」子ども達の作品展

Filed under: — maetomo @ 7:31 PM 未分類

北緯40度に位置する酪農の町「幌延町」。
今回は同町の農協を訪問した際にお目にかかった子ども達の絵です。

写真にあるのは、同町農協が主催する「酪農フェスティバル」にて
小中学生を対象とした「牛の絵コンテスト」の入賞者の作品です。
どれも素晴らしく、着眼点がそれぞれ違うのが面白いところです。
審査は、“絵心のある”同町酪農家により行なわれるそうです。

農協職員さんは、「酪農の町として、子ども達には牛とふれあい、
よく観察してもらいたい」とのことでした。

酪農フェスティバルは、毎年7月に行なわれ、今年で3年目。
それ以前は農協が行なう組合サービスの一環だったそうですが、
3年前からは町民を巻き込んだお祭りとして行なっているそうです。
毎年、一般の町民が300人以上集まるそうです。

最優秀賞に北海道・松田浩二さん 全農酪農経営体験発表会

Filed under: — maetomo @ 6:21 PM ニュース

全国農業協同組合連合会は9月13日、都内で第30回全農酪農経営体験発表会を開催した。一昨年は口蹄疫の発生によって、昨年は東日本大震災の影響によりそれぞれ中止となった同発表会が開催されるのは3年ぶり。

発表会で最優秀賞に選ばれたのは北海道の松田浩二さん。松田さんは「Uターン就農は基本に忠実に」と題した発表を行ない、農協職員を12年務めた後に実家の松田牧場に就農した経緯や、粗飼料を中心とした飼料給与体系の確立、個体能力の維持・向上と徹底した飼養管理などを紹介した。

審査委員長を務めた日本大学・小林信一教授は審査講評で「松田さんの牧場は北海道とはいえ傾斜地が多く、立地条件は良いとは言えないが、自給粗飼料を中心とした経営を確立している。またつなぎ牛舎でも搾乳ユニット自動搬送装置を導入するなどして省力化を図っている。細やかな管理、しっかりした管理で乳質も安定し、繁殖成績も良い。発表者の中では所得率も高い」などと最優秀賞に選ばれた理由を述べた。

傾斜牧草地向けの除染用作業機による現地実演会 のお知らせ

2012 年 9 月 13 日

Filed under: — admin @ 9:04 PM セミナー開催案内

畜産草地研究所は、傾斜のある牧草地での除染作業が可能となるロータリを開発し、下記の内容で宮城県および福島県で実演会を開く。

1:趣旨
傾斜牧草地では作業機が転倒する危険性があるため草地更新による除染作業が困難だったが、このたび、無線操縦のトラクターに装着して傾斜地を安全に耕うんできるロータリを開発した。これを利用して傾斜牧草地を除染するための更新作業の現地試験を宮城県岩出山牧場ならびに独立行政法人家畜改良センターのご協力のもとに実施する

参加希望者は、別紙に記入のうえ、9月19日(水曜日)12時までに、畜産草地研究所・企画管理部那須企画管理室・連絡調整チーム宛FAXで申し込む。

なお、申し込みが多い場合には、家畜の防疫管理上、人数制限する場合があり、先着順となる。

2:日時
9月21日(金)宮城県
10月 3日(水) 福島県
13時15分から15時30分 (いずれの日も同じ)
(室内での概要説明と現地傾斜牧草地で開発機の説明とデモ)

3:場所
宮城県 岩出山牧場
(宮城県大崎市岩出山南沢字小池坂西5)

独立行政法人 家畜改良センター
(福島県西白河郡西郷村大字小田倉字小田倉原1)

4:申込み先
畜産草地研究所企画管理部那須企画管理室連絡調整チーム
電話 0287・36・0111(代表) Fax 0287・37・7132

農家のニーズに対応するために、可変径式TMR成形密封装置

2012 年 9 月 11 日

Filed under: — admin @ 6:43 PM ニュース

(独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センターと新農業機械実用化促進(株)は9月11日、(地独)北海道立総合研究機構農業研究本部 根釧農業試験場にて、「可変径式TMR成形密封装置(開発機)に関する現地検討会」を開催し、行政や研究機関、農協関係者、生産者など、約50名が参加した。
検討会では、コーンサイレージの現状や開発機についての講演が行なわれ、その後には実演会も行なわれた。

この開発機は、従来の細断型ロールベーラの、1.高密度梱包が可能、2.梱包作業の自動化が可能、という特徴に加えて、TMRを給飼する各農家のニーズに合わせ、希望に合う異なる直径または質量のロールベールに成形・密封できる梱包装置とすることをねらいに開発された。
上の写真は、(右)大径:760kg設定で成形、(左)小径:直径90cm設定で成形したもの。

今回の検討会において、参加者から寄せられた意見などをもとに、年度内の実用化を目指すとしている。

搾乳ロボット製品化20周年記念イベント「オープンファーム」開催

2012 年 9 月 10 日

Filed under: — admin @ 8:02 PM セミナー報告

(株)コーンズ・エージーは8月31日・9月1日に北海道十勝管内で、レリー搾乳ロボット製品化20周年を記念した世界同時開催のワールドワイド・オープンファームを行なった。
会場となった牧場には特設テントが設置され、レリー社や搾乳ロボットおよび同社の歴史と概要、「アストロノートA4」の基本機能についてのプレゼンが行なわれた。
その後、牛舎に2台設置されている「A4」を見学しながら多種多様な機能についての説明が行なわれ、同牧場で稼働中の「餌寄せロボットJUNO」も紹介された。
栃木県や千葉県からも参加があり、参加者からは「ロボットを間近で見ることができて良い機会だった」「ロボットに興味が湧いた」「楽しかった」といった感想が数多く聞かれた。

酪農経営安定対策事業に311億円 25年度概算要求

2012 年 9 月 7 日

Filed under: — maetomo @ 9:36 AM ニュース

農林水産省は9月6日、平成25年度農林水産予算概算要求の概要を発表した。発表によると25年度の農林水産予算概算要求総額は2兆1727億円で24年度比106.6%となった。このうち酪農経営安定対策事業は311億6100万円となった。

酪農経営安定対策事業のうち加工原料乳生産者補給は223億5300万円で2億1800万円増、チーズ向け生乳供給安定対策事業は87億6700万円でほぼ横ばい。このほか加工原料乳の価格が低下した際の補填助成として加工原料乳等生産者経営安定対策事業、新たな生乳需給安定化手法の開発を支援する事業などが計上された。

牛乳乳製品でメタボ予防 j-milkがリーフレット公開

Filed under: — maetomo @ 8:57 AM ニュース

日本酪農乳業協会(j-milk)は9月6日、「牛乳乳製品でメタボ予防」<気になるお腹まわりもすっきり健康美を目指そう!>を公開した。同リーフレットは「牛乳乳製品摂取とメタボリックシンドロームに関する横断的研究」(2010年)の結果を、女性を対象に分かりやすく表現したもの。

リーフレットによれば、牛乳乳製品を1日260ml以上摂取する女性は、1日100ml以下しか摂取しない女性に比較してウエストは2cm細く、BMIは0.4ポイント低かった。またメタボリックシンドロームの割合は4割低かった。

男性についても同様で、摂取量の多い男性(1日300ml以上)ではメタボリックシンドロームの割合が2割低かったとしている。

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